神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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雨が上がったので再び外に出ました
下屋根が干渉する所は鋼板を立ち上がりに
沿わして胴縁を取り付けていきます
外に飛び出した梁は溝を作って
腰板を差し込んで水を切り落します
昼からは中で間仕切り壁の仕事
長い間仕切り壁は上から貼ってます
間仕切りの壁が立ち上がってくると
部屋が出来上がってきます
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腰板を貼る為の段取り
鴨居と柱に見切りを取り付けました
腰板が簡単に貼れる様に見切りには溝を掘っています
杉の胴縁を横に取り付けていきます
手間の掛かる妻側の三角も野地板まで腰板を貼ります
構造材の割れから雨水が入って
内部へ浸入するのを防ぐ為に溝を掘っています
間、髪を容れず腰板となる焼杉を段取り
外での仕事の都合が良くない時は
内部の間仕切り壁を杉の五分板で貼ります
試しに少し様子を見ました
仕事は常に数箇所が同時進行です
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外壁の厚みが出て来るので付け柱をしました
化粧野地板の残りを利用しました
鴨居を取り付けます
ここはサッシでは無く木製の戸になります
腰板が入る溝穴は野地板の雌実をそのまま転用
溝は三つ、引違戸と網戸が入ります
鴨居上の小さな壁は漆喰になります
閉じれる所は全て閉じる事が出来たので
これから腰板となる焼杉を貼る段取りに入ります
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床板が貼れて落し板も全てが終わりました
自分なりに創意工夫した落し板の施工
手間の掛かる仕事を理解し分解して簡略しました
玄関土間の横は下駄箱になります
桧の柱と框
落し板の裏に貼る一寸板も全て貼れました
切残しや傷が付いて使えなくなった落し板は
全て裏板へ利用しました
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床板の貼り方の最終章は先ず妻壁の三角を閉じます
トイレの三角の壁は漆喰になります
お風呂の三角も閉じてしまいます
物が落ちて床板を傷付けない為の仕事です
洗面場と押し入れが貼り終えました
そのままトイレの方も突っ走ります
計算では首尾良く一枚板で終われるはずが
貼り終いは一分ほど残りました
長い間掛かった床板の貼り方も終わりました
終わりが来れば新しい段取りの始まりです
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床板も玄関や水周りの平屋までやってきました
玄関は赤身で色を揃えました
玄関の框と柱が干渉する所は手間を掛けて丁寧にします
此処からは土足厳禁になります
玄関が過ぎると床板の貼り方もほぼ終わりです
床板や落し板の施工が終わって家の全体が見えてきました
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追加のサッシを取り付けます
落し板が入っているので仕事が少し難しくなります
先に窓枠を組んで現場でサッシを合わせておきます
落し板に干渉する部分を削げば
それはまるで炉縁の様です
サッシを取り付けて窓枠を入れてみました
先行で合わせているので不備がある道理は無し
小さな窓から外を見れば大きな世界
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杏子の新芽が芽吹いて来ました
雛の節句も過ぎ去って春が近づいて来ました
竹木舞のまま放置で半年間
雨風に晒された半年間
色が落ち着いてきました
縄で編まれた割竹と間渡し
土の匂いがし始めました
そろそろ竹木舞から土壁になります
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床板も終点までやって来ました
最後はやっぱりやり送って収めます
平屋部分を残して全ての床板が貼れました
床板が先行なので落し板を合わせるのも簡単です
壁が出来て家らしくなってきました
残るは玄関と水回りです
居場所が無くなった模型は家屋の外にて傍観中
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柱の欠き取りが出来たので床板を貼っていきます
手間の掛かるのは貼り始めの一枚です
最初の一枚が貼れると直ぐに杉板を落としていきます
壁板を床板に落として合わせる方が圧倒的に簡単です
二階と同様に継は二箇所です
斜めに継ぎ合わせています
巾半間ほど貼れると床の全体が想像できます
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平屋の水周りより南側に戻ってきました
勝手口の枠は極厚の床板の切残しを利用します
一間半の鴨居を取り付けて
大きな掃出しの窓も取り付けました
三尺の追っ掛けが力強くそのまま化粧で見えます
床板を貼りたい為に彼方此方で仕事をしてきました
全ての中の一つの作業を積み重ねる事で全てが見えて来ます
床板を貼る前に柱の欠き取りをしておきます
段々と居場所が無くなってきた模型です
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平屋の水周りは特に窓が多いです
鴨居を取り付けて壁が立ち上がってきました
トイレの大きい窓
玄関ホールの細長い窓と洗面所の窓
洗面所の小さな窓
お風呂の小さな窓と天窓
お風呂の壁は桧の板貼りの大壁になります
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一階の仕事も少しずつではありますが進んできました
平屋の水周りまで仕事の手を伸ばしています
良く耳にする言葉は仕事は全体を見ながら
簡単に出来る所は簡単に出来るうちに全て片付けます
玄関土間から伸びる長い庇が心地良いです
南から沢山と陽が入ってきます
鉋で仕上げられた梁が陽に照らされて輝きます
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現場が変わりまして
広縁の天井板の貼り替えです
三間の広縁の天井板を撤去します
新しい天井板を現場に乗せてみて様子をみます
色が極端に違う竿は取り外しました
新しい竿を取り付けて天井板を貼っていきます
三間の竿を確保するのは難しいので継ぎました
