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神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております   
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竹の花入れが続々です

今日は8つが立候補



これは油抜きした竹を使いました

油抜きも、しっかりと覚えて

手にしてしまい所ですね



半枯れの竹の端材も、何とか利用



竹も環境によって、右に曲がる



青竹の一重切り

一日2つほど出来ますね



バーナーで油抜きした竹、うまく油が抜けきれず

模様が斑になりました、それも逆手にします



これも半枯れです

頭を長くしてみました



花窓を深く切過ぎてしまいました

なかなか、スマートな窓にならないので

削いで、平面にしてみました

失敗が、新たな形を創造させます

それぞれに銘、募集中です

良ければ、良いお名を付けてください





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これから、京都大阪へ出かけるので

朝のうちより、ブログを書きます

半枯れ成らぬ、片身変わりの孟宗を使います

わざわざ、土を掘りおこしてまで狩った竹

良く映る様にと考えると

どこで切るか、どこに窓を設けるか

ここがいちばん悩みます



とりあえず、根本は尺八切りにします

表情が豊かなので、節を飛ばして

綺麗に洗って、そのまま使います



物が立つように、割りばしや小枝を使って工夫します

見栄えが悪い葉や重なる枝も切り落とします



名も知らない、雑草を生けてみます

予想した通り、大物が似合う

尺八切りとなりました、銘は隣の生垣



末の方も、まだまだ花入れに出来ます

竹の形や表情によって、切り方を変えます

一重切りにしました、花窓も広く取りました

株の黒い斑点を蛍の影に見立てて、銘はほたる影



またまた、その末は一重切りにします

あまりの見事なツートンカラーな故

銘が思い浮かびません、銘募集中です





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半枯れの竹を使っての花入れです

半枯れってのも、どうかなと思うので

片身変わりと言いたい所です

茶碗でも片身変わりはあるので

一重切りにしました 銘はレレレ 

赤塚不二夫の漫画の天才バカボン

レレレのおじさんの着ているボロの着流しから



そして、その一重切りの上は

二重切りにします、銘は思考中



この前に作った花入れで生けてみます

同じ竹は無いので

色んな花入れが出来きます



生ける花によっても、変化します

同じ花でも、生ける人によって変化します

まだまだ、創作の余地はありそうです





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堺の旅、つづきです

商店街の方を抜けまして、その近辺を探索です

堺は千利休、武野紹鴎の古里です

興味深いものが沢山あると予感がしました

近くの菅原神社境内にある紅梅軒に行きました

この茶室は小西行長の建立と聞きました



小西行長と言えば、キリシタン

釘隠しに十字発見

釘隠しに十字架を隠す

大きな権力への抵抗ですね



次は山口家住宅

田辺小竹さんの作品を見に行きました

自称竹工芸師セミプロな僕にとって、良い勉強になりました



茶筅を模った花入れ



取っ手付きの笊

美しすぎて、何も盛れない



潜り抜けたくなります



座ってみたくなるけど無理

こんな曲線が竹で可能なのが不思議です



見応えのある、竹籠の茶室です

どうやってお点前するのでしょう

釜もあるし、茶碗もありますし

あれこれ見ていると

田辺小竹さん本人がやって来て、話をしてくれました

とりあえず入って見て体感して下さいとの事



遠慮無く、入ってみます

二畳ほどでしょうか

釜の向きからして、お点前は逆勝手

となると、お客さんは奥ですね



目線はこんな感じです、客座に座っています

小竹さん曰く、当初は奥が点前座で

手前が客座だったみたいです

変えた理由は、お点前が奥だと見え難いからです

前日に茶会が行われたみたいですが

変更をくらった、亭主さん

逆勝手のお点前、大変だった事が思い浮かばれます



10月のなごり月も終わりです

風炉の茶花、沢山盛ります

竹籠も、また来年ですね



最後は、小竹さんのお弟子さん達による実演

開始時間前に、いちばん見える目の前に陣取ります

見入ってしまって、写真はあまりとっていませんが

すごく手際の良い、仕事っぷりを見せてもらいました

この女性のお弟子さん、作業に入ると

目付きが変わります、短い時間でしたが

とても集中力のある職人と言う印象を受けました

一人前になって、編み方教えてほしいです





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竹の切旬は秋から冬、竹の葉が落ちるのが頃合いです

竹そのものが、来春の竹の子に栄養を与える準備に入ります

