神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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寒くなってきました
そんな時はお茶を飲むと温まります
熱めの湯を入れて、点てます
大ぶりの織部と志野茶碗で二服もらいます
ホトトギスも、もう終わりです
来年、また綺麗な花が咲いてくれる様に見守りたいと思います
秋明菊も綺麗に咲いてます
田圃の畔で見つけた野菊
こんなんも、終わりですね
これからは、炉の茶花がメインになってきます
虫食いの葉の西王母
葉がとても大きいので、一品だけにしました
こっちの西王母も葉が大きいので一枚にしました
更紗忍冬も、温かいせいか
花を付けていました
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友人カップルと焼き肉行きました
最近、夕方より体調が優れません
お昼を過ぎた頃より、身体が熱くなり
集中力が途切れてしまいます
ただの疲労だといいですが・・・
そんなんで、精を付けようと焼肉ですが
若い奴には敵わず
30をこえると、肉もあまり食べれません
あっさりの豚と野菜メインです
とりあえず、ご飯を多めに頂きました
元気に、一週間の乗り切りたい所です
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庭の手入れと、庭木の剪定をしました
11月も中旬なのに
汗が普通に出るほど暑いです
暑いので、アマガエルも八手の葉で休憩中
そろそろ冬眠の準備しておかないと
急に寒くなると思いますよ
どんぐりがなってます
姥目樫は備長炭になる木ですね
乙女椿が咲きました
一時、虫が葉に沢山付いて
弱りましたが、手入れをしてるうちに
また綺麗な花を咲かせてくれました
西王母はまだまだ楽しめます
季節外れに大根草が咲きました
万両の実、鵯に食べられてラスト一粒
黄色の千両も、もうじき食べ頃です
こないだの挿し芽は・・・
はっきりと、見えてきました
一本、新芽が出てきました
大根草と棗の照葉を使って
虎柄の花入れに生けてみます
棗の黄葉、綺麗です
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竹の花入れが続々です
今日は8つが立候補
これは油抜きした竹を使いました
油抜きも、しっかりと覚えて
手にしてしまい所ですね
半枯れの竹の端材も、何とか利用
竹も環境によって、右に曲がる
青竹の一重切り
一日2つほど出来ますね
バーナーで油抜きした竹、うまく油が抜けきれず
模様が斑になりました、それも逆手にします
これも半枯れです
頭を長くしてみました
花窓を深く切過ぎてしまいました
なかなか、スマートな窓にならないので
削いで、平面にしてみました
失敗が、新たな形を創造させます
それぞれに銘、募集中です
良ければ、良いお名を付けてください
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今日は杉の板材です
巾は6寸[(180㎜)、厚み4分(12㎜)
兵庫県産
外壁にしています
削らず、引きっぱなしですね
杉も色々で
育つ環境で木目も色も変わってきます
白、赤、茶、桃色と色彩豊か
半年も経つと、焼けて
全て同じ色になっていきます
赤身が多く残る板は
湿気が強い北側、水回りが集中する所へ
はれるように、段取りします
サッシの際はしっかりとコーキング処理を施します
例え、雨水が入ったとしても
防水シートとテープが守ってくれます
腰板の裾を切り揃えるのは
このR刃の鋸を使います
朱墨を打って、切り揃えます
ぐるっと家を、半日かけて一周
杉で始まって、杉で終わる
一枚ぐらい、桧が混じっていても
分からない気がしますが
やっぱり、良く見ると分かりますね
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桧の板材をはりました
巾は4寸(120㎜)
厚みは5分(15㎜)
桧も色々で、産地によって
表情や香りも異なります
継ぎは斜めに継いでいきます
目違いは鉋で削って、仕上げます
板をはる途中、釘をしまう時に
変な音がして
何かが目の前を飛んでいきました
