神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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土台が終わったので
一階の構造材の墨付けをしています
家具や花入れなどを掛け持ちしていますが
大工仕事が本業です
一階妻桁、芯墨のかさを見ています
立っている棒が平行になれば、そこを芯とします
原始的なやり方ですが、これがいちばん堅いです
着々と墨を付けていきます
墨は細くて、良い感じです
しかし、字が汚いんです・・・
一階の構造材の墨付け完了しました
ざっと見渡しても、沢山仕事があります
ホゾ穴に蟻の落し加工
鑿や玄能、鋸の扱いの良い稽古になります
真っ直ぐ切れないと、とてもしんどいので
手鋸に関しては、もう一段階手練になりたいです
一旦、墨差しを置いて加工に走るか
それとも一気に二階と小屋組みを片付けるか
とにかく、まだまだ先は長いんです
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大入れ蟻落しの加工です
大入れの巾をかきとっています
改良版突き鑿を使います
長弘の叩き鑿寸六の柄を取り外して
自作の突き鑿に改良しました
首が太いので力を加えた時に曲がらず
しっかりと仕事をしてくれます
手刻みだと、色々工夫が必要です
ここ蟻の首はとても繊細な部分です
五分鑿の半叩きで、少し斜めに掘ります
そこへ穴挽き鋸を突っ込みます
川の字に挽きまして
あとは鑿でさらえていきます
川の字の真ん中が要です
ここに一本、鋸目を入れておくだけで
仕事がしやすくなります
蟻の首は鎬の突き鑿で
正確に仕上げます
良く効く様に、墨一本分残しておきます
蟻の頭は墨を一本分、取過ぎておきます
胴付の邪魔をしては意味がありませんので
という事で土台の刻み仕事が終わりました
いちばん苦労したのは穴掘りです
昔は穴屋大工と言われる
穴掘り専門の大工もいたほどですから
そんな努力と苦労の上の現在建築です
職人を急かしたり、賃金を削いだりするのは
家屋を建てる上で、大変な危険を伴います
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寒い日の朝いちばん
手鋸を持ちまして
その職人が
今日の仕事の調子を占う一挽きです
墨の芯に注意を払って、挽いていきます
早く身体を温める事ばかり考えていたのでしょうか
そのまま、何気に鎌の首を落してしまいました
ピンチの後は
チャンスと言えば聞こえは良いですが
明らかな失敗ですね
失敗の方が勉強にはなりますが
こんな時は犬親方に相談&スキンシップ
私「犬親方、日向ぼっこ中にすいません」
犬親方「ワン(なんだ)」
冷静に考えて、長さに余裕があったので
墨を付け直して挽回いたしました
余りに可愛い犬親方なんで
抱き込んでみました
ふかふかなので、萎んだ心も温かくなります
鎌切りしてしまった方向だと
大きな節がくるので反対に回して
急ぎで鎌の雄を作ります
仮入れしてみました
何だが調子が安定しない一日
日光浴しながら、昼休憩の睡眠
ベッドは米松材
アメリカンな硬さです
三時の小休憩も犬親方と一座建立
長き道のりでしたが
そろそろ土台の刻みも終盤となりました
来週より、胴差や桁の墨付けへ移行します
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今日の仕事、依然土台の刻みです
追っかけ大栓継ぎです
差し金の特徴を上手に使いまして、墨を付けます
上下、墨の芯をきっちりと刻んでいきます
目違いのここは大きく取っておきます
捻じれ防止の役さえ果たせば、それ良いので
芯墨の確認のため仮入れしてみます
様子を見ながら、じっくりと入れていきます
スライドしながら入ってく感じです
少し堅いようなら、芯のスライドを少し削ります
手直し無しの一撃で上手に入り切りました
持ち上げたり、揺すった程度ではびくともしません
鎌継ぎよりも、もう一段階強固な継手です
2本の土台が合致している間に
墨を確認して
ホゾ穴と蟻の仕口を刻みます
いちばん厄介なのは込栓の穴
手掘りだと難くて、なかなか進みません
暇にまかせて、何とか開け切ります
ここに込栓が入ると
二つの部材が外れる事はありません
胴付の部分はしっかりと付いています
ここが付いていないと、柱芯が狂って
傾きのある家が建ってしまいます
目違いの穴は大きく取っているので
胴付きを邪魔する事はありません
刻みが終われば、取り外して完成です
まだまだ、先は長そうです・・・
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今日の仕事
現場は良く風が通る裏小屋です
相変わらず、手掘りのホゾ穴加工です
いかんともし難く、それでも一つ一つ