上を伸ばす事よりも下の根を伸ばす事に集中します

という事で、今日は朝一から5時間ほどかけて

枯れた竹を中心に狩ってきました



日中は暑いですが、竹林の中は涼しいです

何があったのでしょうか、勢いよく曲がってます

この時期の林は危険がいっぱいです

入る際の要注意な奴らは

ムカデ、マムシ、スズメバチです

要注意では無いけど、地味に怖いのが藪蚊

土をさわる時は手鍬で、マムシが寝てます

竹を切る時は上に注意、ムカデが落ちてきます

歩く時は羽音に注意、スズメバチが飛んでます



どんぐり発見、全てが腐葉土なんで

樫の苗木も良く育ちますが

栄養が有りすぎて、沢山育ち過ぎるので

相殺してしまいます



過ぎたるは、なお及ばざるが如し

と言った所でしょうか



今日のいちばんはこれ

がんばって掘ります



土に浸かっていた所が黄色で、その上が青

染みになって死にかけている所が茶色、その下が黒

四色です、自然釉ですね

乾いたら、どんな感じになるのか楽しみです



帰って、水洗い

青い所に斑点、根の部分に染み

枯れている所は胡麻が出ています

盛りだくさんで、少しめんどいかも・・・

花窓を大きくして、箔を取り去るのも有りの様です





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今日は青竹を使っての花入れです

身が薄いので、簡単に作れます

一時間の昼休憩、5分で弁当を食べまして

あとの55分はひたすら、こんな物を作ってます

この三つは、全て同じ一本から取りました

同じ竹ですが、見方や生ける花によって

色んな花入れができます



二重切り、虫が入っていたせいか

中身が黒ずんでます

上から下までの白い模様が面白い予感がしたので

正面にもってきました、乾いて青が無くなっても

白い部分は残るので、やっぱりここが表の様な気がします



一重切りにしました、上の黒い穴を表にもってきました

この竹は曲がっているので、それを強調させるために

下の節を取り払いました、すっきりさせました



一重切り、霜割れを表にもってきました

どうやら、ここの割れから

虫が入ったみたいです

下の霜割れのアクセントが強過ぎる感じがしたので

花窓の上を長めに残しました

という事で、バンバン花入れやってますが

仕事もしっかりやってますので





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今日の昼休みも竹でゴソゴソです

面白い一重切りが出来ました

黒錆が残る竹を使います

水洗いをして驚きました



よく見ると、何か模様に見えます

黒染みに浮かぶ黄色の丸

黒染みが雲で丸が月

節の下の青がススキ

そんな図に見えないでしょうか

播州産の黒錆の竹を使って、銘はムーン



模様もさる事ながら

成りもスリムでかっこが付いています

節に残る根も、しっかり有って

切落とすと、見事な丸を見せてくれます

花窓の中も綺麗な白で、黒錆を際立たせます

今回は、ほんまに一品物です





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今日の花入れ、一重切りに仕上げました

これも放置の上部切りっぱなしの竹ですが

良い感じの錆が出ています

切り離す時に、切残しがあり

根の部分が裂けてしまいました

それもまた一つ物と思い、正面に据えました

釉薬の様に垂れている染みが

なんとも古き風格を漂わせています



さっそく、その花入れを使って

そこら辺にある花を生けてみる

ホトトギス、三時草、水引草、昼顔です

早い所、侘助系の花を使いたいですね



丹波黒に秋明菊

開花が楽しみです

面白い感じになると思います



余った半端な竹は蓋置に

厚みがある竹を使います



分厚いので、すこし勾配に削ります

湯が流れ落ちる様にします



水で汚れを落として、風炉用の蓋置完成

風炉は終わってしまいますが・・・来年がある

上手に使えば、竹はどこも捨てる所はありません

そんな良材が、無残に荒れ果てています

ある地域では税金を使って、整理されているとか





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昨日の花入れの片割れを使いまして

今日の花入れ作りです



花窓の袖は、この竹が持つ

自然の割れ目を利用



少しずつ削いでいきます

割れ目に辿り付くと、そのまま化粧で荒仕上げです



片方の袖は、面を大きく取り

人為的さを強調

荒仕上げの方と対照的に綺麗に仕上げます



落しも、同時に作成

この竹、なぜか真っ黒です

育つ環境によって色は変化するのでしょうか

水の影響でしょうか



花釘に掛ける穴は抜かずに止めておきます

穴上部をえぐり取ります

釘がしっかりと掛かって落ちませんね



壁にひっかけて、こんな感じ

穴を抜いていないので、花窓の奥が薄暗いです

まるで何処かの小さな茶室の様な

生けた花だけが

際立って面白い感じになるかもしれませんね

胡麻竹の一重切り花入れの完成です





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今日の花入れ、どう攻めましょう

