神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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炉の季節が去り、風炉の季節がやって来ました
それは寂しくもあり喜びでもあります
初風炉のこの涼しい季節が大好きです
今まで積み上げてきた事を一旦忘れ初心に帰る事が出来ます
大事な物を外に出すと再び学ぶ心に余裕が生まれます
今日の稽古は棚無しの薄茶と濃茶の平点前
そして棚有りの続きお薄のお点前
思い出しながらも一つ一つを所作を
丁寧に熟す事を今一度、深く胸に刻みます
お菓子はくるみ柚餅子
風炉のなると花も一気に豊富になり
山野草がメインになっていきます
庭の紫蘭満開です
小さな母衣を二つ付けて敦盛草がやっと咲いてくれました
郭公仙翁も咲きました
これからとにかく庭が楽しくなります
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木舞打ちが終わりまして化粧野地板を貼りました
材は兵庫県の杉、上小材です
目で見る面積が大きい天井は
出来る限りあっさりとした材を使いたい所です
板を貼るのにとにかく手間がかかります
木舞が多いので打つ込む釘の数が大量です
ついでに木舞の巾が小さいので掴み難い小さい釘を打ちます
小さい釘は大きな玄能では打力が分散しますので
こんな小さい金槌を使います、ピンポイントな打撃が有効です
一枚貼れば降りて調子を確認、それの繰り返しです
寝転んで見るとこんな感じに仕上がりました
丈夫にしてにあっさりと見せる事が難しいです
軒が深いので少々の雨でもベランダ内に雨水が入って来る事がないです
影も長いので洗濯物を干す時も涼しくて気持ち良いと思います
一階より見あげます、もうひと踏ん張りです
化粧野地の鼻先を切り揃えて
その上に荒野地を貼り付けて大工の作業は完了です
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紅葉の新緑が盛んです、特にこの鴫立沢がお気に入りです
新芽が形や色といい、見ていて飽きません
山紅葉も沢山あります
こっちは桂紅葉
この季節は緑も美しいですが庭仕事が忙しいです
枯葉の撤去と雑草の除去に時を費やします
この紅葉が不明です、細身で赤いのが特徴
掃除をしていると色々と発見があります
山紅葉の子供を見つけました
もう少し大きくなったら鉢植えにして育てたいと思います
冬眠より起きてきたアマガエルも盛んです
よく鳴いています、梅雨が待ち遠しいみたいです
葉の大きい八手に多く潜んでいます
暑いせいか身体が膨らんでいます
縄張り意識は無いのか所によれば集まっています
緑色でも個体差が有ってもおかしくないと思いますが
体色は緑一色に統一されています
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数日前より、少しずつ道具箱を作っています
自作となれば大きさも思いのままで作る事が出来ます
もうかれこれ何個作ったきた事でしょうか
今回の入る物は木槌です
数が増えると専用の道具箱を作る事にしています
釘とボンドを使いながら固めていきます
取っ手も取り付けて形は出来上がりました
ここから鉋で出っ張りを削って蓋の微調整をしていきます
蓋は固過ぎず甘過ぎずといった所でとめておきます
木槌を入れてみました、大きめに作ったのでまだまだ入ります
姥目樫や白樫の原木もあるので違った形の木槌に挑戦していきたいです
きっちりと蓋がしまりました
木製の道具箱は収納や衝撃はもちろん
湿気からも道具を守ってくれます
ただ残念なのは似た様な箱を作り過ぎると
何が入っているか分からなくなるという事です
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今日は絶好の仕事日和で庇も後半戦です
先日購入した朱壷が早速フル稼働
垂木の欠き取りや木舞の打ち付けの墨は朱を使います
木舞桟を打ち付けると軒先の起くりが良くわかります
実際の墨で欠き取っても垂木一本一本の曲が有りますので
とにかく微調整に手間のかかる作業です
垂木の巾をあまり大きくしたくないとなると
