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神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております   
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浩樹丸200匁に

虫食いの古の茱萸を入れていましたが

新たに交換する事にしました

僕にとって、茱萸の柄入れは神事です

刃先に玄能の打力を全て伝えるには

隙の無い柄入れが要です



候補に数本を引っ張り出してきました

何か穴空いてます、ヤバい予感



切っても切っても虫穴が空いてます

これはあきません

虫は他の茱萸へ移るので

倉庫へ戻って、一本一本確認

外見の変化は無い様なので一安心しましたが

良く見ていたつもりが虫が入って残念です



結局、芯持ちのこの茱萸にしました

小節が沢山ありますが

素晴らしい黄色いです



2010年2月の切り取りです

この時期は播州小野産が豊作だったと思います

良く乾燥できています



柄入れは完了です

ひつ穴に入る部分は

木殺しとバーナーで水分を飛ばします

この二手間がしっかりとした仕事を生みます

仕上げは後ほどです





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桧の板材をはりました

巾は4寸(120㎜)

厚みは5分(15㎜)



桧も色々で、産地によって

表情や香りも異なります



継ぎは斜めに継いでいきます

目違いは鉋で削って、仕上げます



板をはる途中、釘をしまう時に

変な音がして

何かが目の前を飛んでいきました

ん、なんでしょう・・・



まさかと思い、玄能を見ると・・・

かけてる、浩樹の玄能がかけてしまいました

しっかりした鍛え方で定評のある鍛冶屋さんですが



あたり所が悪かったのでしょうか

どうしましょう、このまま放っておいたら

かけから錆が入りそうです

黒染めでもしてみましょうか・・・





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柊の木を使って、玄能の柄にしてみようと企んでます

玄能の柄には樫や茱萸が一般ですが、あえて柊で・・・

柊は葉がギザギザで指に刺さる、あの庭木です

庭の剪定の際、切り落した物です

ためしにと取っておいて、一年ほど陰干をしました



表を向けると、こんな感じです

白い木です、大きいので芯去りの半割にします



なぜ、柊かって言うと

祖父が柊を使って、鉋台にしていた所からきています



手に持った感触は、柔らかい感じです

物になるのかは、ためしてみないとわかりません

未知への道は、そうやって開かれるものなんでしょう



こないだ採ってきた茱萸の方は

乾燥が進んで、二回りほど小さくなりました



茱萸の特徴でもある黄色が、乾燥につれて出てきます

茱萸の木でこの真っ直ぐは、かなり貴重な一本です





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今日はぐったりです

昨日の寒さと今日の暑さで

身体が持ちません

朝夕の通勤の高速の運転が眠たくて・・・

久しぶりの大工職人です

段取りがすごく悪くて

床材の貼り付けをしています



床材は楢の木です

とても堅い広葉樹ですね

堅いので物を落としても

そう傷がつきません

放射系の木目がすごく綺麗な木です

ほんまに堅いので

素足だと冬が寒いかもしれません

夏は気持ち良い冷たさかと思われます



サネの釘打ちは

床材を傷付けてはいけないので

繊細な力加減が必要とします

まるで、手の延長線にある玄能が手先の如く

そんな奇特な場面の

玄能のチョイスは、やっぱり浩樹です

新潟の三条、若手玄能鍛冶屋さん

そして、手と玄能を結うは茱萸の柄です

言うまでも無く、限りない一体化が要です

大きく打てば大きく

小さく打てば小さく響く

そんな手道具です

心技体、揃っての良い仕事

夏の疲れ、身体が眠いたいモードです

体が揃わず、奮闘中です





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鑿の柄つくり後編でございます

小鉋や切出しを使って、丸い柄に成形していきます

大体、削れたら

パーパーヤスリの荒い番手で

ゴシゴシ手成りにこすっていきます



口金と桂の大きさで

だいたいの柄の太さは決まりますが

ひとそれぞれ、太さに好みがあるので

この時に調整しておきます



使い勝手の良い柄を参考にします

ペーパーヤスリで

確実に丸くしていきます

このくらいでしょうか

ペーパーの番手を小さくしていきます



口金のチョイス

右に連れて、大きくなってます

前回、取り付けていた口金は左側