うまくいけば、良い物が二つ出来そうな予感がします



株の方から仕事をしていきます

花窓の高さを決めます

鋸で浅目に切り込みをいれます



全体のバランスを見ながら

少しずつ、深くしていきます



花窓が全体をより

少しスリムになった所でストップ

最後は切出しで綺麗に仕上げます



株の切り込みを斜めに切りますと



正面より見ると株が丸く見えます

丸みは優しさ

昔ながらの日本の家には

こんな優しい目の錯覚が沢山あるんです



落しを入れる為に、節に空にします

この部分も切り出しで綺麗に仕上げて

釘にかける為の穴をあけて完成です



壁に掛けて、こんな感じです

床に飾って、花を生けたら

もっと面白くなると思います





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竹の細水指に続いて

http://daikusyokunin.blog.shinobi.jp/Entry/594/

ノーマル竹の水指も薬籠蓋化しています

とにかく仕事が細かいので

手間がかかりますね



毛引きのサッと毛がきます

蓋は切出しで、少しずつ削いでいきます



本体は、鋸で切り目を入れて

上から丸鑿などで、落としていきます

蓋と身が合うまで、徹底的に仕事します

手鋸の扱いが適当だと

ここで、しんどい目に合います

最初の毛引きにしても、鋸目にしても

慎重にしなければなりません

だから、手練な職人ほど道具にこだわるのです



実用するために作ってるので

家に持ち帰り、お試し稽古です

こんな感じだよね



座りも良い感じ

こんなん茶会で出てきたら

面白いと思います

なんと言っても自作がうりです

誰が作ったか分からない

コンビニのお弁当や工場生産の建材が主流の

無責任だらけの世の中にあって

わざわざ手作り、唯一無二なんです



蓋はつまみが無いので

そのまま右手で袖を掴んで立て掛けます

この辺りの扱いは陶器の水指と同じですね

水指が竹で出来ました

次は竹茶碗、竹茶器です

出来るか分からないけど挑戦ですね





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今日の花入れ

半端な切落しの竹を使いました

節が一つです、落しは節の上に落とすのが常ですが

その常識にあてはめると

竹が末株、反対になってしまいます



花窓の上に虫穴



花入れの下にも虫穴

予期するは通り穴



やっぱり、花窓の下も穴

それを期待していました



落しを作ります

U字の金具を取り付けます



虫穴に引っ掛けます

落とし込むと言うより上げ掛ける落しです



さっそく、水引で生けてみます



星形の白い花が綺麗な野草がありました



何かしらの実も成っています



尺八切りに生けてみます

花と実と葉がしっかりしているいれば

一本でも十分、役が務まります





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こないだ刈って来た竹を洗います

良い色艶しています

上部を切られて放置されていた竹です

末を切られると、根は有っても

葉が無いので竹は朽ちていきます

そんな竹を再利用です



竹の寿命は10年前後

使ってあげないと竹林は荒れる一方です

竹の利用価値は、本当に沢山あると思います

竹林の管理が出来ると

良い竹の子も出てくるわけです

赤松林もしっかりと管理すれば

沢山、松茸は出てくるわけです

当たり前の事ですが、同じ理屈ですね



職人なんで、色んな事が出来ます

こないだ作った、青竹の細水差し



入室の際、両手で扱うのですが蓋が少し滑ります

滑って落ちてしまったら、それは動揺です

お点前をする以前に、心が乱れてしまいます

なので、ここで一手間

薬籠蓋にします

丸状なので、仕事は難しいですが

慎重に荒削ぎいたします



荒削ぎが終われば

蓋を閉めながら、様子を見て

ちょっとずつ微調整していきます

最後は、切出しで丁寧に仕上げていきます



上下ぴったりと添わして完成です

濃茶の場合、蓋の上に茶巾が乗ります

蓋の内が黒いので

茶巾の白が映えるのでないでしょうか

これで、しっかりと使える

自作細水差しが出来ました

作ったら、やっぱり何処かで使いたいですね





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涼しくなってきたので

中置の自己練をしました

蒸し暑くないので、稽古に集中できます



その前に試してみたい事があったので

中置と言えば、風炉が客に近くなり

水指の位置も風炉の右側から左側へと移動します



ついでに、水指が細くなります

以前作った、竹の水指

http://daikusyokunin.blog.shinobi.jp/Entry/578/ 

これが出来れば

細水差しにも応用が出来るのでは



やっぱり出来ました

細長くて、しかも厚みのある竹をチョイス

節の間隔もチェックします

垢を水で落として、直現場へ



大きい竹は切る前から

すでに虫が入っている事が多いので