垂木の間隔を狭くして数を増やして丈夫します
本数が増えると暑苦しくなります
化粧野地と垂木の間に木舞桟が入る事で
風が通った様にあっさりと見せる事が出来ます
下から見ると段々と形に成ってきた事が分かります
木舞と垂木の角が綺麗に交差しています
庇の上ではやはり手道具が要です
直角の治具を使って手鋸で挽けば作業が早いです
木舞打ちも終わり、明日は野地板を貼って庇が完成します
板金屋さんが来る前にここで一服薄茶を頂きたいと思ってます
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暖かい天気と雨で庭が活気づいてます
アマガエルが冬眠より出てきました
もちの葉を座に、かえって目立つ迷彩柄に変色
花筏という山野草
葉の上に花が咲いたり、実を付けたりします
斑入りの鳴子百合と甘野老
芽が出て一週間ほどでここまで大きくなりました
杜鵑草、花は夏の終わり頃に咲きますが
これからどんどんと伸びていきます
二人静、今春は豊作です
穂先に二本の白い花を付けます
海老根は早い物でもう花が咲いています
開花時期が短いので休憩中や昼食中は
花をを見ながら一時の風情を楽しんでいます
こっちは霧島海老根、額が尖っているのが特徴です
海老根の花も桜の花と同様、一年で一度きりです
一期一会の精神を持って日々を過ごす事の大事を教えてくれます
黒百合の葉が出てきました
先生より分けてもらった物を
数年前に植えていますが咲いたためしがありません
敦盛草が奇跡的に蕾を付けました
これも毎春、葉は大きくなりますが蕾が付いた事がありません
今年はなんとか念願の花を見てみたいものです
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休憩の合間に久しぶりの柄入れやってます
今回は桂を付けた短い突鑿を予定にしています
暑いですが地道にやってます
塵も積もれば山と成る、垂木の打ち付け終わりました
勾配をいちいち確認しながら欠き取っていきます
とにかく足場の悪い場所で要らぬ手間をかけてます
真中で七分ほど起くっています
良く見れば軒先がアーチになってます
三日月継ぎ、綺麗に付きました
下から横から色々な角度から様子を見ます
今度は軒の出を決めるのに悩みます
せっかく調子が出てきたのに明日は雨
木舞桟と化粧野地の木造りやっていきたいと思います
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松の桁が上ったので庇の刻みをやってます
まだまだ続く手道具で作る家作り
新入りの天然砥石の紹介、京都出身です
育ちは大阪茨木のぼり刃物店
さっと袈裟型に切って鉋で削れば加工が容易いですが
新入りの砥石で研いだ鑿の切れ味を試したいが為だけに三日月型に加工
相方も三日月型に加工、良く切れて加工も安易
材が湿気や風化によって縮んでもこの形なら風情があります
毛引きの刃はまたも茱萸で自作の予定
朱墨壺も何時でも使える様に
糸、綿、かるこ、朱墨を用意しました
棟木を取付けまして垂木をながします
三寸勾配ぐらいになったと思います
梁の癖が強いので庇を水平にしようとすると
垂木掘りの際、梁を沢山と欠き取る事になります
真中を峠として両端に下る様に勾配を落としていく予定です
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雨を心配していましたが晴天だったので
みんなで松の梁を上げました
フォークリフトで上げれる所まで上げて足らずは人力です
ホゾに入ると重みで自然に入る様になっています
ここからが難しい所です
垂木の寸法や収まりを決めるのに悩みます
丈夫にしてあっさりと見せるが難しいのです
とりあえず屋根勾配は三寸で仮の垂木を仮置き
地道にやったオール手刻み、芯墨と胴付が合ってると安心します
下から見上げると梁の大きさもちょうど良い感じやと思います
垂木の大きさや勾配、軒の出と色々と確認が必要です
ダイニングキッチンは根太組完了
ベランダの庇が出来たら雨が落ちてこないので
壁内に収まる本棚作り再開です
本筋交いも大体終わりです
竹木舞までの道のりは少しずつ近づいてきています