妥協せずに掘っています、地味ですが
どれ一つかけても家は建ちませんので・・・
そんな悪戦苦闘のさなか
戦線離脱者が出てしまいました
戦地は土台に六番ホゾ穴
氏名は本家大西の八分叩き鑿
性分はスマートな体格で堅い切れ味
見習いの頃よりの古参者です
共に戦っていた戦友は
浩樹の四角玄能の200匁
鑿がここまで大きく欠けたのは始めてです
余りにも眠っていたので、急激に叩き過ぎて
驚いてしまったのでしょうか
鋼と地金の圧着の鍛え不足でしょうか
良い鑿はしっかりと切れるし、良く欠ける傾向にあります
先陣の重役を担っていた、八分がここで脱落
まだまだ、戦は始まったばかり
八分の叩きは残り四本ありますが
正直、痛いですね
復帰させるにも、相当な手間が費えそうです
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今日の刻み仕事、土台です
オール手仕事なので
当たり前ですが、作事が進みません
しかしながら、木と道具と向き合う
この時間は気持ちの良いものです
ホゾ穴も、なかなか数をこなせまん
機械なら一分ほど、手掘りなら数十分
よい筋トレになります
ティーショットの折、さらに力が入りそうです
巾だけは確認にしています
棒を突っ込んで、真っ直ぐ立っていれば
良く掘れていると言う事ですね
長材と長材をしっかりと、結び付ける
腰掛の鎌継も一組完成
鎌首は勾配になっています
滑りながら落ちてゆき、落ち切った辺りで
強固に合致するという段取りです
道具は使えば使うほど、良さが分かります
手作りの道具も、さらなる工夫が生まれそうです
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新しい現場です、自宅を作ります
手間はたっぷりと取りまして
日頃、出来ない事をしたいと思ってます
つまる所、全てを手刻みの予定です
ホゾ穴も、根気良く手掘り
鑿、鉋、鋸などの手道具を
もう一度、初めから鍛え直したいと思います
まずは、土台の墨付け
木の通りを確認します
捻じれている材は、短材用に切って使います
赤身がはっている材は、水回りにもっていきます
茱萸の木で作った、毛引きを使います
良く滑って、使いやすいです
自作の道具で、何のノルマも無くとことん
仕事をするって、職人として
ほんまに幸せな事です
休憩中は、隣の犬親方と
鑿について談話です
この鑿、良く切れるんだよ
なんて言いながら
熱心に話を聞いてくれます
手刻みは手間もかかるし、とても労が多い作業です
どこまで出来るか定かではないですが
このブログを通して、機械に頼らない
職人の技術や知恵で建てる家づくりの努力を知ってもらいたいです
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久しぶりの外での仕事、建方でした
そんな時に限って、冷たい北風が吹きます
平屋なので、仕事量の半分
レッカーも半日
屋根のむくりは一寸ほどに見えます
梁は栂材です
屋根の上は何時も危険です
足元に気を付けて作業します
屋根が出来上がるまでは、気が抜けません
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栂の木と言えば
栂普請と言われるほど、高級な良材です
構造材から内装材まで
全ての役を成せる多様性のある木でもあります
とても扱い難い木としても有名です
間柱として置いていたのですが
3mの間4㎝ほど曲がっています
持ってきた当初は、曲がっていない様でしたが
癖があれば、いくら削っても
その方向に曲がってしまいます
これでは、壁が曲がってしまうので使えません
床材の栂も曲がっています
わずか2mの床材ですが、とにかく曲がっています
陽疾のある部材なので
曲がるのは当然かもしれませんが
使い難い事には変わりません
陽疾は木目の表情が面白いので
家具などの天板などに利用した方が上策かもしれません
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今日は杉の板材です
巾は6寸[(180㎜)、厚み4分(12㎜)
兵庫県産
外壁にしています
削らず、引きっぱなしですね
杉も色々で
育つ環境で木目も色も変わってきます
白、赤、茶、桃色と色彩豊か
半年も経つと、焼けて
全て同じ色になっていきます
赤身が多く残る板は
湿気が強い北側、水回りが集中する所へ
はれるように、段取りします
サッシの際はしっかりとコーキング処理を施します
例え、雨水が入ったとしても
防水シートとテープが守ってくれます
腰板の裾を切り揃えるのは
このR刃の鋸を使います
朱墨を打って、切り揃えます
ぐるっと家を、半日かけて一周
杉で始まって、杉で終わる
一枚ぐらい、桧が混じっていても
分からない気がしますが
やっぱり、良く見ると分かりますね
