神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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框から伸びた柱に片引きの鴨居を絡ませました
鴨居は大入れで五分胴付きにしています
大入れの働きは四分なのでしっかりしています
鴨居が向かう外面には柱があります
室内側には柱が無いので付け柱にしました
北面の寒さと洗面場を考慮して一寸の杉板を一面に貼りました
鴨居上から母屋までの壁は意匠を少し思案中です
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玄関框に香りの良い木曽檜を削りました
柱の方にも仕事を施します
首尾良く取り付ける事が出来ました
土間まで伸びた柱は楔を入れて胴付きを食い込ませます
小さいながらしっかりと玄関が出来上がりました
洗面場に接する柱は同時に片引きの帆立も担います
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屋根が出来たので壁を作っています
兵庫県産の杉の一等材を柱内に落とし込みます
壁が立ち上がれば足場を片付けます
玄関は帆立と付柱を取り付けます
鴨居の上には北山杉の小枝を取り付けておきます
角材に挟まれた丸みのある小壁が出来上がりました
帆立の横は化粧野地板の切残しを無駄無く使いました
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水気の多い洗面場にトップライトを付けました
母屋の北に位置するので南面の日差しがとても大切です
化粧野地板の上には断熱材が入ります
荒野地を貼って屋根での仕事は終わりです
既存の軒桁との取り合いは二寸ほど残して避わしました
淡路の瓦に良く合う鼠色のガルバニウム鋼板を貼ります
屋根が完成して雨や雪の心配からは解放されました
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足場板の化粧野地板が貼れました
鼻隠しの上に広小舞を取り付けます
妻の軒の出は凡そ四尺出ました
軒桁から四尺五寸は玄関の天井になります
棟木から半間ずつの一間が洗面場の天井です
化粧野地板が貼れたら屋根仕舞いです
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母屋が掛かって足場板の化粧野地板を貼っていきます
良く目に入る所に木目の通った板を集めます
起くりは凡そ一寸五分
屋根勾配は凡そ三寸五分
見渡しが良くなってきました
破風板の成は四寸
母屋は長さ精一杯まで伸ばして板を貼りつめました
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経年変化の誤差を考えながらの穴掘り作業です
既存の構造材にホゾ穴を掘っていきます
柱を建てていきます
玄関は土間となるので柱は伸ばしています
軒桁は一枚ホゾが差さって込栓が入るだけです
一本の込栓が軒桁と柱のホゾと妻桁の木口に差し込みます
棟木は既存の束に差し込んで込栓を入れます
母屋は兜蟻にして既存の妻桁に落とし込みます
追っ掛け継ぎと柱や束の込栓を差していきます
木造建築と大工職人が有れば建て増しは容易いのです
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現場の解体が進んで寸法が見えてきたので刻んでます
仕口は蟻にしておいて木口に込栓が入ってきます
仕事が終われば手鉋で仕上げます
桁の高さが決まったので柱も刻む事が出来ます
大方の材は揃ってきました
化粧野地板は足場板の上小材を仕上げます
一等材は壁内に落とし込むのでその寸法に切っておきます
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自宅の仕事も一区切りで次回の現場の段取りです
鑿では役不足なんで釿で斫り飛ばします
細かい微調整は鉋と鑿を使います
追っ掛け継ぎの仕事は完了
仮入れしてみました
手で揺すったぐらいではびくともしません
込栓穴をあけてここから墨付けが始まります
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良い香りに気が付けば蝋梅が咲いてました
ようやく足場を取り外しました
土佐漆喰も良い感じに落ち着いてきました
雲を見つけました
鋸挽きっぱなしの杉の腰板の肌
乾き斑の肌
ここはもう一工夫の余地が残っています
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玄関の足元をさわっています
建具が入るので柱石を切り取ります
グラインダで斫り飛ばしました
反対の柱石は引違いのもう一枚が入る様に室内側を斫ります
真鋳のレールを据えます
柱石が干渉する所はレールもひかり付けています
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木目が整った杉の一寸角は玄関に使います