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続きまして、もう一つの副席である久昌院へ
見事な山紅葉の新緑に時を忘れます
僕は秋の紅葉より春の新芽の紅葉の方が好きです
正式なお茶会で初の正客を任されました
師匠の方々を差し置いて若輩者である僕には余りにも勿体なく
控えながらも所作の美しさに見入ってしまいました
主菓子は胡桃が入った可愛らしい渦巻き
最後の煎茶席は両足院で行われていました
茶室が二つあります、如庵写しの水月亭と臨池亭
この茶室の前の池辺に半夏生が群生しているみたいです
擬宝珠もあちこちに有りますが
ここの擬宝珠の丸みが何とも触り心地が良かったです
煎茶のお点前は初めて見ました
碗も道具もみんな小ぶりで可愛いです
青磁の花入れに牡丹、鉄線、撫子、小手毬に白花の花蘇芳
僕は書が苦手なので得意なお姉さんに教えてもらいます
席が終わっても簡単には帰りません、院の裏手にある中庭を探索
花木に詳しく無い方だと見逃してしまう面白いものを発見
槇の木が立っていますが株の方の葉に違和感を感じました
後ろより見ると槇と異なる棒樫の様な木がひっそりと立っています
槇の株より接ぎ木で増やしたであろうと思われます
得意な建築や花木でお姉さんたちにお返ししていきます
今回の茶会のお土産は袱紗ばさみと薄茶建久の白
戦利品に黒文字とお菓子、杮板寄進のお返しのお香
とても感じ入る事の多いお茶会でした
素晴らしい時を共に過ごせた事に感謝します
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続いて本席に足を運びました、なんと大方丈の屋根葺き替え中です
数年の工事ともなると素屋根も立派で丈夫です
足場丸太も大きいし土嚢袋に砂利を入れて重みを作り強風に備えています
初の四頭茶会です、作法もわからず見よう見まね
広間の壁四方に背を向けてお茶を頂く格好になります
お茶は祇園辻利の建久の白
天目茶碗を手に取り寺僧にお茶を点ててもらいます
方丈の北側にある茶室東陽坊へ
この庇が面白いです、上手く雨水を流す工夫が施されています
軒の一部が蛤の勝手になっています、その分軒も伸びてきています
雨降り茶会の楽しみ方の一つは庭石の変化にもあります
水気を帯びると石の色が変わります
茶室を見る事で茶人や数寄屋大工の心遣いを探るこの作業が幸せです
みんなで考えると分からない事も何となく想像が付いてきます
誰も見ようとしない中潜りも良く見ると一枚物の瓦で葺いています
しかも瓦自体に起りが施されています
一枚一枚職人が合わせながら作った瓦だという証拠です
楽しみしていた〇△⏍乃庭
また葺き替えが終われば改めて訪れたいです
お腹も空いてきたので点心席へ
旬の竹の子と豆ご飯美味しかったです
ここ席にも〇△⏍乃書
少し休憩しましてもう一つの副席と煎茶席に移動します
またまた内容が多過ぎる為に後編に続きます
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先日、京都の禅寺建仁寺の四頭茶会に行って来ました
大工職人でもなく茶の湯も知らなかった学生時代に一度訪れた覚えがあります
その時は足早に見る程度でしたが人というのは色んな事を知ると
同じ場所や同じ人と会っても見解が大きく変わってくる物だと実感しました
今回、お供して下さったのは綺麗なお姉さん方御三人
本席は混み合っていたので先に副席の霊洞院に足を運びました
天気は足元が悪い雨模様でしたが、小雨程度だったので
庭が深みを増してより一層綺麗になっていました
淡々斎筆緑垂烟外柳、お花は牡丹
季節の先取り、長板を使った風炉のお点前
興味深いのは茶道具だけはありません
周りの目をやると下がる違い棚を発見、不安定な物は飾れません
後付けの書院のお蔭で釘隠しが土壁に埋もれる
露地に小さな川があります
日本の家屋や庭はとにかく水の使い方に工夫されています
雨が降る茶会で無くてはなかなか見れない景色です
お茶会の内容が多過ぎる為、本席は中編に続きます
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ベランダの再刻みが完了しました
柱は鉋で仕上げて貫穴も掘りました
わずか一坪の刻みですが色々と手間をかけました