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今日のお仕事は、外での水切りの取り付けです
入隅、出隅ともぴったしの仕事です
下から見たら、こんな感じになります
水切り下に腰板を突っ込ませて貼っていきます
上には銅板をかぶせます
銅板を土壁いっぱいまで取り付けて中塗りをします
つまり銅板の上にまた土が乗ると言う事
土壁に雨が当たって、染み込んでも
水は中に入らず、外に切れていくわけです
横の継ぎ目は袈裟型に落としていきます
両方とも柾目なんで、なかなかわかりません
袈裟型に継ぐと、目の錯覚でなお分かり難くなります
しっかり見ると分かる程度です
柱がある辺りで継いでいますが
下から見るともう、全くわかりません
日焼けすると、色も同じになってしまいます
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ただ今、姫路の現場より帰還しました
18時に仕事を終えまして
大渋滞の高速に飛び込んで4時間半、やっと帰宅
高速道路も途中から、大雨のため通行止め
下道も川の橋が決壊なんかで迂回に次ぐ、迂回
抜け道も大渋滞、疲れてしまいました
今日の仕事はLDKの天井ボード貼り
難しい作業ではないのでサクサク進みます
道具屋さんが新しい道具を持ってきました
電池式のピンネイルです
従来のピンネイルはエアーを源としますが
今回は電池です
エアーコンプレッサやホースなどの
準備の手間が省けるのがメリットです
ホースが無いので
何処でも簡単に持ち運べます
18vなので、少し重いです
木片に打ち付けました
動作は少し鈍いですがしっかりと打ち込めます
ちょっとした増改築に最適です
化粧材の取り付け忘れた時に
サクッと作業が出来そうです
これは、欲しいですね
特価のセールまで待つ方が賢明かな
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ここは日本です
何も特別な場所では無くて
建築でも特別な仕様では無くて
普通の竹小舞の壁下地です
昔から、日本の家の壁はこれでした
今、特殊な壁下地として
位置付けされているみたいですね
100件に1件ほどの割合
それ以上かもしれません
現場では、あまりの珍しさに
お歳を召された方々が
まるで昔を思い出すかの様な眼差しで
立ち止まって、見ていく姿を
時々、見る事があります
当然、竹で小舞を編んでいく
手練れの職人も居ません
これも特殊な職人の分類になります
僕の知る限り
播州では、この方1人だと思います
だから、あれも特殊になってしまいます
土です、土壁です
気密性が高い優秀な壁なのですが
土を練る、運ぶ、塗る、乾かす
すごい手間になるし工期も長くなるので
思いっきり、今の時勢に嫌われています
やっぱり、あれも特殊です
入母屋の屋根の瓦葺き
むくりやてりなどの入母屋の独特の曲線を
上手く描ける、瓦葺き職人も特殊なんですよ
普通のこの瓦も特殊な焼きになっているようです
現在の住宅街で、この瓦はまず見ませんし
日本って何なんでしょうか
何処へ向かっているのでしょうか
私は、どっぷりと日本人ですが
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広縁の鴨居と束の取り付けです
束の加工はとにかく手間の手間
短い割に加工が半端ない
縁桁の丸太を上手にひかり取るだけでも
半日かかってしまいますね
ホゾは2枚でございます
あんまり使う事の無い丸のみ
やっぱり、無くては何も出来ません
一日だけの使用でしたがお疲れ様でした
鴨居の方は、蟻加工です
始めはゆるく入って位置が決まる辺りで
グッと鴨居と束を
引き締めあう段取りになっております
仮に入れてみます
きつい場合は、少しずつで良いので
束の首を鑿で削いで丁寧に入れていきます
見た目も隙間無くするのが当然ですが
継手と仕口の方も
きっちりと効く様にしなければなりません
取り付けです
その前に鉋で、削って仕上げておきます
鴨居にしても、束にしても
表裏、側面全て化粧になるので
全ての仕事に少しずつですが
余裕の有る配慮が必要です
綺麗に隙間無く、取り付ける事が出来ました
むくりのアーチも、ええ感じやと思います
束の方も縁桁、鴨居の接地部分と
ぴったりと付きました
裏、外面もOKです
これでやっとこさ
戸締りが出来る様になりました
もう泥棒とか全然、怖くないですよ
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現場が変わりまして姫路で汗流しています
今日の仕事は、床の下地処理です
大引きや根太などの部材を敷き詰めていきます
和室は畳が入るので、大引きを下げます
根太掘りは鑿の感触を確かめながら施工します
この施工、半叩きが有効ですね
最前の現場から間が無いです
勝手の良き刃物はどんどん使います
使い切った後に、何が残るのでしょうか
