神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日の稽古は茶箱です
相変わらずの月点前
箱を持ち上げたり、置いたり
蓋を左右に移動させたりと
何かと忙しいお点前ですね
先生に侘びのある茶箱を
ねっちりと見せてもらいました
桑地の茶箱です、箱書きは淡々斎
固い値が付きそうな茶箱です
仕事もしっかりとしています
留の蒔絵も、繊細で美しいです
掛合に山野草の蒔絵
つくし、わらび、たんぽぽ、菫
蓋裏にも見事な宇治橋蒔絵
三つ揃うと、良い感じですね
見え難い所も、きっちり仕事されてます
すいません、普通に欲しいです
誕生日プレゼントとか無いかな
茶筅筒と茶巾筒も桑地に蒔絵が施してあります
茶杓は象牙です、呆れるほどの長い
歳月が白を飴色に変えますね
左の若物と比べると、全然色が違います
石州の吹雪も出てきました
14世片桐貞央、これもなかなかです
江戸末期の作品です
軸が変わっていました
白地がとても清潔感があって、好きです
掬水月在手、普通に読みやすい文字です
秋の夜、水を手で掬ってみると
その中に月が映っていると言う事です
ロマンチックですな
花は木槿、藪みょうが、金水引
黄素馨、そして秋海棠です
千寿軒の茶会の花は金水引でした
もう一つの方は多分、雁金草
茶会一つ行くと、その時分からなくても
その後に良い勉強になりますね
ツイート



PR
今日は野暮用で帰宅が遅くなりました
暑さでぐったりしていますが
子習い、所作の基礎練です
畳座が無くても簡単に出来ます
先生に教えてもらった事を思い出しながらの
自己練、写メってもらったら
自分の手の癖が良く分かりますよね
幼馴染の友人が
僕に茶の湯の教えを請うて来ました
茶の湯は師弟制度です
僕は面白い茶を目指しますが
基礎の所作と茶の湯の根っこは
しっかりと教えなければなりません
裏千家の教授者は助講師からです
もう少し、稽古に励めなければなりません
と言う事で練習なんです
練習後の一服
たねやの柚子最中
http://taneya.jp/home/index.html
お茶は椿園の栄の白
軸も秋仕様に変更です
西垣大道のススキ画
千古秋(せんこのあき)
今も昔も変わらぬ秋の状景の意
まだまだ残暑が厳しいですが
心だけでも秋になって欲しいと願います
ツイート



現場が変わりまして姫路で汗流しています
今日の仕事は、床の下地処理です
大引きや根太などの部材を敷き詰めていきます
和室は畳が入るので、大引きを下げます
根太掘りは鑿の感触を確かめながら施工します
この施工、半叩きが有効ですね
最前の現場から間が無いです
勝手の良き刃物はどんどん使います
使い切った後に、何が残るのでしょうか
どんな気持ちになるのでしょうか
鑿、玄能、職人の心意気
シンクロ率100%です
斫り屑が均一になります
大引きが基礎部分に乗らない時は掘り込みます
調子が良い時は一撃です
調子が悪い時はどうにもならないので
家に帰って、反省します
基礎に乗せれる時はきっちり乗せてしまいます
根太を敷き詰めて組は完成です
後は、断熱材と構造用合板です
ツイート



遊び心は大事だと思っています
それは心の余裕で
人生を豊かにしてくれる
物だと思っています
出来るだけ
そんな余裕が近くにある
人生を歩みたいと思います
床前まで
足を進めました
何かあります
青竹の花入を見つけました
切出しの小刀もあります
下から見上げます
花は何でしょう
朝顔の桃色の花です
正面から見て
狗尾草(猫じゃらし)も入ってます
近所の空き地に
無造作に咲いてました
目を凝らして見れば
何処かに遊び心が落ちています
置いてみました、壁にかける方が良いですね
本日、小野の現場大工工事終了
少々、仕事のし難い事もありましたが
無事、怪我なく工事を終えました
お施主様より、一足早く床で遊んでしまいました
ありがとうございました
ツイート



