神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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二階の和室を色々と変更しました
下地窓があった所を突き出しの窓に変更しました
この位置だと寝転んでもいても風を感じる事ができます
大きな方は縦のすべり出しの窓にしました
窓の周りは土による塗り回しになります
増設した床もほとんど塗り回しになります
ここの下地窓は外からはめ殺しのガラスを取り付けます
作っては壊す過程があって住み良い家が出来ると信じています
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杉の階段が出来上がりました
階段の下は半畳の押し入れと抽斗の収納になりました
抽斗の数は14個になりました
奥行はおおよそ40㎝にしました
玄能が振れない小さな隙間はこの玄能を使います
床下地と階段が出来て足元が安定してきました
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階段が一階へ到着しました
杉の一等材を選って無地材で揃えました
庭からの風が階段を通って二階へ吹き抜けます
廊下側も側板を無くして土壁になります
階段下は抽斗が収まる様に組んでいきます
手が届く内に小さい方から仕事をしていきます
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杉の足場板で階段をかけます
明解な直の階段です
側板は使わずに壁は土で仕上げます
蹴込み板は座板を転用
階段の下は押入れになります
ここからの階段下は抽斗を取り付けます
もう少しで一階へ到着です
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杉のお家にへ遊びに行きました
冷たい土間で昼寝をする猫
小壁に収まった時計
棚に並ぶマトリョシカ
梁の上に人形
壁には玉杓子
歩く事を再開した老猫の足と杉の床板
お世話になった模型も残してくれています
お風呂にも入らせてもらいました
人や猫や物が杉のお家と馴染み始めています
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夏の日差しを避けて室中での仕事
増築部分の押し入れ
杉の床下地を貼っていきます
下地の厚みは六分あります
厚い床下地がそのまま断熱材になります
玄関まで貼ってきました
庭からの涼しい風が良く通り抜ける間取りになってます
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現場で柱と桁を鳥居型に組みます
両壁と床を板貼りにして下がらない様にします
床の奥行は尺に延びました
細長い壁も土壁になります
柱は庇の屋根に干渉せず宙に浮かせてます
屋根は破風板と軒先の振れ止めを取り付けます
この後は竹木舞の下地に土壁を付けていきます
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二階四畳半の織部床の一間
土壁を解体します
再利用できるように縄を丁寧に解きます
隅の壁は少し残しました
柱のホゾを切って隅の壁に寄せます
貫は伸ばしておいて貫穴にそのまま入れます
落した土は集めておいて水で塗り直します
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西側の道具小屋になる予定の小屋
屋根は少し起らせました
足元はごろた石を据え置きます
荒壁の土を使うと座りが首尾良くいきます
土壁がごろた石まで降りてきます
屋根はガルバニウム鋼板のネズミ色です
二階あった下地窓を再利用
道具小屋としてますが茶室にしたら楽しそうです
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取り外した窓を再び取り付けます
敷居と帆立を取り付けてサッシを入れます
杉の荒野地板を床下地として貼っていきます
そのまま廊下も貼っていきます
寝室まで伸ばしていけば足場になります
木目が整った綺麗な野地板は残しておきます
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杉の垂木を取り付けていきます
面戸板を入れて化粧の野地板を貼ります
押し入れの奥行は凡そ二尺ほどになりました
床は二階の床の高さに合わせます
下屋根との隙間は隠し床収納になります
壁は全て竹木舞を編んで土壁になります
屋根は三枚に重なり合いました
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建て増しの上の建て増し
鉋で柱を削ると木肌が光ります
柱が起ちました
柱の根本は雇いで固定します
押し入れにならない所は鋼板葺きになります
雨樋の鮟鱇が擦れる限界まで攻めてみました
貫を入れて桁を差し込みます
真ん中の隙間は取り外したサッシを再び取り付けます
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階段を上がって廊下にある小さい窓
土を落とすと竹木舞が見えてきます
竹木舞と貫を取り払います
入口が出来上がりました
一階の増築された押し入れ上になります
この上にさらに押し入れを作ります
取り外された割竹と縄はいずれ再利用します
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鉋で垂木を一本ずつ削ります
太陽と戦いながら垂木をながしていきます
化粧野地板を貼っていきます
垂木と垂木の間に面戸板を差し込みます
野地板が貼れると影が出来て涼しい風が吹きます
北側は窓が干渉するので垂木を母屋でとめました
屋根は二寸五分の勾配
屋根が終われば竹木舞の下地を作ります
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杉のお家の建具
玄関を入っての片引き
階段の下の引違い
押し入れの引違い
押し入れの引違と片引き
片引きはそのまま引違いの溝に収まります
トイレのドア
漆喰の白い壁に杉の赤身の片引き
黒い猫が招いてます
招かれた先にはもう一匹居ました
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裏側の増築の押し入れが終わりました
西側の増築部分の床下は延石を使います
柱の傾きを見ながら起していきます
桁を落として栓を打てば固定していきます
足場を微調整して傾きを起していきます
妻桁を入れて母屋を落せば全体が見えてきました
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押し入れの増築は手道具を使って施工します
既存の柱と新しい柱を貫で固定していきます
鉞を使って小返りを斫ります
鉞だと破壊力は壮大
根太を取り付けます
床下は延石と川石を使った石場立て
垂木を固定すれば躯体はもう動きません
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風呂場の桧の腰板が全て貼れました
天窓の額縁と廻り縁を取り付けます
風呂桶と十和田石との小さな隙間はステンレスの板で覆います
柱や腰板の端材を使って風呂桶の蓋を作ります
風呂桶より微かに大きく作っておきます
現場での誤差を蓋を削り合わせておさめます
蓋は手前の大きな隙間に入れておきます
あとは風呂桶にお湯を溜めて入浴するだけ
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現場のお客さんは蟷螂の赤ちゃん
自然の植物油を塗りました
杉の木デスクの木目が際立ちました
水周りは二度塗りです
階段も塗りました
小さくても立派な足がついています
前へ進むにはそれだけで充分なんだろう
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風呂場の壁は桧の木目板です
先に棟木が干渉する所から貼っていきます
残りは板の割を少し落として均等に貼りました
何も干渉しない一面は仕事が簡単です
真鍮の釘を使います
板は赤身と白太を交互に貼っていきます
残す所は出入口の上の板貼りと廻り縁です
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このお家の最後の仕事は風呂場になりました
風呂場の床と腰壁は十和田石を貼ります
石の上端より天井までは桧の板を貼ります
水分を含むと青みが少し増してきます
高野槙の風呂桶を据え付けます
床に石を貼ればいよいよ大工の出番です
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キッチンの抽斗の引手は穴になりました
養生テープを貼ると木が裂けずに穴が空きます
穴を空けただけの抽斗が出来上がりました
穴は人差し指が入る程度
コンロの周りは小さな抽斗が六つ
シンクの下は抽斗一つと可動棚二つ
キッチン周りの仕事はこれでお終いです
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キッチンの方にもまだ抽斗があります
ここの抽斗は大きいのでスライドレールを付けます
レールの微調整しながら前板を収めます
レールを付けると出し入れが円滑になります
幕板と前板の全ては同じ赤身が強い杉の木から取りました
コンロ周りの小さな抽斗は六つです
引手は金物無しで穴を空ける予定です
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