神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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艶無しのニスを塗って完成しました
茶碗などの茶道具を飾る予定ですが
色々と試してみたいと思います
栂の木、とても綺麗な木目です
厳しい四季が育てた目が詰まった良材です
日本にはまだまだ沢山と木があります
うまく使いたいですよね
棚として使ってみます
とりあえず茶入を飾ってみました
飾るだけでは面白くありません
実際にお茶を点てて様子をみたいと思います
今回も枝柄杓を使いたいと思います
頭が重いので建水が傾くとすぐに落ちてしまいます
これはとことん稽古が必須
思ってた通り
茶碗周りが窮屈な感じがします
原因はここでしょう
隣の水指が収まってません
入る様にもしてませんので
当然どうあがいても入りません
これを機に棚も創作していきたいと思います
柄杓や蓋置なら簡単に飾れます
飾り棚としては全然使えます
茶碗なら四つは収まります
しばらくこんな感じで使いたいと思います
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端材が四枚もあれば
何かを思いつき、何かを作る技術があります
そこにあれば薪ストーブの焚物になってしまいますが
今回も勿体ない精神で何かを作ってみました
仮入れです、三枚のホゾで固めます
両端のホゾの巾が固ければ
板が割れてしまいます
厚みが固ければ側板の末が取れてしまいます
気持ちだけの大入れにしています
深さは一分、胴付を隠すだけの入れ込みです
ええ感じで入っています
材をペーパーで仕上げて取り付けです
天板の上場と袖は組み立てが出来てから
全体のバランスを見ながら仕上げる予定です
側板と中板の取り付け
上手い事、胴が隠れて入りました
天板も大入れで落とし込んで取り付けの完了
水で木殺しの部分を戻します
あとは天板を仕上げて完成です
これは面白い物に使えそうです
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遅いですが社中の初釜へ行ってきました
師匠と姉弟子達との挨拶が一通り終わって
早速、花月の準備です
花月百遍朧月と言われるほど
花月は難しくて決まり事が多いです
百回と行っても、朧月程度ほどしか身に成らない
そんな花月に未熟な袴男子が今回も参加
今日はこんな感じです
炭付花月、平花月、お昼、主菓子
そして濃茶付花月という段取り
主菓子はもちろん菱葩餅です
丸卓を使いました
薄茶器は高台寺蒔絵の吹雪です
水指は染付です
凧揚げ、護摩回し、羽子板などで遊ぶ元気な子供達
そういえば凧揚げも護摩も長い事やってませんね
蓋置は春の七草の絵付け
今日は大寒ですが
少し春を感じる嗜好に心が温まる
花は藪椿です、先生も名前が分からないみたいです
枝ものは迎春花、黄梅です
初釜が終わって、所用で庭へ
僕の膝は長時間の正座でガタガタですが
雨の中、太郎冠者はしっかりと咲いてました
今日は沢山とお茶飲ませてもらいました
もう流す涙は濃い緑やと思われます
当分お茶は要らないと言いたい所ですが
来週は淡交会の初釜です
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大屋根の束の刻みをしています
材が短い分、とにかく仕事がし難いです
ホゾを取り付けるのにも、踏ん張りが効かないので
半分ほどの力しか入りません
材が不動で両手できっちり扱えれば
もっと精度が上がると思うのですが
まだまだ手鋸に遊ばれてる感じですね
もっと頭を悩ますのが込栓穴
四分鑿で地味にホジホジやってます
仮組みをしてみました
梁の上にこんな感じで乗っかってきます
束だけなら簡単で手間もかかりませんが
繋ぎ材を段取りしました
繋ぎを入れると小屋組みが安定します
こっちは込栓で抜けない様にします
母屋に入るホゾを痛めない様に
袈裟型に束を欠き取って半ホゾも短くします
反対側は蟻が母屋に落ちていきます
屋根のむくりは五分です
三時の一服は
織部のカップで飲むお茶とたい焼き
今週は手鋸の挽きっぱなしの連続で疲れました
明日は社中の初釜です
先生方の面前でのお点前があります
自己練して早めに寝る事にします
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今週の稽古
年が明けてから盆点の連続です
丸壺の茶入れに象牙の茶杓
今回は真塗りの四方盆を使いました
お花は西王母、水仙に白梅です
外はこんなに寒いですが梅の木は少しずつ
春を迎える準備をしています
稽古が終わって袴をたたみます
結び方がまだまだ勉強不足ですが
たたみ方だけはどうにかせんと帰れません
先生とあれこれ言いながらも
今回は前回より綺麗にたためました
先生より用事をもらいました