柄も細くて

軟だったので



一番、右の大きい物を選びました

大きさが丁度で

見本の柄の口金と大体

同じ大きさですね



口金を入れる時はペーパーで落として

玄能で柄尻を木殺ろして

の繰り返えしです

口金がかかり始めると

叩き込みOKです

確実に入れていきます



しっかり入りました

番手のラストは

耐水ペーパー1200

めっちゃ、磨いて磨いて

磨き切ります



光り始めると終了です



保護膜とでもいいましょうか

ここまで磨くと

手垢などの汚れが付きません



ただし、日焼けはします

左は新しい柄、右は2年ほど経った柄

両方ともピカピカです



握った感じも、ぴったしです

握力の無い、僕でも

ビシバシ叩けそうな半叩きです



最後は

お疲れさんでした

長い間

僕の仕事を助けてくれて有難う

薪ストーブの肥しにでもしましょうか





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台風の去ったので

鑿の柄を作りたいと思います

沢山ストックがあるグミの中から

まず、良さそうな3本をチョイス

口金や桂の大きさなどを良く見ながら

木を照らし合わせます



これに決まり

直感です



鉄鋼キリのドリルと繰小刀を使って

丁寧に手間をかけて中子を入れていきます

固すぎず、甘すぎず

絶妙な固さで入れていきます

女の子を扱うが如く、丁寧に様子を見ながら

少しずつ入れていきます

入りきって、胴が付いたら

鉛筆でひかり付けておきます



口金の長さを毛引きにうつして



毛引きで柄に切り込みを入れます

手鋸で丁寧に首切りして

鑿で斫り飛ばします



口金が3分の2入ればOK

均等に入ってるか、しっかり確認しておきます



固い木や節に口金を当てて

尻を叩き入れます



ぴっちりはいりました

中子を入れた時に

ひかり付けた鉛筆の跡を残しています

つまり口金の厚み分

狭まっていると言う事ですね

これが大事です

口金以上の厚みにすると

中子を入れた時に口金が破断します



中子をのぞませます

なかなかきつくて入りませんが

柄尻を叩きながら

しっかりと入れていきます

刃と柄が一体化しました



中子と口金、口金と柄

全ての胴付がきつく固く、合致しました

後の作業は自分の手にあった柄の太さに削ったり

仕事の状態に合わせた使い勝手の良い柄に削って完成です





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鑿が折れてしまいました

大引きの角材を鑿の上に落としまして

柄の首にヒビが入りました



気になって、ずっとさわっていたら

折れてしまいました



こういう折れ方をします

口金の部分は身がしっかりと詰まっています

仕事は良いと自分で言うときますね



とにかく修理です

仕事がきっちりしているので

口金と中子が全然、外れません

木槌でいくら叩いても、びくともしません

鉄鋼キリで身をそぎ落とします

それでも、外れません

職人の仕事は修理や手直しをした時に

初めて、結果が出ます

確信しました

僕も一廉の柄入れ職人になっていた事を・・・

そんなこんなで、調子に乗ってますが

新規のグミ柄は台風が過ぎ去った後に

柄入れしたいと思います





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和室の仕事が終わったので

手道具を鑿巻に終い込ます

終う前に椿油を染み込ませた綿で刃物をふきます

お疲れ様と思いをこめつつ

一本ずつ様子を見ながら収めます

こんなに沢山も要らないと思うかもしれませんが

ちょっとだけ必要とか、これしか無理とか

そんな所が一年に一回程度、出てきます

自ら仕込んだグミ柄も、だんだんと光沢が出てきます

耐水ヤスリ1000で仕上げてるので

手垢や汚れが付きません



沢山ある鑿の一つ大内の鑿が何か変

昔から惜しみなくどんな所にも使っている一本です



地金と鋼が分離してきました

両端はきっちり付いています

中だけが剥がれてきています

鍛えむらがあるからでしょうか

こうなったら、お疲れ様ですね

よう働いてくれました、ありがとうございました





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茶器の整理をしてて面白い物が出てきました

千代鶴貞秀事、神吉さんが結婚祝いにくれた鉋です

銘は「槌の響」



鉋台は赤樫の木

株材だと思います

硬いので狂いにくいと思いますね



押さえは山形です

押さえにも槌の響と銘が打っています

名前も打ってあるので盗難防止に有効です



裏には結婚の日付も打ってあるので

気の利かない男にありがちな結婚記念日を忘れて

嫁の機嫌を損ねるとかのチョンボ防止にもなります