どんな気持ちになるのでしょうか
鑿、玄能、職人の心意気
シンクロ率100%です
斫り屑が均一になります
大引きが基礎部分に乗らない時は掘り込みます
調子が良い時は一撃です
調子が悪い時はどうにもならないので
家に帰って、反省します
基礎に乗せれる時はきっちり乗せてしまいます
根太を敷き詰めて組は完成です
後は、断熱材と構造用合板です
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今日のお仕事は和室の押し入れです
床柱があるので色々、丸くなりますね
框の取り付けのため鑿で穴を掘ります
ちょっと穴が出来て、掘り込むだけで
全然、強度が違います
杉の框を入れ込みます、反対側の柱も同様に
入れ込んで、床柱側に少し戻します
位置を確認したら、きっちり止めていきます
杉の奥付も取り付けて根太を組みます
根太は何時もより、2本多くしています
材が柔らかい赤松なので増やしました
重い荷物もみんなで持てば軽いはずです
それが思いやりの仕事です
5.5㎜のベニヤを貼って
雑巾擦りをまわって、終了です
明日はクロゼットですね
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今日の神戸南部の天気予報は本格的な雨
大雨に備えて前日に軽トラックの荷台の道具を
塗れない様に屋根のある所に避難させました
けど、一日中曇っているだけで
一滴も雨が降りませんでした
これで、賃金を稼ぐのはちょっと酷いですね
おかげで様で、涼しい中
天井板を貼る事が出来ました
天井材は秋田杉の底目天井
真ん中で150㎜ほど、起くらせてあります
なぜ、起くらせているのでしょうか
梁にかかる部分は、こんな感じになりました
湿気により、梁が暴れる事が気がかりです
割れが大きくなる事も心配ですし
連結している束や鴨居が下がってしまう事も心配ですね
木がこんな物だと知ってる人なら、見過ごせますが
知らない人が見れば、ただのクレームです
建築のデザイン、設計や施工は紙一重ですね
普通に考えて、クレームが出ない住宅が普及します
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久々のお仕事です
暑さがしっかりと、身体に応えます
和室の壁の下地処理です
石膏ラスボードを貼ります
カッターで切り込めば、簡単に切断できます
半日ほどで全て貼り終えました
ボードの繋ぎ目の隙間は、ボードを貼らずに
下地の木を鑿で切り込んで、塗りのとっかかりを作ります
ボードを貼っても良いのですが
小さい切り込みは仕事もし難いですし
ボードに穴が空いてない部分を貼っても意味ないので
良く忘れがちな作業も
気が付いたその時、ついでにこなします
柱の切り込みです
畳の上場が敷居の上場と同じになります
クロゼットの敷居は戸が畳に擦れない様に
10㎜ほど上げています、柱が大きい部分は
畳をカクカクに加工するのは、畳屋さんにとって
難しくて、無駄な手間なので柱の方を切り込みます
今回は柱が大きいので特別にこんな作業がありますが
普段は床柱の、この部分だけです
床柱を据え立てる時に
3分(10㎜)ほど前に出しているので
この作業は当然な事です
前に出す理由は
敷居や床板の丸みの加工をし易くするためです
出面を同じにしても、出来る事は出来るのですが
最前の畳屋さんの理屈と同じ様に
難しくて、無駄な手間なので
職人の所作には、いちいち理屈が有ります
変えない努力と変えてはいけない事
胸にしまい込んで
明日の作業に取り掛かりたい心境ですね
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お盆も近いですが、まだまだ暑いです
早朝の犬も元気に笑顔をくれます
今日は床板の取り付けです
前板は畳と同じ高さに取り付けます
床柱の丸みもうまく鑿で加工します
とりあえず取り付けて、楔で固めていきます
前板で踏み込んで
框を乗せて後板を同時に取り付けます
床下に潜って、きっちり固めていきます
床下の方が地上より涼しかったです
雑巾擦れをまわって、カッコが付きます
和室の方も、天井と壁の下地を残すのみとなりました
もうすぐ完成です、床の種類は沢山ありますので
使い方によって、型を外しても良いと思います
材の種類も沢山あるので
迷ってしまいますが、床柱だけは慎重に選びたい所です
床柱で部屋の印象がほぼ決まってしまいますので
夕方の犬も同じ笑顔を見せてくれました
暑い一日、お疲れ様でした
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今日はとても暑い日でした
お昼を過ぎると住宅街の現場ですが
静寂になります
あまりの暑さで、蝉も鳴きませんし
夏休みですが
子供も外に出て遊んでいません
そんなこんなですが
床の雲板を削りました