花入れの落しの修正です
この落しは花入れの直径に合っていないので
花が安定しませんし花が広く展開できません
この落しが花入れの可能性を狭くしています
交換しました、穴が大きくなって
花が広々と生ける事が出来ます
花も動かず安定します
何時も思うの事ですが現場に
立ってみないと分からない事で溢れています
花入れを作ってみて、花を生けて初めて
使い勝手が分かったりします
どんな道も遠回りしてみたり、他の道を通ってみたり
時には一服してみるととかえって
物事の本質が少しずつ見えてくるかもしれません
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数日前からコソコソと作っていた道具箱
仕事の合間の少しの暇を見つけては
コソコソと手を動かしています
材は米松の柾目の端材です、厚みは二分五厘
釘を打つ事が減ってしまって
釘打ちの感覚がなかなか戻りません
不細工にも割れてばっかり
入る道具はオービルサンダです
ペーパーも沢山と入る様に箱を長くとってます
ロールのペーパーも入ります
蓋は物が箱から落ちない様に
同時に簡単に外せる様にしておきます
先に奥を入れ込んで、手前に戻す方法です
戻す分、蓋を長くしておきます
手前の蓋も沈み落として
桟を持って、グッと差し込めば
きっちりとはまります
大工さんが作る道具箱が完成
こういう作業もきっちりするとなると案外難しいです
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仕事をしてますと色んな人がやって来ます
道具屋さんや材木屋の親分やら他の職人やら
オール手刻みの過酷さに心がくじけそうになりますが
そんな時は特に温かい言葉が本当に励みになります
仕事の方も構造材がほぼ終わりです
そろそろ折返しに入ったのではないでしょうか
大手のメーカーさんだったら
もう家自体が完成している所ですね
蟻の継手は長期戦に備えて
木口に割れ防止のボンドを塗ってます
蟻の加工とホゾ穴の連続でした
始めはつらかったけど
今思うとまだまだ容易い作業でした
今日は母屋などの軒周りの墨付けです
物事が決まったら墨付けは休憩せずに一気に片付けます
大屋根の束は、懲りずに一手間かけています
同じ役を成す結果ですが遠回りしています
どこまで辛抱できるか分かりませんが
温かい応援よろしくお願いします
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大きい竹は何時もどんな感じで使うか悩みます
叩きの八分鑿と比べてこの大きさです
何かに使える時があるかもと狩って来た竹ですが
置いて居ても邪魔になるので挑戦です
窓を空けて花を生けたとして
その先に想い浮かべる床の風景が描けません
とりあえず窓を設けず尺八に切ってみました
いちを荒仕事は終わりです
仕上げは洗浄と油抜きです
一方、嫁さんは何かペーパーでゴシゴシしています
竹窓の切れっ端を擦っているみたいです
今年初の花入れは成果は四つです
一重切り二つと尺八切り二つです
洗いにかけて、すごく綺麗になりました
油抜きで皮を引き締めて艶を出します
この侘びた竹が活きた花を
より一層、美しくしてくれる事だと信じています
一方、嫁さんのゴシゴシ作業も完成した様です
何でしょうか・・・箸置きみたいです
枯れ始めた水仙、葉が黄色くなってきました
こういうのは茶会などでは滅多見れない光景かと思います
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桧のテーブルの仕上げです
欠き取りの一手間をかけた中板を取り付けると
テーブルはグッと安定してきます
価値のある一手間です
取り付ける物は全て取り付けて
ここからが本当に難しい削ぎ落としの作業です
人によって残し過ぎたり、取り過ぎたりするので
この工程で見た目の印象が全然変わってくると思います
化粧のホゾも天板との協調性を大事に
長さを決めていきます
木曽檜の天板のこの反りや下面も
両端のバランスを見ながら少しずつ削いでいきます
板の厚み保ちつつ、あっさりと見せたければ
下場の面を大きく削ぎ落します
赤身の美しさを強調させてくれるのは白太です
白太を上手く残しつつも、左右対称の反りを描きます
木口の方は逆に起りを描きます
見本などの型は特にありませんが
イメージするのは女の子のライン
魅力的なくびれと優しいふとももとです
ある意味、経験が物を言う技術です
桑の千切りは思ってたほど色が出ませんでした
削る前はもっと黒っぽい感じでしたが
仕上げてくるうちに茶色になってきました
もしかして桑の木では無いのでしょうか
御存知の方教えてください
家に持ち帰り出来栄えを確認します
オイルが染み込んだ布で
乾拭きをして光沢を出しました
天板が木曽檜で他は吉野檜です
必要最低限の材しか使用していないので軽量です
次の課題はこのテーブル囲む
小さな椅子を作りたいと思います
