神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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あずきちゃんの現場です
店舗の正面玄関の壁を作ります
栂の切り板をランダムに貼り付けます
影が出来るように板の厚みもランダムにしています
遮二無二貼り詰めてみました
壁上部に看板を照らす照明器具が付きます
まだまだ暑い日中は影で一休みです
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木の香り漂うあずきちゃんの現場です
仕事が進むに連れて現場が綺麗になってきました
客間は納屋の小屋裏をそのまま化粧になっています
小屋裏の材のそれぞれは色を付けています
腰掛待合からの客間
客間からの腰掛待合
三時の一服中はあずきちゃんも一服中でした
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あずきちゃんの現場か片引き戸の段取りに入りました
栂椹の枠材を刻みます
現場に取り付けます
戸当たりは後付けしました
構造用合板を正確に合わせれば自ずと木枠の水平が出てきます
敷居の上に真鍮のレールを取り付けます
三方を合板で固めて片引き戸の勝手口が出来上がりです
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あずきちゃんの現場はお手洗いのカウンターを取り付けます
手鉋で削ってみるともちっとした栃の木でした
木取り時に出来た曲線はそのまま使う事にします
現場に取り付けてみました
カウンターのサイドは光取りの窓を作りました
下地を施しました
腰は構造用合板で壁を作ります
光に照らされて手洗いの手水鉢が乗りました
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曇り空のあずきちゃんの現場です
カウンターの袖壁を作ります
栂椹の枠材の切り落としを使います
三種の部材が合致しました
カウンターの面は出会いで拾いました
下地を施して仕事完了です
あずきちゃんは雨風が強くて軒先へ避難中です
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鉋枕が取れて栂のテーブルが仕上がりました
現場に取り付けます
目の細かい栂で樹齢は200年は簡単に超えています
独特の重厚な木目です
テーブルを下地で固めてその周りの仕事をします
死節もそのまま残します
木の脂気で光沢が出ています
生節の中にまた生節が有ります
木造建築の主役はこんな栂の赤ちゃんから始まります
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窓下のカウンターテーブルは栂の木を使います
最初の仕事は裏の平面を出します
末と株の嵩が無くなったら残りを削り整えます
木を表に返して同じ厚みになる様に削ります
荒削りの後は手鉋で削ります
大きな節は水を含ませながら削ります
鉋枕が無くなるまで削り尽くします
凡その平面が出てきて木が仕上がってきました
あずきちゃんは雨が降っても草を食べてばかりです
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仕事の合間に色々と試行錯誤をしています
端材に書いた字を丸鑿で掘ってみました
掘った穴に朱墨で色付けしました
黒墨で行書体の在釜札
字の書体や大きさによって見え方が随分変わってきます
道の一文字
床に掛けると掛け軸の代わりにもなりそうです
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あずきちゃんの現場は四つの窓にガラスを入れました
窓枠は改修の現場に合わせて古色に色付けしました
窓の横は掃出しの引違いのサッシを取り付けました
漆喰壁の下地を施します
ガラス越し窓から見るあずきちゃん
夕方は日差しから逃げる様に決まってこのポジションです
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あずきちゃんの現場は窓枠の下地を施しました
栂椹の一寸板で窓枠を作ります
四つの板を組み合わせて枠が出来上がり
一つ目の窓に枠を入れてみました
窓枠越しに見るあずきちゃんのフォルム
四つの窓全てに枠を入れました
カウンターの椅子に座ったらこの景色になります
窓から手を伸ばしたらあずきちゃんに触れる事が出来ます
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あずきちゃんの改修現場はカウンターの天板の穴掘りです
欅の大黒柱に栂のカウンターが入りました
天井の垂壁を受ける枠板の穴掘りもします
葉節の多い栂椹の4mの板を刻みます
仕上げは手鉋を掛けて少し浮造りにしました
大黒柱に滑り込ませました
見付けは大入れで垂壁を受けます
見返りは胴付きで柱の角を伸ばしました
袖の枠板は縦を伸ばします
お店の形と動線が少しずつ見えてきました
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ポニーあずきちゃんの現場です
夏の日差しの暑さから逃れる様に中での仕事をしています
家屋の中心に古材の欅を大黒柱として据えました
仕事は常に補強を兼ねながら動いています
北山杉の名栗を柱は腰掛待合の袖柱にします
六角の芯を決めて起ちを整えます