ん、なんでしょう・・・
まさかと思い、玄能を見ると・・・
かけてる、浩樹の玄能がかけてしまいました
しっかりした鍛え方で定評のある鍛冶屋さんですが
あたり所が悪かったのでしょうか
どうしましょう、このまま放っておいたら
かけから錆が入りそうです
黒染めでもしてみましょうか・・・
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今日の稽古
炉、棚無しの初炭のお点前です
近頃の、急な寒暖の差によって
身体は絶不調ですが
そんな時こそ、踏ん張って行きたいです
図に乗って
2回連続で、稽古を付けてもらいました
膝がガタガタです・・・
炭の稽古が終わって
長緒のお点前を久しぶりにしました
大海の茶入と長緒の仕覆の扱い
チェックはそれだけですね
杉棚を使いました
棚も、久しぶりです
今日の主菓子は可愛い柿です
花は西王母と令法
季節が遅れているせいか、綺麗に紅葉しない令法
稽古が終わって、敷板の勉強です
お点前の稽古だけでは、なかなか上手なれません
物事の根っこを探ったり、その現場に行ったり
道具を自分で作ったりして、初めて
さまざまな疑問が生まれてきます
真、行、草の敷板
それぞれに作りが違うし、花器も変わります
草でも、家元の箱書きがあるような花入れと
そうでない花入れの敷板は異なります
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茱萸の木を移動させています
ボチボチと集めまして、これだけ増えました
切り取りをした日付を記してあるので
どれだけ寝かしているのかすぐに分かります
真っ直ぐな物は突き鑿や掛矢
芯去りの大物は鉞の柄にします
管理は皮を剥いで、割れそうな節や板目に
接着剤を付けて、日陰でひたすら乾燥です
叩き鑿も移動
木箱で保管してるので、鑿が綺麗です
久弘の大追
曲がった茱萸も短く切って、鑿の柄にする事ができます
茱萸の木も切ったからには、とことん使いきります
こないだの半突きも完成させました
最終的に耐水ペーパー600で仕上げます
光沢が出ます、手垢が付かなくなります
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美術館の方に戻ってきました
橡の木茶屋・・・
茶席はここのようです
雨が強くなってきました
外観は石積みの山小屋みたいな感じです
杉皮のせり出した部分が床ですね
腰掛待合はここ
雨で濡れて、座れません・・・
夏はひんやりして、気持ち良さそうです
綺麗に咲いた石蕗を横に見ながら、手と口を清めます
この柄杓は、作った事がありますね
ええ感じの曲がりです
蹲踞の中に、照葉が一枚と雨の波紋
雨の日も、一期一会と言う事でしょうか
亭主は地元大山崎の陶芸家の山崎正裕さん
とても熱心に山荘や加賀正太郎の話をしてくれました
実は、この山荘を取り壊して
この土地にマンションが建設される計画があったみたいです
それを食い止めたのが、地元住民の反対運動
その後、京都府の協力を得たアサヒビールがこの山荘を買い上げ
アサヒビール大山崎山荘美術館として再生したようです
日本の文化保存に理解のある京都府
その辺りは西宮の数寄屋料亭播半と大きく異なります
なので、山崎さんにとって
ここで開催される茶会は、とても思い入れがあるようです
そんな一席に座れるなんて、運が良い事です
しかも、この橡の木茶屋は登録有形文化財に登録されていて
内部は一般公開無し、この茶会が特別な公開でした
窓から見える景色は山紅葉です
窓を覗き込めば、庭の池が見えます
作庭は加賀正太郎本人、そんな配置にしたんでしょう
向こう側に見えるのは安藤忠雄のコンクリート
コンクリートの先には、どんな景色が見えていたのでしょう・・・
さっきから気になっていた、この机
木の楔や、四角の穴があります
木船の側面のようです
屋根裏は、船底天井
名栗の梁の曲線が綺麗です
中は船小屋の感じがします
下から見上げると、座の部分がせり上げってます
こっちから見ると、数寄屋です
この茶室は舟に見立ててあるのでしょうか
庭の池に反転して映ると、まさに屋根が船底になります
何となく、そんな気がしますね
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これから、京都大阪へ出かけるので