問題は余りにも見事な出来と美しさ故に

使えないと言う事、床に飾りっぱなしって

性に合わないのでどこかしらで思い切って

使おうと思いますが何時になるやらです





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とうとう、買ってしまった

18vのインパクト

ずっと欲しいと思ってたんですが

高価やし、まだ早いな~と思ってまして

14vのインパクトが調子が悪くて

道具屋に修理を頼んだ所

修理代が高いので

この機会が買え変え時やなと思いまして・・・

問題は支払いです



ケースは白地に黒

多分、限定色・・・・

締め付けはめっちゃ力強いです



調子が悪い14vは穴を空ける

キリ専用に転用したいと思います





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いいものを買ってきました

膝あてです

先の現場で

洗い屋さんに教えてもらって

今度、膝を付いて仕事をする時に

買おうと思っていたものです



フロアを貼りはじめると

一週間ほど、膝を付いて仕事をするので

膝がけっこう痛いんです



まだまだ痛いと言う歳ではございませんが

お茶の稽古の時に痛いのです

これをしていると

かなり楽です

この時期は少し暑いですが

冬は逆にあったかそうです





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相変わらず、フロア貼りを施工しています

今回のフロア貼りのために

都合させた浩樹の丸玄翁です



繰り返しのグミ柄ですが・・・

涼しい仕事を提供してくれます

ヒツ穴の小さい割に、穴が正確



打撃を与えても頭がぶれないので

確実な仕事が出来ます

三条の玄翁鍛冶、相田浩樹さん

よい鍛冶屋です





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墨壷が壊れてしまったので

新調しました

限定品のゴールド色です

限定物にはさっして興味がないのですが

他の職人と見分けがつきやすいと思い

選びました

墨を打つ度に

金粉でも飛んでくれれば

面白いのですが・・・





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休みを利用して

鑿のメンテをしました

何時もなんだかんだと言って忙しいので

梅雨が来る前に

一通り、椿油を染み込ませた布でふきました



なんせ刃物は油断していると

すぐに錆びるので

常に目にかけております



上の鑿は

左久弘という名の鑿です



東京の鑿で、名工が作った

貴重な鑿です



数点所持しているのですが

一番右の叩き鑿は大変、使い勝手が良くて

もう少しで使い切ってしまいそうです





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道具屋さんに無理を言いまして

新潟三条より、毛引きの刃を取り寄せてもらいました



毛引きを自作する人など居ないので

刃だけと言う事になると取り寄せになります



以前作っておいたグミ製の毛引きに刃を入れてみました



木のくせを利用して

手によくなじむように作っているので

使い勝手が良い感じです





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この鉋は五徳鉋といいまして

木材を仕上げる為の鉋ではなくて

材を水平にする為の鉋です

写真右2つが標準です

左2つは刃の巾1寸と1寸2分

特別に鍛冶屋さんで作ってもらいました

取っ手を少し斜めに削いでいるのは



こんな風に中指をひっかける為です

職人の割に手が華奢で握力が無いため

持ち易い様、力が入り易い様、滑らない様に

自分なりに工夫してみました



刃巾が大きい方2つも

場合によって変化させています

左が一般材、右が蟻の首を削ぐ為

台がこう配になっています





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良い鑿は中子が太い

今回の鑿は神戸橋本の鑿です



もう大分昔に廃業されてるので

あまり見かけるのも少ないと思います



今まで柄入れしてきた中で

一番、中子が太いと思われます

どれほどの切れ味か試すの楽しみです





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以前、柄に使った芯去りの片割れを

同じく柄にしてみました

鉋で削っていると

なんと虫が出てきました・・・



鉄砲虫(カミキリ虫)やと思います

数年の間によくも沢山の穴をあけてくれました

柄尻の方がめっちゃ食われてるので

柄を切って使うか思案中です