案外、水指としては数がとれません



今回の花入れは、創作です



落しが良く見える様にしてみました

落しがメインな花入れです

落しを変えれば、顔がグッと変わる段取りです



花入れを作ったという事で

敷板も作ります

師匠に教えてもらった寸法で拵えます

板材は左より、栂、杉、そして松です



風炉も終わりですが

小板も、ついでに作ります

9寸5分角です、材は松です



さっそく、現場で使ってみます

花は擬宝珠と侘助の一休

秋らしく実物をチョイス



道具も秋にしてみました



木守りの棗と秋草の交趾茶碗

茶杓の銘は秋祭り





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雨ばかりです,自分の思ってる

仕事が出来ないためイライラします

今日の花入れ,錆竹を使いまして



相変わらず、立ち枯れをチョイス



若き頃に格闘された跡もあります

株の方にもスカッと跡が入ってます

これを見せるか見せないか、思案です



結局、見せませんでした

身形のバランスがとれている面を正面にしました

朽ちるはずだった竹に花窓を作り、命を吹き込みます

この窓に生命が溢れる花々が飾られていく事になります



家に持ち帰り、洗いました

あんまり落ちないというより染み付いていますね

アルコールを染み込ませた布で何回も拭きます



壁に掛けてみました

この花入れは壁掛け専用です

株を斜めに切ってあるので

置く事は出来ません

どんな花が似合うのか楽しみですね





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残暑と言うには、ほど遠い暑さです

もう秋ですし

そろそろ身体が休息モードを求めています

今日の昼休みのゴソゴソは

大きなバンブーを使います

何に使えそうかな

悩んだあげく



切りました

何処を・・・



分かりますか

上側の節の下を切りました

超集中力を使って、切りました

薄い手鋸を使って

出来るだけ、尺が短くならない様に

下手に切ると

沿う様に削る作業が必要になります

竹は同じ大きさでは無いので

沿わす事が出来ても

大きさが合わなくなります



竹をしっかりと洗って

垢を落とします

水を入れます

10分ほど、様子を見まして

漏れないようですね



柄杓が入るかどうか確認

入る

しかも炉用の柄杓



と言う事で

竹の水差しが出来ました

家に持ち帰り、師匠の所へ

師匠と相談した所

蓋の扱いは二手

両手で取って、右手で返して

水指しに立て掛ける

子習いの所作や知識を応用すると

どんな道具にも対応できます

利休大先生、やはり天才ですね

懐が大きすぎる

僕が、どんな道具を生み出しても

上から見透かされてる感じがします

知れば知るほど、遠くなってる気がしますね



遠くならない様に、今日も稽古です

茶箱点前の月と花



9月いっぱいで茶箱点前は終了です

また一年先になりますね

忘れない様に、茶道ノートにメモメモ





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今日の仕事は鴨居、敷居の取り付けです

台風が接近するまでにサッシなどの取り付けを

終えたかったのですが普通に間に合いませんでした

土壁が雨に晒されて落ちてしまうので

防水シートを貼り付けて雨から土壁を守ります

とりあえず、台風への一時しのぎです



正午を過ぎまして台風接近の影響で大雨

道路が川になっています



昼休憩は、そんな雨を横に見ながら花入れ作りです

大きい竹は大きな窓を拵えます



華道にありがちな花入れになりました

竹が大きいので、作り応えあります



こっちの竹は、身が黄色いです

一重切りしてみました



節の間隔が長いので窓は長くします

背のある花が映りそうです

根は全部切らずに、少し残してみました



完成した花入れは、水でしっかりと

洗って切って、汚れを取ります

その後、日陰で乾燥させます

乾いた後はお酒を染み込ませた布で

何回もゴシゴシして、ひからせます





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一日、フルで共箱作りをして

4つが限度みたいです

それ以上は品質を下げてしまうと思われます

一つ一つ、木の目を見ながら

丁寧に仕上げて4つ

今回も秋田杉の柾目の端材

ええ艶やと思います

歳月が経てば、人にさわられて

もっと色艶が良くなると思います

それが木の良さです



真田紐の紺色を使いました

結びも紐通しも、かなり手馴れてきました



虎模様に乾いた、面白い竹です

他に無い、一品です

二股に凹んでいます

多分、地上に出てくる時に

何かしらの圧力が加わったものだと思います

それでも、枯れずに育った

非常に稀な竹です

茶花を生けるのが難しそうな花入れです





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先日、収獲した竹をさわりました

この世に誕生した物全て

生れながらに、死に向けて一直線です

この竹も例外ではありません