雲板、通称織部板です
古田織部大先生が考案された
織部床の廻縁の
下部に取り付けられた板の事を言います
今回は幅は6寸の栂材
もう少し幅が欲しい所ですが
節があるので、ギリギリまで取って6寸です
長期保存のため
削り終わっても、日焼けがとれません
焼けを全てとってしまうと、実が無くなってしまいます
丈夫で美しい木だけに残念です
こんな木ですが
ザッと樹齢が150年は
こえてるのでは ないでしょうか
結構な物ですね
廻縁をサッと加工します
可動式の軸吊りを付けるので
鋸目を入れておきます
織部板、廻縁を取り付けます
ついでに天井も仕上げておきます
天井は杉の網代です
ヘギ板(薄い板)を編んで組んでいきます
明日は床板の施工をしてみます
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床を収める前に、畳寄を取り付けました
レーザー水平機で高さを見ます
以前は、水糸でわざわざ引っ張りながら
高さを見ていました
すごく手間がかかりますし
しゃがんだり立ったりの作業なので
腰を痛めます、腰痛持ちなので
この作業がとても辛いものです
レーザーだと簡単に高さが分かります
畳屋さんより
この作業を盗みました
現場での寸法取りの時に
これと同じ作業をしているのをチラ見し
これは使えると直感しました
ええものはすぐに実行します
盗んだ技術は使って使って
どんどん応用します
長押の雛止めの出面も
レーザーで垂直を出してしまいます
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暑いですが、気にせずサクサク仕事やってます
今日は長押の加工、取り付けです
長押って、基本蛇足ですが
和室の格式によって付ける事があります
真、行、草の一番格式の高い真の和室に必ず取り付けます
逆に言えば真の和室以外なら要らないと言う事です
和室なら何時でも何処でも、長押を取り付けると言う考えは
おかしな事なのかもしれません
迎えるお客様によって、様式が変化しますね
とりあえず、得意のL型メチ加工をします
下準備は雛止めと言われる床柱の止め部分の加工です
ボンド(接着剤)で木口部分に同じ木の割板を貼り合わせます
入隅の加工はメチだけでは
頼り無いので竹の栓を打ち込む様に加工します
鉋で削って、取り付けです
2箇所のL型もきちっと面を拾って ピシッと収めます
仕事が上手く出来ていれば
床柱のL型もキチッと付きます
入隅の方も竹の栓を打ち込んで
ビシッと合致させます
明日は床周りをさわりたいと思います
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今日はとことん暑かったです
内装の現場にたやっとこさ戻って来れました
中は日陰なので、まだまだ外に比べてましです
今日の仕事は廻縁の加工、取り付けです
もう一本、長材が増えて
トンボから竹コプターみたいになりました
見返しは梁材がそのまま化粧で仕上げになるので
廻縁をくっ付ける形になります
地震などの振動で落ちないように
L型にメチを作って、取り付けます
仕事がしっかり出来ていれば
隅部もぴったし付いてくれます
明日は長押の加工、取り付けです
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暑いですが、しっかり仕事しています
PSボードの補助的な棚を取り付けました
プリンターのペーパーなどのあれこれを置く棚です
材はやっぱりタモです
前回と同じように、下地などに絡ませて
気持ちだけでも、しっかりさせます
僕もこのくらいの幅の机が欲しいものです
内部の方はボードを貼ってもうすぐ完成です
この現場は小さいながら随所で工夫しました
お施主さんの何気ない一言から
創意が始まります、知恵が無ければ
他種の職人と相談して答えを導きだしました
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タモの集成材を使って、PCボードを作ります
集成材は木の逆目、純目がバラバラなので
手鉋では仕上げが難しいので
電動のヤスリを使いました
鉋の達人でも綺麗に削るのは難しいと思います
貼り合わせる時に、木目を一方に統一しておけば
美しい鉋仕上げも可能ですが・・・
取り付は一工夫します
柱を少しカキとって
その型にはめ込みます
その方が丈夫かなと思う程度ですが
それが結構、効いてきます
柱にはめ込みながら取り付けていきます
窓の敷居の上に乗って安定させます
下からビスで合致させます
ボード地の長材を取り付けて
もっと丈夫に安定させます
板の幅も60㎝あるので
広々とPCワークが展開できると思います
窓枠を取り付けて
その上部に、別途棚を取り付ける予定です
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