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今年初の竹狩りに行って来ました
現場は半枯れや亀甲が狩れる
レアなポイントです
相変わらず、荒れ放題の竹林です
と言いましても
僕が狩るのはほとんどが枯れた竹です
生きた竹はあまり狩りません
竹の具合と床に飾る風景を描きながら
鋸入れのポイントを確定していきます
今日の収獲は胡麻竹を中心とした数本です
枯れてはいますが
腐っていないものを選んで狩ってきます
胡麻竹なら、直ぐに花入れにする事が可能です
若い時からの苦労が伺える竹に出会いました
残念な事にほとんどが割れています
本来の竹としては活躍出来き無くても
工夫をすれば、花入れとして次の命を吹き込む事が出来ます
数か月前に油抜きした竹も
天日干しをしまして色が落ち着いてきました
竹材はとにかく、手入れに大変な手間がかかります
竹の洗浄と油抜き、そして乾燥
その工程を終わって、初めて材として使えます
油抜きの直後はこんな感じです
しっかりと油抜きした物や
軽くサッと炙った物と分けています
色々と成果を見ているのが現状です
油抜きをしても、色が落ちない竹もあります
黒いので、焦げても分かりません
そんな竹も数か月の天日干しにて
少しばかり、色落ちしてきた様に思えます
まだまだ試行錯誤の花入れ作りです
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犬親方を一日観察してみました
最近は寒いせいか
一日の半分は丸くなってます
お昼からは餌の
蟹鍋の残骸を漁ってます
ご飯も食べて
リラックスの昼下がり
一日の仕事と言えば
仕事の出来を確認してくれます
しっかり見てくれてます
一仕事終えると散歩です
半時間ほど歩いたり走ったり登ったりします
池の土手にある階段を上ります
初老の犬ですが、まだまだ力が強く
グイグイ引っ張ってくれます
下りは引っ張られて怖いくらい
犬親方との散歩は良い運動になります
これからも仕事のチェックお願いします
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関係者各位
私の不手際で年賀状を出し忘れしていました
さきほど郵便ポストへ出してきました
年賀状をくれた皆様、大変申し訳ありませんでした
すぐにお手元に届くかと思われます
部屋の整理をしていて発見しました
出した勘違いして余裕で年末年始を
過ごしていた事に恥ずかしくなりました
これを教訓に、以後気を付けます
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蟻落しの仕口の刻みやってます
荒斫りした後は突き鑿で仕上げます
突き鑿は突いて使うもの、叩き鑿と違って
良く切れる様に刃先の勾配も緩く研ぎます
裏もきっちり押して研ぎ上げる事が重要です
この突き鑿は良く切れる様で
木材も紙切れの様にサクサクと切れます
蟻首の所は鎬の突き鑿を使います
材木に乗って上から攻めていきます
木材の木口を削ぐので
本当に良く切れる様に準備しておかないと
この大役は熟せません
そんな大役を担う突き鑿は播州三木の名工狐です
相当古いようです、時代です
良い物に古いさや新しさは皆無です
柄はやっぱり茱萸を使ってます
色が微妙に違うのは
寸四の方が苗代茱萸で鎬の方が夏茱萸です
苗代の方が上物ですが突き鑿にするような
真っ直ぐで大きい苗代を確保し難いのが現状です
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ダイニングテーブルの続きです
仕事の合間にこつこつやってます
千切りの出た部分を切り落します
とにかく堅い木なので切り落すのも一苦労
切り落しも、もう一回使えそうなんで確保
仮置きしてみます
裏返しですが仕上がりは
おおよそこんな感じになると思われます
今回は角材なんで鉋で仕上げて組み立て
吉野桧は削りやすくて
削ると周りが良い香りに包まれます
大工さんの香水ですね
組み立ては完成です
足の垂直や長さを確認して
接着剤の乾燥をしばし待ちます
中棚はこんな感じにします
桧の板材を並べて見え方を確認
三枚にするか四枚にするか
微妙な事ですが気にしてしまう性分です
ここで一手間は板を欠き取っておきます
この桧の板に中棚と根絡みの重役を負わせます
しっかりと絡まればテーブルに安定を提供してくれます
完成はまたまた後ほどです
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寒い中、初稽古に行ってきました
師匠との挨拶も早々に済ませ
今日の稽古は盆点です
久々に身が引き締まる思いです
一つ一つの所作を確認しながらも
丁寧を心掛けます
今日も稽古で袴です
少しずつですが馴れてきました
縁があってもらった袴
どんどん使ってこそが大事
お菓子は可愛らしい羽子板の羊羹