久しぶりの稽古です、3週間ぶりです
お茶の無い生活はリズムが崩れます
仕事もプライベートもトークも冴えません
やっぱり正座して、心を清めないと
今夜は姉さんと一緒です、茶箱の月のお点前
とりあえず、僕は正客の稽古
姉弟子のお点前を観るのも稽古ですね
月点前なんて、全然忘れてるので
姉弟子の月点前2回終わって、僕のお点前
見てるだけでも、全然違いますね
案外、サッと出来ました
姉弟子と師匠に差し上げる感謝のお点前です
お点前が終わって、師匠と3人でなごみを見て談笑
それぞれ趣味嗜好が違うので見方が違います
1人で見てるよりも、さらに勉強になります
お互いに知らない事を教えあう
ギブアンドテイクな関係
久しぶりなので、2ヶ月分たまってました
やっぱり、お茶が好きです
今年の秋は、どっぷり茶の湯に浸かっていきたいですね
大きい鉄砲百合が咲いてます
歌仙草が咲いてます
そろそろ、夏の花も終わって秋の花の先駆け
秋海棠の花が大きくなってきています
夏は思いっきり遊んで、見聞を広めます
秋はしっとりと、広めた見聞の整理です
緩めた帯、しっかりと締めてかかりたいですね
ツイート



今日のお仕事は和室の押し入れです
床柱があるので色々、丸くなりますね
框の取り付けのため鑿で穴を掘ります
ちょっと穴が出来て、掘り込むだけで
全然、強度が違います
杉の框を入れ込みます、反対側の柱も同様に
入れ込んで、床柱側に少し戻します
位置を確認したら、きっちり止めていきます
杉の奥付も取り付けて根太を組みます
根太は何時もより、2本多くしています
材が柔らかい赤松なので増やしました
重い荷物もみんなで持てば軽いはずです
それが思いやりの仕事です
5.5㎜のベニヤを貼って
雑巾擦りをまわって、終了です
明日はクロゼットですね
ツイート



今日の神戸南部の天気予報は本格的な雨
大雨に備えて前日に軽トラックの荷台の道具を
塗れない様に屋根のある所に避難させました
けど、一日中曇っているだけで
一滴も雨が降りませんでした
これで、賃金を稼ぐのはちょっと酷いですね
おかげで様で、涼しい中
天井板を貼る事が出来ました
天井材は秋田杉の底目天井
真ん中で150㎜ほど、起くらせてあります
なぜ、起くらせているのでしょうか
梁にかかる部分は、こんな感じになりました
湿気により、梁が暴れる事が気がかりです
割れが大きくなる事も心配ですし
連結している束や鴨居が下がってしまう事も心配ですね
木がこんな物だと知ってる人なら、見過ごせますが
知らない人が見れば、ただのクレームです
建築のデザイン、設計や施工は紙一重ですね
普通に考えて、クレームが出ない住宅が普及します
ツイート



久々のお仕事です
暑さがしっかりと、身体に応えます
和室の壁の下地処理です
石膏ラスボードを貼ります
カッターで切り込めば、簡単に切断できます
半日ほどで全て貼り終えました
ボードの繋ぎ目の隙間は、ボードを貼らずに
下地の木を鑿で切り込んで、塗りのとっかかりを作ります
ボードを貼っても良いのですが
小さい切り込みは仕事もし難いですし
ボードに穴が空いてない部分を貼っても意味ないので
良く忘れがちな作業も
気が付いたその時、ついでにこなします
柱の切り込みです
畳の上場が敷居の上場と同じになります
クロゼットの敷居は戸が畳に擦れない様に
10㎜ほど上げています、柱が大きい部分は
畳をカクカクに加工するのは、畳屋さんにとって
難しくて、無駄な手間なので柱の方を切り込みます
今回は柱が大きいので特別にこんな作業がありますが
普段は床柱の、この部分だけです
床柱を据え立てる時に
3分(10㎜)ほど前に出しているので
この作業は当然な事です
前に出す理由は
敷居や床板の丸みの加工をし易くするためです
出面を同じにしても、出来る事は出来るのですが
最前の畳屋さんの理屈と同じ様に
難しくて、無駄な手間なので
職人の所作には、いちいち理屈が有ります
変えない努力と変えてはいけない事
胸にしまい込んで
明日の作業に取り掛かりたい心境ですね
ツイート



一日、フルで共箱作りをして
4つが限度みたいです
それ以上は品質を下げてしまうと思われます
一つ一つ、木の目を見ながら
丁寧に仕上げて4つ
今回も秋田杉の柾目の端材
ええ艶やと思います
歳月が経てば、人にさわられて
もっと色艶が良くなると思います
それが木の良さです
真田紐の紺色を使いました
結びも紐通しも、かなり手馴れてきました
虎模様に乾いた、面白い竹です
他に無い、一品です
二股に凹んでいます
多分、地上に出てくる時に
何かしらの圧力が加わったものだと思います
それでも、枯れずに育った
非常に稀な竹です
茶花を生けるのが難しそうな花入れです
ツイート