生と死、対極の様に思いますが

この竹を見ていると、両方とも一部の様に思います



一番、注意を払いたい所は

どの面を正面にもってくるか

お客さんに、何を見せて何を伝えたいか

そんな事を考えながら、正面を決定していきます

一重切りにしたかったのですが

割れが良い感じだったので

尺八切りで、割れを残しました

洗って、日陰で乾燥させます



枝を上手に利用した柄杓も

茶の湯に実用にしたいと思いまして、少し考えました

普及の柄杓の勾配と枝付の柄杓の勾配が全く違います

これでは、切り柄杓、置き柄杓、そして引き柄杓は出来ません

バーナーで焙って、根本を曲げる事にしました



焙りながら、ちょっとずつ曲げていきます

水に付けて、乾かしてまた焙ります

数回繰り返すと、良い勾配になりました



成りが悪い物は、蓋置にします

二足枝付蓋置、風炉と炉用です



枝付柄杓を置きます

勾配が合ってるので

座りも良い感じです

案外、安定して使えそうです



切り込んだ花入れを

家に持ち帰って、じっくり見ます



死の釉薬が、竹を土に返そうとしています

竹はまだ生きようと、水を吸い上げますが

青い部分が少しずつ、侵されていきます

興味深い花入れが出来ました





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今日より、お盆休みに入りました

青年部や茶の湯の行事で

休みもほとんど休んでませんが

今日も案の定、ゴソゴソやってます

竹の収穫に行って来ました

知ってます、竹の切旬は秋から冬です

木の水分の多い時期に切ると

腐敗菌が材を腐らせ、虫が入ります

けど朽ちたら、それも侘びってもんですよね

他に無い、花入れが出来ると信じています



極暑の中、やぶ蚊に遊ばれながらも

使えそうな物選んで切ってきます

虫除けを沢山、吹き付けても

蚊に刺されます、野生はすごいです

垢を取り洗って、乾燥させます



油抜きもせず、普通に放置で乾燥

乾き斑も、逆手にとりたいと思います



馬鹿でかいバンブーは水差しに見立てられそうです

残りは輪切りにして、口の大きな花入れにします

華道やってる友人にプレゼントです



あの大きな竹の先端からは沢山の柄杓がとれました



株の幅がいくら大きくても末は同じですね

島根の玉造温泉にあった柄杓をパクリました

パクリパクリの人生です

パクリも数こなすと、本気になります





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真田紐のバリエーションを増やしました

色も多種あります、形状は綿の平紐です

室内保存なので平紐で十分だと思いますが

もっと丈夫にしたいなら袋紐にしたり、絹製の紐にします



今回の花入れ、侘びきいた一重切



紐は古田織部大先生をほんのり思う、オリーベ色 



共箱の材を杉にしました

秋田杉の端材です



目が詰まっていて、色艶の良い木です

紐は深海を思わせる瑠璃色と白色の混合

元の現場に戻って共箱、増産中です

道具が揃っているからサクサク作れてしまいます





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今日は大阪へ行ってきました

昨晩の遊び疲れで少し眠たい朝でしたが

安全を心掛けての運転です

竹の花入れを納品してきました

あらかじめ、好みを聞いての作品でしたが



色々持って行って、手に取って

花の生け方や事例を説明させてもらいました

楽しい時間を過ごさせていただきました





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まだまだ坊主仕事ですが

箱に納めて、それらしい物ができました



もちろん自称なんで

思いを持って使ってくれる方々に

差し上げたいと思います



自然の釉薬、青竹が乾燥するにつれて

茶碗や茶入に釉薬をこぼしたかの如く

乾き易い部位、花窓から溢れています



物造りの醍醐味は

ある程度、人が手助けをして

それ以上は、自然や偶然に任せてしまう

これはなかなかやめられません





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現場で竹の花入の共箱をつくっています

まとめて2つつくりました

青い真田紐を使いました



で今回、奇跡的に売れたのこれ

一重切りで花窓が短くて広いです

見よう見まねで作った花入がまさか売れるとは(笑

なんか不思議な感じです



こんなんもあります

ちょっとペンネーム要るな~とか

箱書きも必要やな~とか思ってます

色々、挑戦してみたいと思います





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休憩時間や昼休みを利用して

竹の花入用の箱をつくりました

今回は4つ入



紐は真田紐です

箱の底から紐をサンで押さえて

上へ持っていきます



花入を養生材で巻いて

カンナで仕上げて完成です



良いものができました





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