最後の一枚の前の板は手と玄能しか入らないので
予め釘を打ち付けておいて手探りで打ちます
最後の一枚はどうする事も出来ません
煉瓦が有りました
最後の板の上に煉瓦を乗せて固定しました
地球に重力が有って良かったです
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二階の手間の掛かる仕事をほぼ終えて
安心して一階へ引っ越してきました
物を落としたりすると直ぐに傷が付く杉の床材を貼る前に
鴨居や敷居、サッシを取り付けて現場を広く安全にします
杉の落し板は上から貼っていきます
床板に干渉する所は床板を貼った後に終います
一階は落し板では無く上げ板になりました
手間の掛かる貼り終いが作業のし易い高さになりました
玄関に入って正面の壁は横長の窓が有って漆喰の壁になります
現場にある落し板やサッシが取り付けられて作業が安定してきました
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寄り道のつもりがしっかりとした仕事になってきました
二段の水切りは三寸の下地が首尾良く入る高さになっています
ややこしい妻側の三角は登り梁の下端に水切りが入って
サッシの下端辺りまで漆喰の壁になります
反対側はシンメトリー
ベランダの大きなサッシを付ける前に
床板を一枚通りだけ貼っておきます
下地が貼れると戸袋を付けます
戸袋は外壁と同化せずに独立しています
壁は水切も通って漆喰と焼杉の二段になります
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ベランダ側のサッシを取り付けてガラス戸が入りました
風に運ばれてくる塵や屑も室内に入らずにすみます
二階の室内はこれでほぼ戸締りが出来ました
外仕事が寒くて捗らない時は二階室内の壁を施工します
妻壁の小さい窓があるだけで日中でも室内が明るいです
一階へ降りるまでに寄り道をしています
漆喰と焼杉の水切りを取付けました
上が漆喰の壁でサッシの下から焼杉を貼ります
妻壁の三角もそのまま漆喰です
漆喰の下地だけ作っておいて一階へ移動です
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二階の妻桁の上の三角の壁を閉じました
小さな窓の鴨居と敷居を入れて窓を取り付けます
反対側も同じで落し板の切り残しを下地に使います
一面が杉だらけの壁に漆喰の壁は良く映えると思います
一階のサッシを取り付けるまでにまだ時が掛かるので
先に二階のガラス戸だけでも入る様に段取りします
ベランダの仕事は床板を貼るだけです
外壁の焼杉を貼る時に汚れてしまうので最後にします
二階の仕事は室内の間仕切り壁と階段の手摺が残っています
室内の壁板は作業場で既に切り揃えています
現場に入れて首尾良く貼っていくだけです
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一月も終わりで二階の方も目に見えて仕事が進んで来ました
杉の落し板の裏側はさらに一寸の杉板を貼り付けます
柱内に合計二寸の厚みの木の壁が出来上がりました
天井や床や壁が全て杉の木の現しです
ベランダからは陽が沢山と室内に入ってきます
二階の仕事も一段落、そろそろと一階へ引越しです
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両側の杉板を入れる前にベランダの敷居を入れます
敷居下の小さい杉板も短い束と同時に入れておきます
敷居は良く傷が付くので杉よりも固い桧を使います
鴨居も杉板と同時に入れます
鴨居は杉板を一分ほど削って起くらせてあります
鴨居と敷居が入れば両側の杉板を入れていきます
妻側の三角の壁は杉板では無くて漆喰を塗ります
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平側は窓が多くて手間が掛かりますが階段周りが杉板が入りました
階段の為の吹き抜けは一階の大梁の上端から落して込みます
二階の床板を上手く合わせて敷居まで登っていきます
難しいのは鴨居の上の杉板の壁です
全てが化粧で尚且つ鴨居を起くらせてあります
階段周りの廊下には手摺が付きます
追っ掛けの継ぎ目は縦の胴付きが見えるばかりです
ベランダ側に移動しました
落し板を入れる前に先ずは鴨居と敷居を入れます
鴨居と敷居が入れば落し板を入れます
両側の壁は掃出しの窓が入るまで保留です
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平側の杉の壁板へ仕事が進みました
手間が掛かって鴨居と敷居を二組を入れました
外で仕事をする事がまだまだ多いので
四隅の杉板の壁は貼らずに残しておきます
目に見える物が全て杉です
階段を上がった先にある窓は広々となっています
鴨居と敷居が入ったら隣の杉板を落としていきます
壁が出来上がる毎に家の強度は上がっていくのです
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二階の杉の壁板も折返し地点までやってきました
初めての仕事であっても答えは現場に転がっています
答えが早く見つかると仕事も早くなってきます
妻側の壁は両面共貼り終えました
壁の杉板はペーパー仕上げで柱は手鉋で仕上げています
仕上げの差が手鉋仕上げの柱をより美しくさせます
平側には沢山と窓が有るので簡単にはいきません
先に鴨居と敷居を入れていきます
鴨居の上の杉板は鴨居と同時に入れていきます
壁が出来てくると杉の表面積も大きくなってきました
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仕事が床から壁に大幅に変わりました
足場がしっかりあるので作業も容易いです
床板を貼ってるうちから落し板や鴨居などの材を少しずつを運んでいました
とりあえず調子を見る為に壁一面を貼ってみました
先に床板を貼っているので床に接する落し板は簡単に調整が出来ます
床板を壁板の後に施工するとなったら手間が大きく増えていきます
どんな仕事でも大切な事は段取りと順番、そしてそれに伴う技術と経験
棟上げの前から予め構成されていた傾向と対策のお蔭で仕事が簡単に進みます
一面が終わったので反対側も貼っていきます
鴨居や敷居が干渉する落し板を先に貼っていきます
柱は桧で鴨居や敷居はほとんどが杉です
柔らかい杉を固い桧へ取り付けます
壁が出来上がるとずっと家らしくなってきました
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