先日、収獲した竹をさわりました
この世に誕生した物全て
生れながらに、死に向けて一直線です
この竹も例外ではありません
生と死、対極の様に思いますが
この竹を見ていると、両方とも一部の様に思います
一番、注意を払いたい所は
どの面を正面にもってくるか
お客さんに、何を見せて何を伝えたいか
そんな事を考えながら、正面を決定していきます
一重切りにしたかったのですが
割れが良い感じだったので
尺八切りで、割れを残しました
洗って、日陰で乾燥させます
枝を上手に利用した柄杓も
茶の湯に実用にしたいと思いまして、少し考えました
普及の柄杓の勾配と枝付の柄杓の勾配が全く違います
これでは、切り柄杓、置き柄杓、そして引き柄杓は出来ません
バーナーで焙って、根本を曲げる事にしました
焙りながら、ちょっとずつ曲げていきます
水に付けて、乾かしてまた焙ります
数回繰り返すと、良い勾配になりました
成りが悪い物は、蓋置にします
二足枝付蓋置、風炉と炉用です
枝付柄杓を置きます
勾配が合ってるので
座りも良い感じです
案外、安定して使えそうです
切り込んだ花入れを
家に持ち帰って、じっくり見ます
死の釉薬が、竹を土に返そうとしています
竹はまだ生きようと、水を吸い上げますが
青い部分が少しずつ、侵されていきます
興味深い花入れが出来ました
ツイート



加古川に陶芸の体験に行ってきました
前から気になっていた陶芸工房希器さんです
http://kiki-utsuwa.net/
店主は僕と同じ年の若手陶芸家さんです
話を聞いていると、微妙にですが繋がりがあります
知り合いの知り合いは
みんな知り合いみたいな感じですね
何となく話をしながらも
手は休めず作り上げました
初めてにしてはうまい事、形ができました
焼きあがりが楽しみです
体験が終わって、ちょっと休憩
僕が自作した、竹の花入れと共箱で談笑
お互い一方が知らない事は教え合います
探り探りな花入れですが
何点かお店に置いてもらえる事になりました
僕もお茶室などが出来たら
彼の作品を置いて、茶会でも開いてみたいですね
帰りは、彼の作品を見て帰りました
この小さ目の茶碗が欲しいです
ミニ畳の上に乗った
極薄の茶碗でお茶を点ててみたいです
ツイート



今日より、お盆休みに入りました
青年部や茶の湯の行事で
休みもほとんど休んでませんが
今日も案の定、ゴソゴソやってます
竹の収穫に行って来ました
知ってます、竹の切旬は秋から冬です
木の水分の多い時期に切ると
腐敗菌が材を腐らせ、虫が入ります
けど朽ちたら、それも侘びってもんですよね
他に無い、花入れが出来ると信じています
極暑の中、やぶ蚊に遊ばれながらも
使えそうな物選んで切ってきます
虫除けを沢山、吹き付けても
蚊に刺されます、野生はすごいです
垢を取り洗って、乾燥させます
油抜きもせず、普通に放置で乾燥
乾き斑も、逆手にとりたいと思います
馬鹿でかいバンブーは水差しに見立てられそうです
残りは輪切りにして、口の大きな花入れにします
華道やってる友人にプレゼントです
あの大きな竹の先端からは沢山の柄杓がとれました
株の幅がいくら大きくても末は同じですね
島根の玉造温泉にあった柄杓をパクリました
パクリパクリの人生です
パクリも数こなすと、本気になります
ツイート



和室の仕事が終わったので
手道具を鑿巻に終い込ます
終う前に椿油を染み込ませた綿で刃物をふきます
お疲れ様と思いをこめつつ
一本ずつ様子を見ながら収めます
こんなに沢山も要らないと思うかもしれませんが
ちょっとだけ必要とか、これしか無理とか
そんな所が一年に一回程度、出てきます
自ら仕込んだグミ柄も、だんだんと光沢が出てきます
耐水ヤスリ1000で仕上げてるので
手垢や汚れが付きません
沢山ある鑿の一つ大内の鑿が何か変
昔から惜しみなくどんな所にも使っている一本です
地金と鋼が分離してきました
両端はきっちり付いています
中だけが剥がれてきています
鍛えむらがあるからでしょうか
こうなったら、お疲れ様ですね
よう働いてくれました、ありがとうございました
ツイート