金物を取り付けるより込栓の方が仕事が早いです
横から入ってくるホゾに込栓を絡めて
裏より入って来る手すりの木口にも栓道を作って三位一体にします
手すりのホゾは手違いに入れていきます
ちょっとしたコネでも有れば捩れ防止になります
ここまでは何とか無理せずとも入っていきます
サイドの手すりを入れてしまっても柱の下のホゾが入りません
荷造り用のベルトを柱に掛けてで絞めていきます
柱のホゾは入ると仕事は一気に進みます
束のホゾも同時に入れて今日の山越えは完了
込栓を打ち込むとどの部材もきっちり合致していきます
無用な金物はかえって木材を痛め付けます
あとはこの柱の長ホゾに松の桁を突っ込むだけ
フォークリフトで上げれる所まで上げて
残りはのんびりと人力でいくしかない感じです
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ベランダの庇の桁にする三間の松の丸太を引っ張り出して来ました
実際は二間半の長さがあれば良いのですが
管理が悪く末に少し水腐れが入っています
結局の所、調度二間半の長さしか使えません
ベランダは簡単にするつもりでしたが
またまたややこしい事を自分に課してしまいました
追い込みで頑張ったベランダまわりも少し解体です
中の束はそのまま残しておいて手すりと隅の束を交換します
込栓も抜けないのでホゾを切って再度ホゾを掘る二度手間
仕事がきっちりと出来ている証拠なんですが解体も一苦労です
松の丸太の面を削って丸みはを洗いました
外部なんで洗い仕上げです
手すりも変換、未だに電動工具を使わずにやってます
ホゾ穴を掘るのも今は何の苦もありません
実際に建ってみて構造の考えが変わってきました
土壁を付けて一階の壁に重み持たせようと思います
隅の束は長くなり柱に変換です
長ホゾが丸太にささってきます
地震の縦揺れでもここまで持ち上げる事は無いと思います
桁の丸みもうまくひかり合わせて
水墨より柱の長さと手すりの差し込みを決定します
問題はこの丸太をどうやって二階まで上げるかです
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岡山で手に入れた名水が余ったので名水点をしてみました
と言いましても簡易の似非名水点です
本来は釣瓶の水指に注連縄を張るのですが有りません
自作の竹の水指に注連縄の代わりに熨斗を張りました
茶入れを清めます
枝柄杓の空中ヤカン掛け
無心帰大道、むしんなればだいどうにきす
無心こそが一番集中している時です
名水点は釣瓶の水指の扱いが主となります
これでは稽古にならないと反省
以前、神戸新聞より取材を受けていた記事が
今日、4月17日神戸新聞夕刊社会面にて掲載されました
機械使わず木組みの家造り 神戸の大工・吉岡さん
手に届く所にあるのならば一度御覧下さい
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先週に予定していた夜桜茶会を断行してきました
夕刻に雨が少し降ってすごく寒くなりました
おかげで現場は花見客は少なくほぼ貸切状態になりました
桜の花を見ながらお弁当を食べて
その後は早速、茶箱を展開します
今日は花点前で遊んでみます
主菓子は桜最中です
桜はすでに葉が芽吹いています
お点前をしていると桜の花弁が落ちてきます
久しぶりの茶箱の花点前
予習しておいて良かったです
花点前はお盆を使います、足元が悪くても大丈夫です
先日岡山で手に入れた西粟倉の名水を使いました
自服いたします
寒い中での一服、美味しいです
僕は桜より梅が好きですが
生きてる内にあと何回と見れるかと思うと
この桜も一期一会なんだと思いました
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休日ですがゴソゴソとやっています
中途半端に放っておいた共箱を仕上げました
箱材は木曽椹の柾目と秋田杉の柾目です
一本の若竹から二つの花入れを作りました
割れが入った丸窓の花入れと一重切り花入れです
こっちの花入れは落しが見える様に工夫を施しています
落しに青竹を使ったり、漆を塗ったりすると色彩の変化が楽しめます
庭先では椿もほとんど終わって春の花が咲き始めています