朝のうちより、ブログを書きます
半枯れ成らぬ、片身変わりの孟宗を使います
わざわざ、土を掘りおこしてまで狩った竹
良く映る様にと考えると
どこで切るか、どこに窓を設けるか
ここがいちばん悩みます
とりあえず、根本は尺八切りにします
表情が豊かなので、節を飛ばして
綺麗に洗って、そのまま使います
物が立つように、割りばしや小枝を使って工夫します
見栄えが悪い葉や重なる枝も切り落とします
名も知らない、雑草を生けてみます
予想した通り、大物が似合う
尺八切りとなりました、銘は隣の生垣
末の方も、まだまだ花入れに出来ます
竹の形や表情によって、切り方を変えます
一重切りにしました、花窓も広く取りました
株の黒い斑点を蛍の影に見立てて、銘はほたる影
またまた、その末は一重切りにします
あまりの見事なツートンカラーな故
銘が思い浮かびません、銘募集中です
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半枯れの竹を使っての花入れです
半枯れってのも、どうかなと思うので
片身変わりと言いたい所です
茶碗でも片身変わりはあるので
一重切りにしました 銘はレレレ
赤塚不二夫の漫画の天才バカボン
レレレのおじさんの着ているボロの着流しから
そして、その一重切りの上は
二重切りにします、銘は思考中
この前に作った花入れで生けてみます
同じ竹は無いので
色んな花入れが出来きます
生ける花によっても、変化します
同じ花でも、生ける人によって変化します
まだまだ、創作の余地はありそうです
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うちの稽古場も、開炉となりました
炉開きなのに、この暑さ・・・
今日のお点前は、炭の稽古
棚無しの初炭です
炉の初めて稽古は
薄茶濃茶の平点前が一般ですが
そんな事は、あっさりと裏切って
驚かせてくれるのが、うちの師匠の面白い所です
初炭が終わって
濃茶の平点前になります
開炉の11月なのに、この蒸し暑さ
久しぶりの炉の所作の戸惑いも手伝って
背中に変な汗が出ます
今月のは本来無一物
気分入れかえて、白紙で炉の稽古に臨みたいですね
花は西王母と芙蓉柳の照葉
失礼を承知で上から覗き込む
上手く茶花が立つように、小枝で細工をしています
花入れを作ったり、花を育てたり、花を生けたり
すると、色んな所が気になります
稽古の後は、一服です
無作法に自分でサッさと点てます
主菓子は大徳寺納豆が入った
松屋藤兵衛の松風です
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今日も堺押しです、土産編です
奥野清明堂で買った線香と線香立て
線香の一つは師匠へのお土産です
田中元将さんのカップをゲット
アイスコーヒーが似合いそうなカップです
氷を転ばして、カランコロン
畳の間には似合わないか
こっちは茶碗に使います
イメージ通りに茶巾、茶筅、茶杓がのってくれます
薄茶を点てます
茶巾で清めるのも、茶筅の動作も良好です
いちばん、使い勝手の良い大きさです
マンガン系も増えてきました
この手の器は水に浸すと面白い表情を見せます
水と言えば水差しです
お客さんに対して
この水に浸るマンガンを、どう見せるかが
ポイントになってきそうです
陶工が作った物を
綺麗に、上手く見せるのも
茶の湯を学ぶ上で重要な事の様に思えます
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堺の旅、つづきです
商店街の方を抜けまして、その近辺を探索です
堺は千利休、武野紹鴎の古里です
興味深いものが沢山あると予感がしました
近くの菅原神社境内にある紅梅軒に行きました
この茶室は小西行長の建立と聞きました
小西行長と言えば、キリシタン
釘隠しに十字発見
釘隠しに十字架を隠す
大きな権力への抵抗ですね
次は山口家住宅
田辺小竹さんの作品を見に行きました
自称竹工芸師セミプロな僕にとって、良い勉強になりました
茶筅を模った花入れ
取っ手付きの笊
美しすぎて、何も盛れない
潜り抜けたくなります
座ってみたくなるけど無理
こんな曲線が竹で可能なのが不思議です
見応えのある、竹籠の茶室です
どうやってお点前するのでしょう
釜もあるし、茶碗もありますし