イチジクをもらいました
地元の名産でして、特に作らなくても
何時も、何処からか転がってきます
好きな人は、良く食べますね
僕は好きなので3つ4つ、いっちゃいます
夏は暑いけど、それなりに自然のご褒美がありますね
こんなに暑いのに楓が新芽を出しました
なぜでしょう・・・7月の下旬に紅葉して
全て葉が落ちてしまったのですが
http://daikusyokunin.blog.shinobi.jp/Entry/520/
何やら、勢い良く復活してきました
毎朝、もそっと山野草や庭を見回っているのですが
変えた事と言えば、西日が良く当たる所から
半日日陰な場所に変えた事
やっぱり暑すぎるのが原因だったのかな
とりあえず機嫌を直してくれて嬉しいです
「毎日、見てると植物と会話できる」と
良く言われますが本当にそうだと思いますね
このままいくと一年で二度
真っ赤な紅葉を見れる段取りです
ツイート



2週間ほど前より
アパート前の道を挟んで、家が建ち始めました
仕事が終わり、帰宅しまして車から降りて見ます
目で分かるほど、工事が進んでいます
おととい足場とネットが外されました
外璧、瓦、雨樋など全て終わっています
施工が本当に早いです
こんなに急いで、どうするんですか
建材の木材も、そんなに早く成長しませんよ
少子化ですよ、需要も少ないですよ
仕事の取り合いです、賃金の下げ合いです
誰かに辞めてもらわないといけません
そんな時は、とにかく一服です
のんびりしても良いと僕は思っています
こないだのチャリティー木工教室で作った
ミニ畳を使って、薄茶を点てました
めっちゃ、良い感じやと思います
隣にお菓子も置けます
畳ごと手に持ち、お盆に見立てて
お客さんの前に出すなんて、全然ありやと思います
で、最近の共箱つくり
秋田杉も馴れてきました
鉋がけが下手なんで、白太に眉を顰めましたが
かわしながらも、ちょいちょい白を入れています
白太を入れると、赤味の赤も際立ちます
京都で買った、黒楽の小さな茶碗を入れてみます
紙箱よりも、木箱の方が丈夫です
歳月が経てば、光沢も出てきます
よろしければ、お作りいたします
ツイート



お盆も近いですが、まだまだ暑いです
早朝の犬も元気に笑顔をくれます
今日は床板の取り付けです
前板は畳と同じ高さに取り付けます
床柱の丸みもうまく鑿で加工します
とりあえず取り付けて、楔で固めていきます
前板で踏み込んで
框を乗せて後板を同時に取り付けます
床下に潜って、きっちり固めていきます
床下の方が地上より涼しかったです
雑巾擦れをまわって、カッコが付きます
和室の方も、天井と壁の下地を残すのみとなりました
もうすぐ完成です、床の種類は沢山ありますので
使い方によって、型を外しても良いと思います
材の種類も沢山あるので
迷ってしまいますが、床柱だけは慎重に選びたい所です
床柱で部屋の印象がほぼ決まってしまいますので
夕方の犬も同じ笑顔を見せてくれました
暑い一日、お疲れ様でした
ツイート



今日はとても暑い日でした
お昼を過ぎると住宅街の現場ですが
静寂になります
あまりの暑さで、蝉も鳴きませんし
夏休みですが
子供も外に出て遊んでいません
そんなこんなですが
床の雲板を削りました
雲板、通称織部板です
古田織部大先生が考案された
織部床の廻縁の
下部に取り付けられた板の事を言います
今回は幅は6寸の栂材
もう少し幅が欲しい所ですが
節があるので、ギリギリまで取って6寸です
長期保存のため
削り終わっても、日焼けがとれません
焼けを全てとってしまうと、実が無くなってしまいます
丈夫で美しい木だけに残念です
こんな木ですが
ザッと樹齢が150年は
こえてるのでは ないでしょうか
結構な物ですね
廻縁をサッと加工します
可動式の軸吊りを付けるので
鋸目を入れておきます
織部板、廻縁を取り付けます
ついでに天井も仕上げておきます
天井は杉の網代です
ヘギ板(薄い板)を編んで組んでいきます
明日は床板の施工をしてみます
ツイート