黄花の水仙と著莪を持ち帰って、鮎籠で生けてみました
昼からは鉋の台打ちに初挑戦
大屋根より落下し、割れが入った台を交換します
分からない事だらけなんで、墨を付けるのも一苦労です
色々と教えてもらいながら
機械を使わず鑿で地道に掘っていきます
墨を少し残しておいてここからは微調整
刃裏に鉛筆で何回もなぞって、台に刃裏との接地部を記します
黒く記された鉛筆の跡を鑿で少しずつ削いでいきます
微調整を繰り返し何とか刃が収まりました
自作の鉋台の第一号です
袖を少し削いで、押え棒を取り付けて完成です
形は出来ていますがまだまだ足りない所があります
今回は重要な課題を見つける為の台打ちです
数を熟して一つ一つ解決していきたいです
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創作家具工房木道の野間清仁さん訪ねまして
今日は岡山へ行って来ました
自宅の家作りも急いでいないので週末は出来る限り
外へ飛び出して人に会い
感じ入る事が多い時を過ごせる様に務めています
話も適当に済ませ、ギャラリーへ案内してもらいました
椅子の形状も材も多種多様
竹の花入れ、お盆、お皿
木の種類によって色合いが変わるのが面白いです
二股のテーブル
木の使い方に圧倒的センスを感じます
スツール
自分が以前作ったスツールと全く出来が違い
座り心地が抜群です、作り方を教えてもらいました
サラダボール、敷板、茶筒
木で作れる物がこれほど沢山もあるとは
黒柿の木目も
この人が見ると山の風景になる様です
茶箱を見せてもらいました
茶道具の依頼もあるみたいです
材は杉で木地仕上げです
余った端材も残さず食器に利用
今回も素晴らしい技術とデザイン力を
持った職人さんに出会う事が出来ました
家具の方も色々と展開が広がっていきそうです
帰りは道の駅にてホルモンうどんを食べてきました
西粟倉の名水黄金の水を貰ってきました
どうせなら名水点をしてお茶を楽しみたいですが
作法の記憶が一欠片も残っていません
とりあえず薄茶で調子みてみます
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今日の仕事、久しぶりの刻みです
本棚、茶碗や竹の花入れを飾る棚を作ります
狭い家のなので無駄なスペースなんてありません
壁内に収めます、柱内一杯に展開させて
出来れば壁を箱みたいな感じさせて
構造的な役を背負わせたいと思います
材は地元兵庫県の杉の足場板を転用
一等材でも使い方によれば綺麗に見えるはずです
髪の毛が長くなってきたので手ぬぐいでまとめました
以前はタオルでまとめていましたが
手ぬぐいの方が収まりが良いみたいです
とりあえず巾の広い鑿を研ぎまして
姥目樫の頭に夏茱萸の柄を据えた木槌を使います
水を付けると刻み易いです
目の粗い杉なので木槌の様な優しい打力が有効です
今日は本棚です、中板もがっちり組むので大入れにしてみました
まだ数があるので色々な組方に挑戦してみたいです
夕刻より雨が降って来ました
今夜は夜桜茶会を予定していたのですが延期しました
野点なんで茶箱の花点前を前日に
復習しておいたのですがお点前を楽しむ事出来ずに残念
茶会は来週に持越しです
雨に負けず、散らずに踏ん張って欲しいです
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暖かな日になりました
数年前より地植えしていた吉野桜の若木が花を付けました
毎春、葉は芽吹きますが花は初めてなので見入ってしまいました
著莪は満開といった所
大好きな桔梗が芽吹いて来ました
昨日の雨で勢い付いてきた感じです
大きな白木蓮も一気に開花し始めました
先週仕入れた万代開花
葉は皺が有って、花弁は薄くてあっさりとしています
今日の花、藪椿と杏子
花入れは自作胡麻竹の一重切り
畦焼きでゲットした茱萸の皮剥いで乾燥中です
乾燥するに連れてもっと濃い黄色になると思います
皮を剥いで数日乾燥させただけで二回りほど小さくなった感じです
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今日の稽古、初炭です
もう少しで炉も終わるのでフリータイム頂きました
あまりする機会が無い流し点と入子点をチョイス