あれこれ見ていると
田辺小竹さん本人がやって来て、話をしてくれました
とりあえず入って見て体感して下さいとの事
遠慮無く、入ってみます
二畳ほどでしょうか
釜の向きからして、お点前は逆勝手
となると、お客さんは奥ですね
目線はこんな感じです、客座に座っています
小竹さん曰く、当初は奥が点前座で
手前が客座だったみたいです
変えた理由は、お点前が奥だと見え難いからです
前日に茶会が行われたみたいですが
変更をくらった、亭主さん
逆勝手のお点前、大変だった事が思い浮かばれます
10月のなごり月も終わりです
風炉の茶花、沢山盛ります
竹籠も、また来年ですね
最後は、小竹さんのお弟子さん達による実演
開始時間前に、いちばん見える目の前に陣取ります
見入ってしまって、写真はあまりとっていませんが
すごく手際の良い、仕事っぷりを見せてもらいました
この女性のお弟子さん、作業に入ると
目付きが変わります、短い時間でしたが
とても集中力のある職人と言う印象を受けました
一人前になって、編み方教えてほしいです
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大阪の堺に行って来ました
会場は奥野清明堂です
http://www.osenkou.com/
今日は、香木がメインです
茶道をするなら、香りも重要な一部であります
元の根っこを知らなければ、価値もわかりませんし
炭のお点前も、空点前になってしまいます
ザッとこれだけ並んで、家一軒ぐらいの価値はありそうです
一部でも、欠片でも良いので
分けてもらい、師匠と姉弟子たちと堪能してみたいです
いったい、どんな香りがするのやら
少し歩いて、次に行ったのは
ギャラリー いろはに
落ち着いた感じの空間
田中元将さんが作品を見に行ってきました
Stand Alone Complex
お店の方と、相談した所
宣伝をしてくれるなら、写真OKでました
マンガン釉・・・でしょうか
丹波で見た、陶器の釜を思い出す様な黒
茶碗と建水があります
とりあえず、茶巾で清めるまねとか
茶筅を入れて、振ってみたりと
手に取って、勝手を確かめます
ええ感じで使えそうです
商店街にあった、小さいブース
水墨画です、時は無かったので
サッと流してしまいましたが
もっとしっかり見ておけばよかった
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竹の切旬は秋から冬、竹の葉が落ちるのが頃合いです
竹そのものが、来春の竹の子に栄養を与える準備に入ります
上を伸ばす事よりも下の根を伸ばす事に集中します
という事で、今日は朝一から5時間ほどかけて
枯れた竹を中心に狩ってきました
日中は暑いですが、竹林の中は涼しいです
何があったのでしょうか、勢いよく曲がってます
この時期の林は危険がいっぱいです
入る際の要注意な奴らは
ムカデ、マムシ、スズメバチです
要注意では無いけど、地味に怖いのが藪蚊
土をさわる時は手鍬で、マムシが寝てます
竹を切る時は上に注意、ムカデが落ちてきます
歩く時は羽音に注意、スズメバチが飛んでます
どんぐり発見、全てが腐葉土なんで
樫の苗木も良く育ちますが
栄養が有りすぎて、沢山育ち過ぎるので
相殺してしまいます
過ぎたるは、なお及ばざるが如し
と言った所でしょうか
今日のいちばんはこれ
がんばって掘ります
土に浸かっていた所が黄色で、その上が青
染みになって死にかけている所が茶色、その下が黒
四色です、自然釉ですね
乾いたら、どんな感じになるのか楽しみです
帰って、水洗い
青い所に斑点、根の部分に染み
枯れている所は胡麻が出ています
盛りだくさんで、少しめんどいかも・・・
花窓を大きくして、箔を取り去るのも有りの様です
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土にふれると、昔を知りたくなります
滅多に行かない所に、足を運びました
そういう所に、かえって
ヒントはあるのではないでしょうか
兵庫県立考古博物館
http://www.hyogo-koukohaku.jp/
土器から須恵器・・・
試行錯誤で、今があるのですね
高麗の粉引っぽい茶碗
どんぐりの貯蔵用の壺は
素直に立てば無理やり水差しに出来そう
使いにくそうな道具を上手に使う事は
