神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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以前、黒染めしておいた鑿を柄つけしてみました
錆びだらけだった鑿が綺麗に仕上がりました
今回は丸鑿です、丸太の加工や
石などのひかり付け加工などに重宝します
縁があって巡ってきた鑿
大事に使いたい所ですね
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錆びた鑿を黒染めしました
某オークションで手に入れた
錆び切った鑿を一から手直しします
染めむらの無くすため
鑿の錆をペーパーヤスリでこすります
綺麗にしたら洗浄液に数分浸します
柄や口金の部分は事前に取り外しておきます
洗浄が終わるとふき取って
黒染めの液に浸します
常温で出来るので簡単です
数秒でみるみる黒く染まっていきます
5分ほど待ってとりだします
裏も全て綺麗に染まってます
ふき取った後 防錆液に数分浸して乾かします 黒
染めだけでは、錆びが寄ってくるので 防錆液も必要になります
液に浸すと、透明の薄い保護膜が出来ます
膜によって錆びを防ぎます
仕上がった後は、柄入れの作業に入ります
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最近、全くと言っていいほど
大工道具の勉強をしてなかったので
本でも読んで、少し勉強してみました
「鑿大全」という本です
鑿について詳しく書いてある本です
内容は詳しく書けませんが
鑿鍛冶屋さんや柄入れ屋さんの仕事ぶりなど
柄の仕込みのやり方などが
写真付きで詳しく説明されてました
本職の柄入れ屋さんの仕事のやり方と
僕の自己流では全然違うようです
一番の要は玄翁の打力が鑿先に伝わる事
その点では同じなのですが柄入れ屋さんは
先に柄を丸く削ってしまうようで
僕は先に口金と中子を
完全に密着させてしまいます、その後
中子の左右のずれをカンナで削って
穂先と柄を垂直にしていきます
鍛冶屋さんによって
中子の出来はまちまちなので
手間がかかるけど、この方法をてってます
この2日間で4本の柄入れをしました
もう柄入れする自分の鑿もないのですが
頼まれた鑿の柄入れを今はしてます
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大晦日はまたまた鑿の柄を作り変えました
今回は2本まとめて
東京の長弘と三木の高昇という鑿です
自作すると、自分の手や用途に合わせれるので
仕事の幅が広がります
という事で、仕込みおさめです
来年は仕事はもちろん
ゴルフに茶の湯、充実していきたい所です
よいお年を!!!
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今回は叩き鑿の柄をグミ柄に交換しました
既製品の柄は相変わらず
仕事があまくて、ゴソゴソです
グミの原木に穴をあけて
少しずつ中子に合わせて入れていきます
胴が付くと、鉛筆でけがきます
けがいた曲線にあわせて
口金を逆さにして、口金の厚み分をさらにけがきます
口金の厚み分を残して削いでいきます
口金の厚み分、身をのこしているので
その分、穴が狭まります
ここが強固な鑿を作る一番のポイントです
狭まった穴に穂先を差し込みます
相当きつく入るので穂先が一体化します
あとは削って自分の手に合わせていきます
削ったらペーパーのヤスリで
丸にしていき、桂を入れて完成です
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18vのコードレスのディスクグラインダーを
半額で買いました
コードレスなので、色んな所で使う予定です
18vなので力強いと思います
充電器もあるので、かなりお買い得な感じです
電動道具も色々沢山あるので
集めるのに一苦労です
安い時に先を見越して買うのもひとつの手です
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毛引き(注)を自作してます
前回、同様材はグミの木です
毛引きも職人が作った既製品がありますが
職人気質なもんで自作してます
刃は帯鋸の破片を使ったりします
自分の小さい手に合わせて作ります
調整の本来の使い方は竿を叩いて調節しますが
僕は使用頻度の高い寸法で竿を固定させてます
竿の出し入れを数回するだけで、微妙な寸法が変わるので
固定型が合ってると判断しました
仕事の内容に合わせて、これからも増える事でしょう
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玄能を並べてみました
沢山と増えてしまいました
鑿の柄と同じく、柄の材はグミを使ってます
玄翁にも色々種類があって
叩く物によって、打力によって使い分けしています
厚鑿を叩くもの
半叩き鑿を叩くもの、大追鑿を叩くもの
釘を叩くもの、天井の狭い所の釘を叩くもの
木を叩いて追い込むもの
形状も色々で丸型、四角、八角、だるま型、太鼓型、舟手型、舎型
柄の方も真っ直ぐだったり、そったり、短くしたりと
仕事の形状に合わせて、随時増やしようにしてます
いったいどこまで増えるのか見当が付きません
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お粗末ながら素人ですが
仕事の休憩時間を利用して鑿の柄を作っています
もう、かれこれ幾つ自作したでしょうか
休日は休日で忙しいので
短い休憩時間に集中してつくっています
鑿の柄は本来、柄入れ職人がこしらえるものですが
僕は手が華奢なのでかれらが作った柄が合いません
素材もほとんどが樫ですが
僕はグミと言う木が手に合ってるので
近くの雑木林に出掛けて、調達してきます
2年ほど陰干しした後、柄として初めて加工します
試行錯誤をしながら自作した柄は
刃先と口金、そして柄が固く一体化されて
玄翁(金槌)の打力が鑿から木材に素直に伝わり
大きい切り込みを可能にてくれます
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10月も入ってかなり朝晩涼しくなってきました
今年の夏はすごく暑かったです
ボンド(接着剤)やシリコーン(防水材)に変化がでました
買って間無しの新しいシリコーンを使おうとすると
なんと中で固まって出ません
同様にボンドでもそんな事がありました
暑さで溶けて柔らかくなって使いやすいと思われますが
中で科学変化でも起きたのでしょうか・・・
職人仲間にも聞いてみると
似た様な事があるとの事です、困ったものです
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今日は道具の話です
この道具はポンチと言います
別名釘締め字のごとく
釘を深く木に沈める為の金物です
大きい画で見ると分かり易いですが
左のポンチは頭がめくれてます
右はへこんでません
同じ金槌で同じ要領で使ってますが
これだけ違ってきます
左は東京の鑿鍛冶、宝龍斎長弘
右は淡路の野鍛冶に頼んだ別注品です
野鍛冶の方が一枚上手の様です
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お寺の方から突然緊急の現場が出まして
小火が有った現場に行って来ました
材料の拾い出しと仕事の段取りとおこないました
隣はレンガの倉庫で飛び火せず
家中は窓から入った火が
台所だけを燃やした程度で済みました
腰板(外壁)と下地は燃えて炭になり
土壁は燃えずここで
火は遮断されたみたいです
価値のある土壁です
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久しぶりに端材で道具箱をつくりました
材はピーラーの柾目です
中身は手ヤスリが入ってます
フタもしっかりと入ります
道具箱作りは職人にとって大事な作業です
大事な道具を入れるのですから
箱がそれをきっちりと守る必要があります
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久しぶりに職場での仕事だったので
玄能の手入れをしました
手垢や汚れを付き難くする為
紙やすりの目の細かいもので磨きなおしました
最後は椿油で養生しました
職人になって大かた10年玄能も増えました
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