透木を使っているので、その扱いの稽古をしました
数年ぶりの入子点
遠い記憶を辿って思い出しながらのお点前
忘れていても習って来た事を応用していくと
おのずと答えが見つかります
茶の湯は覚える物では無くて
所作の意味を一つ一つ理解する事が大事だと思っています
今日は自分で点てたとは思えぬほど綺麗に点ちました
今日の花、朴半と穂先満作
穂先満作は持っていないので挿芽用にもらってきました
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屋根が完成しました、とりあえず一安心といった所です
雨は恐くはありませんが壁が無いんで風にのった雨はまだまだ防げません
ガルバニウム鋼板葺きです
色は淡路瓦の銀色に合ういぶし銀です
起りは一寸です、近くで見ると曲線がきつい様に見えますが
遠くより見ると心地良い丸みのある屋根に見えます
良く見ると込栓だらけです
込栓を打ち込んでいくだけで水平が出る段取りになってます
込栓は家の耐震強度を高めるだけの物ではないんです
現在の金物の強度に無理矢理あてはめるのは見当違いです
結局、鼻隠しは付けずにそのまま垂木を化粧にしました
屋根が完成するまでにやってみたかった天空での一服
二階でお茶を点てて茶碗持ったまま大屋根へ
屋根に上ると雨雲が去って晴れて来ました
床はこの景色、気持ち良い風が吹く中での一服は最高の一時
今日の犬親方、集金で人の出入りが激しい中
吠えずに辛抱してくれました
ご褒美のうなぎパイを一気に喰らい付いてました
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前日の寒い日とは異なり、暖かな日になりました
仕事中は暑すぎてダウンもトレーナーも脱ぎました
前日まで蕾だった胡蝶侘助が一気に花が開きました
赤西王母も開花
遅咲きの椿もこれで最後
草むしりしていたら、冬眠中のアマガエル発見
岐阜の山奥から拝借してきた山紫陽花
今年も元気に芽吹いてきました
今日は有馬で買った鮎籠の共箱を作りました
どうせだったら紙箱より木箱の方が丈夫で良いに決まってます
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油抜きして乾燥させている竹、色が安定してきました
本当は数年日陰で寝かせた方が
良いに決まってるわけですが横着なんで待てません
バーナーで炙った時は何とも無かった染みも
今は良いアクセントになる予感がします
そろそろ竹パワーが高まってきました
そんな時は一気に荒細工を施します
家に持ち帰り、新聞紙を敷いて中仕上げの作業
調子が良い時はサクサク
竹も木と同様、同じ物は二本と無いわけですから
可能な限り癖が上手く生きる様に細工します
今日は消防団員として畦焼きに参加して来ました
川の土手を焼くのに邪魔になっていた茱萸の木を
許可をもらって頂戴してきました
この厚みなら大追の柄になりそうです
収獲したての新鮮なキャベツは後輩からの差し入れです
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一階の貫入れがやっと終わりました
小規模な住宅なんで収納が圧倒的に無くて
壁内に収納の棚を多く設置する予定です
竹木舞の下地を施す前に設置場所を確定します
色々と使い勝手を考えてるすぐに時が経ってしまいます
曲がった柱もジャッキで突っ張り楔を入れると真っ直ぐになります
金物を使わない在来工法の家作りにおいて
この貫や楔がいかに重要な部材であるか見に染みて感じます
ジャッキを外して夕方まで放置していても
貫と楔がしっかりと傾きをストップ
真中で一寸も曲がりがあった柱も真っ直ぐになる事を実感
玄関周りの根石も貫きで芯を固めていきます
段々と家がしっかりとしていきます
コンクリでベースを作っておいて
楔で根石と柱との胴付を合せます
こっちの柱も良い感じでひかり付けが出来たと思います
隅の根石です、この柱がこけると大打撃を被ります
ベースの上は三和土土間で足元はフリーにします
目標は全て柱を自然石での石場建てです
今回の家作りはその為の布石でもあります
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