つく羽根の部分を頂きました
今日の花は水仙と蝋梅と
真っ赤な八重の椿です
名前は聞き忘れですいません
掛け軸は淡々斎の珠輝くです
淡々斎の字は赤抜けていて
見る者をとても楽しませてくれます
稽古が終わると袴をたたみます
帯の結び方やたたみ方は難しいですが
これも釜の中の湯の一滴に過ぎません
それほど茶の湯は奥が深いという事ですね
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こないだ柄入れした玄能の続きです
実際に使いながら
勝手を見ながら削っていきます
これがいちばん、堅いやり方だと思います
けっこう、すっきりとしました
ここまでくると
後はペーパーで仕上げるだけです
番手を細かくしていって
ラストは耐水ペーパー1200で仕上げます
ええ感じの黄色出てます
実際に使うと何とも心地良い音が響きます
しっかりと刃先が材に突き刺さっている感じがします
大工さんが玄能を振り上げて
鑿の尻に当てる、この動作
職人にとって簡単な基本動作ですが
女の子にとっては
なかなか真似が出来ない難しい動作です
気になる女の子に見せておいたら
落ちる事はまず間違いないと思います
戦線離脱していた大西も復帰
残念なほどに短くなってしまいました
先は長いですが道具達と共に
確実に前に進んでます
一日使ってもほとんど汚れません
ペーパーの番手が細かいと保護膜が出来ます
また一つと頼りになる武器が出来ました
いっぱい使って大事にしていきたいです
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鹿嶋神社で柏餅を買ったので
どうせだったら美味しく食べたいとの事で
小さな茶会で友人をもてなしました
初釜ならぬ初ヤカンですいません
ためしてみたい道具はこれ
自作の枝柄杓
黒垢も取り払って綺麗しました
勾配はおおよそ同じになっています
実際に使えるか使えないかは
現場にしか答えは有りません
小さい蓋置に大きい枝柄杓を乗せる
以外に芯が安定していて置き易いのが感想です
大きい蓋置に乗せると言うより入れる
これも意外と安定しています
こっちの柄杓だとすっぽりと入って
こんなことも可能
ちゃんと湯も入って
しっかりと使えます
柏餅は薄茶と共に
美味しくいただきました
今日の茶碗は時代の萩の三つ割高台
けっこうな茶会でした
心がほんのり温まりました
明日から家作りが頑張れそうです
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友人と嫁さんと三人で
播州高砂市にある鹿嶋神社に初詣に行って来ました
去年のこの日は西宮神社の十日えびす
開門神事福男選びに
無謀にも挑戦するという暴挙に出ました
寒い中、数時間並んで抽選をして
見事に外れて走る事も出来ずに
帰って来た事を思い出します
今年は何事にもじっくりと準備をして挑みたいです
香を焚き身体に浴びせ無病息災を願うが
とんでもない量に本気で咽る
欲張って風下を選ぶと返って遠回り
何でも適量がベストです
おみくじひきました
微妙な吉きました
家造移転等よし
ええやないですか
お土産は柏餅と熊手の小
用が済めば大好きな庭仕事に使えます
家に持ち帰り観賞
今年はどんな年になるのでしょうか
何事にも慎重で
基礎を大事にした毎日にしたいです
いい年になると良いですね
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今日は大工仕事をお休みして
家具作りに専念します
ソファーテーブルを予定しています
昨晩は早寝しておいたので調子が戻ってきました
巾がある板がなかなか無いので
二枚の檜の板材を取り付ける事にしました
昨日の段階で
板を接着剤で取り付けていました
クランプで上下左右と隙間無く固めていきます
一晩寝かせると、しっかりと合致していて
そうそう取れる事はありません
取れなくても木は収縮する物です
千切りの加工を施します
雄木は堅い桑の木の端材
板の厚みが八分ほどなので
雌型は五分ほど掘り込んでます
足の方はホゾを抜いてます
高さはある程度決まってるのですが
いつもここで時間を費やします
もう少し短い方が身なりが良くなるとか
細い方があっさりと見えるとか
色々と悩むわけですね
足の上の桟は大入れ落し蟻に加工
材が小さいので
作業が難しく心がくじけそうになります
仮入れしておきます
柱の上に延びている長さは
天板に入っていきます
調子が良いみたいなら取り外して
鉋で削って組み立てです
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今日は柄杓作りに挑戦
節に溜まった垢も取り払って仕上げるつもりが
あまりの寒さと頭痛でくじけて帰宅
おそらく風邪をひきかけてます
竹の枝が有るのは末の方です
末の方は当然、竹が小さくなってるので
株が大きいのを狙って刈ります