しかし水中乾燥してもここまで食われるとは・・・





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うまい具合で赤く錆びた鑿です

銘は大坪と打ってあります

左は叩き鑿の8分と9分です

右は半叩き鑿の寸4です



雨に晒しっぱなしだと

ただただ錆びるだけですけど

うまい具合に手入れすると

こんな風に赤く錆びる事があります

鑿の作りも丁寧で感じの良い鑿です





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午前と午後の一服時に

休まず、ゴソゴソやり続けて

やっとこさ木鎚が出来ました



一つの姥目樫の枝を3つに区切りまして

グミの柄を挿げて

それぞれ趣の違う木鎚が出来上がりました



今回は薄皮や節のぼこぼこを

出来るだけ残して作成しました



グミの独特の曲がりや

姥目樫の微妙な曲がりも考慮して・・・・

なんといってもこの曲がり具合

昔は柄は真っ直ぐ挿げていた



自分に少しながら青さを感じたりと

色々、思いながらの柄入れでした

鑿を叩いたり、カンナを叩いたり

傷つけたく無い様な所に重宝しそうな感じですね





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東京鑿鍛冶の名工、田中一郎さん事

宝龍斎長弘の際カンナと白柿です

長弘は鑿鍛冶で有名ですが

今回はカンナです

際カンナは胴付きを合わせるに使います

白柿はその胴付きを毛がくのに使います



今回使ったのはここ

既存の家と新居を結ぶ廊下の

フロアと縁甲板を合わせるのに使いました

真っ直ぐな定規で白柿でけがきまして

丸のこで余裕を残してある程度取り除いて

最後に際カンナできっちり合わせます

ボンド(接着剤)を付けて

フロア2枚分を最後におがませて入れます

1ミリの誤差もなく首尾よく合わさりました

きっちりとした仕事をするには

際カンナも白柿も左右対称必要としますね





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先日の姥目樫を頭に

グミの柄を挿げてみました



頭の方も削らず、そのままの形で薄皮残して

柄も薄皮を残して仕上げました



削らずに仕上げるのには

ひつ穴を正確に空ける事です

ほとんど一発勝負なんで案外と難しいです

この後、両面を丸くヤスリでこすって完了です





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実家の姥目樫を切り取って

2年ほど日陰で乾燥させました

何に使うのかというとかけや(木鎚)の頭に使います

姥目樫は備長炭に使う木材で有名です

堅くて、粘りがあって

密度が高いせいか重みがあって

効きが良いのも特徴です

柄を付けたらまたアップしたいと思います





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山弘鑿こと

新潟三条市の名工岡山猛さんが鍛えた鑿です

数年前に某オークションで手に入れた鑿で

出品当初は柄も付いて無くて錆びだらけでした



ただしっかりと使い込んでる所から

良く切れるんだなと判断して落札しました

そこから柄をつけて、使い続けて数年

すごく砥ぎやすくて良く切れます

しっかりと鍛えてあるので鋼がまがったりもしません

ただ裏(写真右)に沢山、錆びがあって

砥ぎ進めて行くと途中で刃が欠けます

しかし使いがってが良いので

それでも大事に使っています

良く切れるだけに実に残念です

道具は大事にしながらも

とことん使い切ってこそやと思うんです





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相変わらず、柄入れしています

今日は左端の一本を仕上げました

カンナで削って、ペーパーで仕上げてみると

何か色がおかしいです

写真で分かる様に

黄色の中に茶色が沢山混じっています

木口を見ても、冬目が茶色いです

本来のグミの木は下記の写真みたいに黄色



雑木林にグミ狩りを行った日々を思い出してみると

秋グミかな、と思ってみたり

数年前に秋グミを切った覚えはあるけど

でも何となく秋グミの年輪ではないし

この辺りではほとんどのグミが苗代グミで

秋グミ自体が少ないんです

切り旬がまずかって

水分が十分抜けずに乾燥されてしまったか



上記の写真のカケヤの柄は

半年、水中乾燥させた秋グミです

茶色になってます

やっぱり水と関係あるのでしょうか

本職の柄入れ屋さんなら

色の悪い柄は省かれてると思います

ある意味、貴重な柄ですね





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