袖壁の下地で柱を固めます
雨晒の味わいがこの現場に良く似合っています
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現場が変わりましてポニーが居る改修現場に入りました
解体すべき部分は凡そ取り除いています
先ずは建増しの刻みから開始です
柱を起して桁を差し込みます
繋ぎ梁を入れると間取りが出来上がってきます
傾きを起こして込栓で固めていきます
垂木をながします
雨や日差しの事を考えて軒は長くしています
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障子に丸打掛釘を取り付けました
片方の障子に干渉しないように内に収まる様に取り付けます
本式の躙口なら戸板に付ける金物ですが障子を転用しました
桧の端材をサッシの溝型に加工しました
躙り易い様に段差が解消しました
動かない様にきっちり収めています
反対側の側面に取り外しの穴を施しています
茶会や茶事の準備はととのいました
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躙口の次は露地作りです
沓脱石は赤ポストの台座石を転用
飛石が定まったら真砂土を敷いて固めます
排水桝の上は延石を設置しました
他の飛石は全て家にあった物を使いました
躙口からのこんな感じで見えます
そこにある物を転用して簡易の露地が出来上がりました
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今秋のお茶事に向けての改修工事です
既存のサッシを取り外します
躙って入れる様にサッシとの段差は予め解消しておきます
障子は残したまま新しいサッシを取り付けました
サッシ付きの簡易の躙口が出来上がりました
炉縁と畳の段差も解消しておきます
畳が二寸で炉縁の寸が二寸二分五厘です
その差を炉壇の所で解消しておきます
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杉の木を削っています
鉋を研いで刃を付けます
小屋の桁を削ります
なかなか艶が出ない人工乾燥の杉
化粧野地板は一寸の杉板です
板材は機械で削ります
自然乾燥の板材は艶が良く出ています
柔らかい白太と硬い節刻み屋での仕事はこれで終わりました
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新居に障子が入りました
障子を入れる事で光は優しくなります
リビングの掛け障子
障子の裏側
茶室の掛け障子
押入れから照明を当てると下地窓の影が写ります
障子の桟や枠は鴨居の巾に合わせて小さくしました
太陽が西に傾く頃には格子の影が写ります
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新居の玄関建具が揃いました
根石の一つに注目してみました
玄関戸を開けて網戸を閉じた時の表情
玄関戸と編戸を片方に寄せた時の表情
上からの表情
網戸を閉めて内から見える表情
編戸を開けて床から見える表情
戸を全て閉めきっても西側の根石の一部は顔を出しています
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小屋の刻み後半に入ってきました
桁を刻みは渡り顎にしました
桁の木口は割れが深いので黒檀で千切りをしました
桁を二本並べて登り梁の調子の確認をします
床束を刻みます
コンクリートで出来た束石で小屋を建てます
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所用があって改修の現場に行ってきました
野外階段を上ると片引きの戸があります
踊り場からの景色は緑がいっぱい
玄関からは風が良く入ってきます
玄関の側面には下駄箱と飾り棚
玄関の隣には洗面所と脱衣場
振り返って見ると無垢の杉の木の建具
横を見ると白漆喰の壁
上を見ると宍粟杉の野地板
下を見ると吉野杉の床板
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刃物を研いで小屋の刻み開始です
登り梁の刻み
人工乾燥の杉材です
繋ぎ梁の刻み
ホゾは二枚にしました
柱の刻み
繋ぎ梁と柱を仮組をしてみました
一本ずつ仮組をする事で棟上げが首尾良くいきます
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小屋の材である岡山生まれ岡山育ちの杉が刻み屋に入ってきました
墨差しを持って材に墨を付けていきます
こっちに曲がった木があればあっちに曲がった木もあります
身近に見える繋ぎ梁は表情が豊かな木目が目に入る様に墨を付けます
勾配がある登り梁は原寸図を書いて確実に長さを求めます
その長さを現物である材に写します
生き節が沢山とある頑丈な桧は柱になります
柱の切残しは無駄にする事無く床束になります
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仕事を首尾良く早く熟すのには手道具が沢山と必要になります
墨付け前の金輪継ぎ
栓を入れると胴がきっちり付きます
二間半の桧の長材が三本出来上がりました
古典的な追っ掛け継ぎ
墨を残したり払ったりしながら刻みます
追っ掛けは柱位置が定まらず挙句ホゾ栓に落ち着きました
道具小屋の土台の刻み加工はこれでお終いです
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