数か月、陰干しした竹を使います
水に数時間、浸しておいて
バーナーで根元を焦がさない様に温めます
前回作った柄杓の勾配を参考に曲げていきます
五本つくりました
油抜きもして、荒仕事は完了です
なぜか枝は二本しか生えません
右勝手と左勝手
重心が偏るので使い方が難しいです
柄杓を左に傾けて湯を茶碗の中に入れるので
右勝手の方が使い易いと思われます
実用的に使う事を思えば
重さの壁も越えたい所です
竹皮を残しつつ、重量を落とすとなれば
節が抜けない程度に
削っていく他なさそうな感じです
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浩樹丸200匁に
虫食いの古の茱萸を入れていましたが
新たに交換する事にしました
僕にとって、茱萸の柄入れは神事です
刃先に玄能の打力を全て伝えるには
隙の無い柄入れが要です
候補に数本を引っ張り出してきました
何か穴空いてます、ヤバい予感
切っても切っても虫穴が空いてます
これはあきません
虫は他の茱萸へ移るので
倉庫へ戻って、一本一本確認
外見の変化は無い様なので一安心しましたが
良く見ていたつもりが虫が入って残念です
結局、芯持ちのこの茱萸にしました
小節が沢山ありますが
素晴らしい黄色いです
2010年2月の切り取りです
この時期は播州小野産が豊作だったと思います
良く乾燥できています
柄入れは完了です
ひつ穴に入る部分は
木殺しとバーナーで水分を飛ばします
この二手間がしっかりとした仕事を生みます
仕上げは後ほどです
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休憩中に庭を見ていたら
さわってみたくなりました
玄関の下駄箱の上に敷板をひいて
花入れは自作の一重切り
花は西王母と空木の照葉です
椿も続々と咲いています
紅侘助と白侘助
共に小ぶりの花を咲かせてくれます
そして初の自己練
薄茶と濃茶の平点前で基礎の確認
主菓子は有馬温泉のお土産の
温泉まんじゅうです
今年も茶の湯を通じて
色んな出会いを期待します
そして、今日の持ち込みは水仙です
なかなか咲いてくれませんでしたが
こんな寒い中、一輪だけ咲いていました
尺八切り草に生けてみます
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とても寒い風が吹く中
こないだ作っていた椅子の続きです
座ってみて揺らした所
しっかりしてる様なので
補強無しでいかせてもらいます
座り心地が良い様に
鑿でおしり型に斫っていきます
荒斫り完了
とにかく手間がかかりました
特に大きい節が困難
角を丸面に取って
ペーパーで仕上げていきます
この作業も手間がかかりました
次回からは何かしらの工夫が必要だと思います
家具と竹の花入れで溢れているので
部屋が手狭であまり歓迎されませんが
家に持ち帰り鑑賞
斫ったり擦ってるうちに天板が
かなり薄くなってしまいました
今回の椅子作りは難しかったです
組み立て方や部材の配置やバランス
反省すべき所や改善すべき所は沢山あります
とにかく良いも悪いも経験が必要です
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今年も奴等と共に戦っていきます
二日ほど休暇しました
ごろ寝ばかりしていたので
持病の腰痛がひどくなってます
休めるより適度に使ってる方が調子が良いみたいです
仕事にかかる前に犬親方を連れて
散歩がてらのならし運動
初仕事はホゾ穴です
深く掘るのはとても大変ですが
ホゾが長ければ丈夫な家が建つのです
ホゾが抜けなければ縦揺れの際
構造材が落ちてくる事はなくなります
簡単な理屈です
梁と地棟の渡りあごは落し蟻のダブルでいきます
引寄せ付けながら入っていく段取りにします
高い所で慌てたくないので仮入れしておきます
梁と交わる部分が三寸もあります
半分の一寸五は相欠きにします
残り半分は蟻にしておきます
相欠きと蟻落しのコラボ仕口です
ええ感じで入っていってます
だんだん耐震強度が上がってきています
しっかり入ってくれました
峠の高さも確認しておきます
こっちの方も良い感じです
もう一段階強固にしようと思えば
束のホゾを下端の地棟まで通せば
より強固な仕事となります
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あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
みなさまは年越しや元旦を
どんな感じで過ごされたのでしょうか
興味は無いかもしれませんが
僕の年越しは大阪でそばをすすっていました
今年も可能な限り毎日更新を
目標に精出していきたいと思ってます
どうか温かい応援よろろしくお願いします
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