神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております   


この現場もそろそろと終わりです

祖父が棟梁を務めた納屋の方も探索をします

しっかりと目に焼き付けて今後の糧にしたいと思います



妻壁の方も貫を入れていると思われます

阪神淡路大震災を乗り越えた納屋です



母屋は丸太をそのまま鎌で継いでいます

こんな粗末な巾の揃わない材でも

屋根を見れば綺麗な起くり屋根になっています



登り梁は合掌で組み地棟に乗せる、側面は鉞で仕上げてます

垂木の巾は一寸五分で間隔は尺、野地板は三分ほど

このようなか細い垂木で重たい瓦と土を支えているわけです



地棟の梁は大きな丸太を使っています

地棟を入れないと歳月が経つと屋根が落ちてきます



子梁は束に差し込んで鼻栓打ち、今も尚効いています



下屋は地松の腕木にて出桁にしています

なんと六間もの長距離を柱を建てずに縁桁や瓦を持たせてます



縁桁も腕木の芯で鎌継ぎをしています



軒先が綺麗に通った下屋、人の努力に勝る技術はありません

電動工具も無い時代でもこれほどの家屋が建ちます

先人が残した物から学ぶことは多いのではないでしょうか





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