床を収める前に、畳寄を取り付けました
レーザー水平機で高さを見ます
以前は、水糸でわざわざ引っ張りながら
高さを見ていました
すごく手間がかかりますし
しゃがんだり立ったりの作業なので
腰を痛めます、腰痛持ちなので
この作業がとても辛いものです
レーザーだと簡単に高さが分かります
畳屋さんより
この作業を盗みました
現場での寸法取りの時に
これと同じ作業をしているのをチラ見し
これは使えると直感しました
ええものはすぐに実行します
盗んだ技術は使って使って
どんどん応用します
長押の雛止めの出面も
レーザーで垂直を出してしまいます
ツイート



真田紐のバリエーションを増やしました
色も多種あります、形状は綿の平紐です
室内保存なので平紐で十分だと思いますが
もっと丈夫にしたいなら袋紐にしたり、絹製の紐にします
今回の花入れ、侘びきいた一重切
紐は古田織部大先生をほんのり思う、オリーベ色
共箱の材を杉にしました
秋田杉の端材です
目が詰まっていて、色艶の良い木です
紐は深海を思わせる瑠璃色と白色の混合
元の現場に戻って共箱、増産中です
道具が揃っているからサクサク作れてしまいます
ツイート



暑いですが、気にせずサクサク仕事やってます
今日は長押の加工、取り付けです
長押って、基本蛇足ですが
和室の格式によって付ける事があります
真、行、草の一番格式の高い真の和室に必ず取り付けます
逆に言えば真の和室以外なら要らないと言う事です
和室なら何時でも何処でも、長押を取り付けると言う考えは
おかしな事なのかもしれません
迎えるお客様によって、様式が変化しますね
とりあえず、得意のL型メチ加工をします
下準備は雛止めと言われる床柱の止め部分の加工です
ボンド(接着剤)で木口部分に同じ木の割板を貼り合わせます
入隅の加工はメチだけでは
頼り無いので竹の栓を打ち込む様に加工します
鉋で削って、取り付けです
2箇所のL型もきちっと面を拾って ピシッと収めます
仕事が上手く出来ていれば
床柱のL型もキチッと付きます
入隅の方も竹の栓を打ち込んで
ビシッと合致させます
明日は床周りをさわりたいと思います
ツイート



今日はとことん暑かったです
内装の現場にたやっとこさ戻って来れました
中は日陰なので、まだまだ外に比べてましです
今日の仕事は廻縁の加工、取り付けです
もう一本、長材が増えて
トンボから竹コプターみたいになりました
見返しは梁材がそのまま化粧で仕上げになるので
廻縁をくっ付ける形になります
地震などの振動で落ちないように
L型にメチを作って、取り付けます
仕事がしっかり出来ていれば
隅部もぴったし付いてくれます
明日は長押の加工、取り付けです
ツイート



疲れ疲れですが稽古行ってきました
今日は茶箱の卯の花のお点前
春は花、夏は卯の花、秋は月、冬は雪と
四季でそれぞれ茶箱点前が変わってきます
久しぶりの茶箱で綺麗さっぱり、忘れていましたが
やってるうちに思い出しました、千利休大先生曰く
「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」
つまり繰り返しが重要という事です
去年できたお点前も
一年経った今、どんなお点前になりましたか
さまざまな経験や体感で少し、所作が変わったかもしれません
同じお点前でも違った風が吹きますね
茶碗は箱に収まる様に小ぶりな物を選びます
棗も小ぶりな平棗です
振出は染付の瓢箪
茶巾筒は紫交趾の六角
書は常夏にもっとこいの瀧です
花は鉄線、歌仙草、小海老草とナデシコです
お土産に金平糖をもらってきました
茶会の招待状もボチボチもらってきました
秋は秋で忙しくなりそうです
ツイート



暑いですが、しっかり仕事しています
PSボードの補助的な棚を取り付けました
プリンターのペーパーなどのあれこれを置く棚です
材はやっぱりタモです
前回と同じように、下地などに絡ませて
気持ちだけでも、しっかりさせます
僕もこのくらいの幅の机が欲しいものです
内部の方はボードを貼ってもうすぐ完成です
この現場は小さいながら随所で工夫しました
お施主さんの何気ない一言から
創意が始まります、知恵が無ければ
他種の職人と相談して答えを導きだしました
ツイート