人間関係にも言える事です
昔の人は小さいです
平均寿命も短いので
勝手な憶測ですが、現在の人の様に
あれこれと悩んでいる暇は無かった様に思えます
建物も見方によれば、面白いです
僕は大工であるし、建築士でもあるので
こういう建築も興味があります
この斜めの階段は妙
上がっているのですが、歩いてる感じがします
展望台までのぼりました
地上10mぐらいはありそうな所まで
蔦がのぼって来ています
この先には、何もありませんでした
茶室があれば面白いですが
何となく、佐川美術館を思い出させる一角でした
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今日は柄入れです
同じ巾の半叩きがありまして
二つもあっても仕方ないので
突き鑿にしてみました
突き鑿も、この巾はあるので柄を少し短くした
半突きなる物にしてみようと思います
懐が無い場面での威力を期待します
何時も通り、手の感触を大事に仕事します
ちょっとずつ、仮入れ
この段階で刃物と柄が真っ直ぐにしておきます
口金の作りは、一回り大きく残しておきます
結局、ここが要ですね
差し込む時が、いちばん面白いです
簡単に入らないは、良い柄入れが出来ている証拠
全てが合致すると
鑿の本来、備わってる切れ味が発揮できます
にしても、この鑿ちょっと汚いですね
柄入れ仕事、承り中です
要望に合わせてお作りします
大概の柄物なら出来ると思います
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柊の木を使って、玄能の柄にしてみようと企んでます
玄能の柄には樫や茱萸が一般ですが、あえて柊で・・・
柊は葉がギザギザで指に刺さる、あの庭木です
庭の剪定の際、切り落した物です
ためしにと取っておいて、一年ほど陰干をしました
表を向けると、こんな感じです
白い木です、大きいので芯去りの半割にします
なぜ、柊かって言うと
祖父が柊を使って、鉋台にしていた所からきています
手に持った感触は、柔らかい感じです
物になるのかは、ためしてみないとわかりません
未知への道は、そうやって開かれるものなんでしょう
こないだ採ってきた茱萸の方は
乾燥が進んで、二回りほど小さくなりました
茱萸の特徴でもある黄色が、乾燥につれて出てきます
茱萸の木でこの真っ直ぐは、かなり貴重な一本です
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今日は青竹を使っての花入れです
身が薄いので、簡単に作れます
一時間の昼休憩、5分で弁当を食べまして
あとの55分はひたすら、こんな物を作ってます
この三つは、全て同じ一本から取りました
同じ竹ですが、見方や生ける花によって
色んな花入れができます
二重切り、虫が入っていたせいか
中身が黒ずんでます
上から下までの白い模様が面白い予感がしたので
正面にもってきました、乾いて青が無くなっても
白い部分は残るので、やっぱりここが表の様な気がします
一重切りにしました、上の黒い穴を表にもってきました
この竹は曲がっているので、それを強調させるために
下の節を取り払いました、すっきりさせました
一重切り、霜割れを表にもってきました
どうやら、ここの割れから
虫が入ったみたいです
下の霜割れのアクセントが強過ぎる感じがしたので
花窓の上を長めに残しました
という事で、バンバン花入れやってますが
仕事もしっかりやってますので
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久しぶりの予定が無い休日は庭の整理です
炉の茶花も、そろそろろ活発になる頃です
侘助の花を美しく咲かせるために
小枝やつぼみを間引きます
間引いた小枝も勿体ないので
挿し芽にしておきます
毎年やってますが、成功するのは
このくらいで、せいぜい2本程度
今年はいくつ生還できるのか・・・経過報告します
余った侘助の葉や雑草も肥しになります
モチノキの落ち葉も集めて、鉢に入れておきます
千両が色付き始めます
寒暖の差がポイントらしいです
秋明菊、綺麗に花が咲きました
ホトトギス、雨が降って、活発に咲いてます
お茶の花、実はすごく綺麗です
お茶と椿の合いの子、炉開き
余った半端な竹は節に穴を開けて
山野草の鉢に利用