竹木舞の下地で余った女竹を通していきます
格子は二枚戸が入る半間に取り付けます
格子を均等に並べます
格子と女竹は釘で固定します
仮に取り付けてみました
土間は洗い出しになるので釘に格子を乗せています
腰板と格子の隙間にレールが入る段取りです
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ベランダの格子は横に取り付けました
側面もそのまま同じ高さで打ち付けます
格子の交差は手違いに伸ばして切り揃えます
柾目が通る様に切り継いでいます
キッチンの窓の格子
二階の大きな窓の格子
格子と土佐漆喰が西日を優しく受けてくれます
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斫ろう会へ行ってきました
墨を打つ為に皮を落とします
墨に沿って大鉞で斫ります
一面が終われば返してまた一面を斫ります
鉞の凸凹は釿で均します
角になれば板にします
大鋸で挽きます
板になりました
釿で仕上げた杉の梁
素晴らしい職人と道具に出会えた斫ろう会でした
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外壁の土佐漆喰が乾いてきたので格子を付けます
天井地の一寸角の無地を選り分けていました
お風呂の窓から取り付けてみました
二階の西側の窓
格子の影が壁に均等に映ります
窓の格子が終わればベランダの格子にうつります
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カウンター下に棚と抽斗を取り付けます
壁側は先行で出来る所から取り付けておきます
棚と抽斗が両側にある事でバランス良くなりました
カウンターと枠との小さな隙間は箸などを入れる抽斗になります
カウンターの仕事の凡そが終わりました
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使われずに取り残されていた皮が付いた栗の木
皮を残したまま手鉋で仕上げます
皮はそのままに残して鉋で丸みをつけました
一体感を出す為に枠に絡ませました
目の詰んだ杉の白太の端材を削りました
カウンターと柱の隙間にはめ込みます
角物の中に丸みがある材が一つある事で空間が優しくなります
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杉のラス地は無地の白太を選り分けて残していました
鉋と砥石と木の相性はいつまでも勉強です
みんなの力が重なって初めて鉋屑が出て来ます
思い描くような鉋屑にはまだまだ程遠いです
木が光り輝くまで仕上がりました
カウンターの上に貼っていきます
カウンターの下も貼っていきます
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キッチン周りの仕事に入りました
柱に掛かる枠は三方大入れにします
柱を枠で優しく抱いていく感じです
板を仮置きしてカウンターの高さと巾を決めます
手鉋で栗のカウンターを仕上げます
重たい部材は無理をせずに置いてから固めていく感じです
蟻桟の延長は間柱に絡めます
黒檀の千切りは少し浮かせています
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キッチンカウンターは栗の木を使います
硬い黒檀の木
千切りに加工しました
適当な割れ部分に千切りを置きます
罫書いて形に合わせて掘ります
死に節は埋め木を施します
片方の割れにも千切りを施します
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この一週間はずっと床貼りでした
脱衣場の小さな隙間には棚を仕込みます
奥行がたった五寸の衣類を置く棚
反対側はもっと小さくて二寸五分の洗剤を置く棚
廊下の床板に合わせて貼っていきます
ここも水気が多いので赤身を集めました
たった半畳で洗濯機と洗面化粧台を置くつもりです
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一階の床板を貼っています
水気があるキッチンは赤身が多い板を寄せました
そのまま廊下まで延長していきます
柱を欠き取らずに取っ付けで貼っていきます
干渉の多い階段周りは手間が掛かります
縦に長い玄関と廊下は木目が通った板を集めます
南面の玄関から日が差し込んで来ます
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天井が出来てきたので床を貼り始めます
赤身勝ちの荒野地板を寄り分けて床板に加工しました
死節は切って継いでいけば上手に使えます
床全体の姿が見えてきました
柱を痛める首切りなどはせずに床板がそのまま取っ付きます
柱の面が大きい場合もいちいち床板をその形に切り込みます
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