色々と忙しいですが
京都山崎の待庵に行ってきました
待庵と言えば国宝の茶室
千利休大先生プロデュースの
我が国で現存する最古の茶室です
何処かのブログで
詳しくて分かり易い説明が沢山あるので
特に説明は無しでいきたいと思います
http://www.eonet.ne.jp/~myoukian-no2/index.htm
住職に一通りの説明を聞いて
露地を見ながら、とりあえず旅路の一服
苔の手入れが隅々まで行き届いた綺麗な庭でした
内部の写真撮影は無理なので
基本、外部になります
内部の方は、とにかくミニアムです
ほんまに驚くほどプレミアムなミニアムです
半畳の床を省いて2畳
小さいのですが、なぜか広く感じます
柱面を見せないからでしょうか
畳の大きさは変わりませんが
畳以外の建材が全て小さいのです
鴨居、敷居、かずら石、柱、建具
全部が極端に小さいです
土壁の厚みは1寸1分(35㎜)ほどです
のんびりと、小一時間ほどかけて
しっかりと見てきました
国宝の茶室はあと2つあり
愛知犬山の如庵と京都大徳寺の密庵
如庵は去年に楽しませてもらったので
残すは大徳寺の密庵だけとなりました
公開などは一切無いとなっていますが
多方面から挑戦していきたいと思います
去り際に書院の縁にある
手水鉢を風炉に見立てて、エアー切柄杓
結構な楽しい旅でした
ツイート



タモの集成材を使って、PCボードを作ります
集成材は木の逆目、純目がバラバラなので
手鉋では仕上げが難しいので
電動のヤスリを使いました
鉋の達人でも綺麗に削るのは難しいと思います
貼り合わせる時に、木目を一方に統一しておけば
美しい鉋仕上げも可能ですが・・・
取り付は一工夫します
柱を少しカキとって
その型にはめ込みます
その方が丈夫かなと思う程度ですが
それが結構、効いてきます
柱にはめ込みながら取り付けていきます
窓の敷居の上に乗って安定させます
下からビスで合致させます
ボード地の長材を取り付けて
もっと丈夫に安定させます
板の幅も60㎝あるので
広々とPCワークが展開できると思います
窓枠を取り付けて
その上部に、別途棚を取り付ける予定です
ツイート



カレンダー
08 | 2025/09 | 10 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新CM
[10/24 がふう]
[10/09 がふう]
[09/07 がふう]
[05/06 akitsune]
[03/15 TAKESHI]
[03/06 junko mori]
[07/17 茶筅頭]
[11/21 三介]
[11/16 藤井]
[11/13 三介]
[11/09 てるてる坊主]
[10/26 三介]
[10/24 shigezo]
[09/24 junko mori]
[09/14 三介]
[09/10 junko mori]
[09/03 三介]
[09/02 junko mori]
[08/27 三介]
[08/24 junko]
[08/24 junko mori]
[05/11 三介]
[05/11 Uー作]
[03/15 清姫(ハンドルネーム)]
[03/14 三介]
最新記事
(04/25)
(01/01)
(11/09)
(11/02)
(10/21)
(10/03)
(10/01)
(09/28)
(09/25)
(09/23)
(08/26)
(08/18)
(08/17)
(07/09)
(07/08)
(06/29)
(05/31)
(05/29)
(05/27)
(04/24)
(04/21)
(04/13)
(04/12)
(04/05)
(04/02)
最新TB
プロフィール
HN:
みちお
HP:
性別:
男性
職業:
大工職人
趣味:
テニス 茶の湯
自己紹介:
大工職人 吉岡道雄
お家の相談ならお任せ下さい
吉岡建築
所在地:〒651-2404
神戸市西区岩岡町古郷1240-1
Tell 078-967-0827
E-MAIL bontenmaru1101@leto.eonet.ne.jp
WEB SITE
http://www.daiku-yoshioka.com/
お家の相談ならお任せ下さい
吉岡建築
所在地:〒651-2404
神戸市西区岩岡町古郷1240-1
Tell 078-967-0827
E-MAIL bontenmaru1101@leto.eonet.ne.jp
WEB SITE
http://www.daiku-yoshioka.com/
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/23)
(10/02)
(10/22)
(11/03)
(02/21)
(03/04)
(03/08)
(03/14)
(04/15)
(05/13)
(06/23)
(06/25)
(07/02)
(07/05)
(07/29)
(07/31)
(08/02)
(08/05)
(08/08)
(08/11)
(08/18)
(08/21)
(08/22)
(08/28)
(08/30)