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引越しの整理をしています
新しいアパートに畳の間六畳があります
畳やったら、陶器も置きやすいので
一通り置いてみる
生活雑器は全て、手作りです
陶芸家からもらった物や、買った物
沢山、増えてきました
犬山の如庵に行った時のお土産です
尾関作十郎の工房へ、半ば無理やり押しかけて
行った事を思い出します
その時に買った物が茶碗と、この湯呑
犬山焼きらしい、楓の絵付け
この溜まった釉薬を出すのが難しいらしいです
陶器を見ながら、ぐい呑みで薄茶
こうなると、しっかりした片口の茶碗が欲しくなります
とりあえず、畳があるから稽古ですね
「畳が無いから、稽古あまりしてません」
なんて、師匠にはもう通用しない感じです・・・
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久しぶりの香雪美術館です
もう何回目でしょう
かれこれ4、5回は訪れているでしょうか
鎌倉の名門細川家と五摂家の近衛家の血を持つ人
細川護煕さんの作品を見に行きました
あいにくの雨ですが、普段なら
この辺りは、楓の木で綺麗な庭なんです
春は青い紅葉、秋は紅葉と・・・
小粒の可愛い、柿があります
ここの庭には老鴉柿の大木が2本あるのです
大木と言うても1mぐらいでしょうか、チェックポイントです
出る頃には雨も止んで、少し青空も・・・
細川さんの作品については
是非、自分の目で見に行ってください
自分みたいな小人と比べて
家柄、育ち、陶芸、書、農業、顔・・・ほぼ敵いませんが
僕が思う自分の将来、こうなりたいとかこんな事がしたい
そんな全てを、実現している人がこの人です
とりあえず、今日はこの本で勉強
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今日の昼休みも竹でゴソゴソです
面白い一重切りが出来ました
黒錆が残る竹を使います
水洗いをして驚きました
よく見ると、何か模様に見えます
黒染みに浮かぶ黄色の丸
黒染みが雲で丸が月
節の下の青がススキ
そんな図に見えないでしょうか
播州産の黒錆の竹を使って、銘はムーン
模様もさる事ながら
成りもスリムでかっこが付いています
節に残る根も、しっかり有って
切落とすと、見事な丸を見せてくれます
花窓の中も綺麗な白で、黒錆を際立たせます
今回は、ほんまに一品物です
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今日の稽古は茶通箱
水屋仕事が出来る人とは、良くお点前が出来る人の事です
水屋の準備段階で、ちょいちょい戸惑います
大津袋の結び方、すぐに忘れてしまいます
今日も宇宙の五行棚を使っての稽古です
先日の黄梅院の茶会の話で盛り上がりますが
話ながらでも、所作はしっかりとしなくちゃなりません
師匠の話を聞きながらの、お点前は難しいですけど
師匠は話をしながらでも、随時的確に指導してきます
戦いです、まだまだ敵わないですけど・・・
どんなお点前でも、綺麗に見せるコツは手やと思います
特に柄杓の扱いは、女の子の頭をなでる様に
手をなめらかにして、柄をなでる感じにすると綺麗です
ですが、この宇宙棚・・・いや五行棚だけは
いかんせん不自由です
天板の下端と釜の間の短いから
柄杓を置いたり、切ったり、引いたりし難い
どうにか成らないものか・・・
稽古終了です
茶入れは一保堂の青雲、棗の方は日興堂のみをつくし
茶通箱はヤロー蓋、利休好みですね
この茶通箱には、まだ創意の余地がありそうな感じです
寸法はそのままで、木地を他の材にしたりすると
多様性が広がります
竹を使って、丸茶通箱も可能かと思われます
この雪月花の掛け軸、好きです
純白の生地がええ感じです
今日の花はと、丹波の瓢箪の花入れに
秋明菊、台湾ホトトギス、黄素馨、水引そして大毛蓼
大毛蓼と台湾ホトトギス
朝と昼の温度差があれば、綺麗に色付きます
細川さんの個展が御影の
香雪美術館で行われてるみたいです
楽が多いみたいです
京都でも細川さんの先祖の秘宝が展示されてる様です
とりあえず近場の御影の方、今週行ってきます
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