神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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現場に左官を入れて5日ほど
4畳半と8畳の和室の中塗りが終わりました
左官職人も時代の流れか
かなり腕の立つ職人が減りました
今回きてくれた職人もベテランで
自分の道具などを
勝手の良いように自作してる人です
中塗りだど、少し土が落ちたりしますが
藁などが見えて、とても風情があります
稀に中塗り仕上げを好まれる方も居ます
窓を開けて、2週間ほど寝かせた後
仕上げ塗りをしていきます
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久しぶりに
グミの木の探索に行ってきました
池の土手や雑木林によく自生しています
辺鄙な所に結構、大物があります
葉の裏は白、斑点があります
今の時季、実がなってきてます
葉の表は時たま黄色くなってます
幹にも枝にも鋭い棘があって
虹の様に曲がってます
こんなへんちくりんな木が
あんな黄色で感触の良い柄になるのです
見かけによらないとはこの事・・・・・
今回は切らずにそのまま帰ってきました
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天気が良かったので
庭の手入れをしました
侘助に少し変化が・・・・
上記の写真、加賀赤八朔
去年、庭に入れた富岳の雀
咲き始めてる
いや、鳴き始めてるのか・・・
春が近いということか・・
この中途半端な咲き具合が
侘びさびと言うのでしょうか
花は満開になってしまえば
誰もが知る美しさではあるが
この満開になる前の
未完成がとても風情があると思います
八朔の方も枯れ際で花弁がくたびれてる所がなんとも
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地元の先輩に頼まれまして
将棋盤を作って欲しいとの事
埃をかぶって眠っていた栂の木の
端材でこしらえました
樹齢は何年でしょうか
100年からの様な感じがします
将棋盤の知識が無いので
適当な板目で厚み一寸にしました
寸法は尺2寸5分(39センチ)ほど
はたしてこれでよいのか・・・・
マス目もどうするのでしょうか
とりあえず後日
暇を見つけて持って行きたいと思います
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東京鑿鍛冶の名工、田中一郎さん事
宝龍斎長弘の際カンナと白柿です
長弘は鑿鍛冶で有名ですが
今回はカンナです
際カンナは胴付きを合わせるに使います
白柿はその胴付きを毛がくのに使います
今回使ったのはここ
既存の家と新居を結ぶ廊下の
フロアと縁甲板を合わせるのに使いました
真っ直ぐな定規で白柿でけがきまして
丸のこで余裕を残してある程度取り除いて
最後に際カンナできっちり合わせます
ボンド(接着剤)を付けて
フロア2枚分を最後におがませて入れます
1ミリの誤差もなく首尾よく合わさりました
きっちりとした仕事をするには
際カンナも白柿も左右対称必要としますね
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今日の稽古
日中、少し暑くて
日が落ちて急に寒くなったので
体調が悪い状態の稽古になりました
今回は茣蓙をひいて
向こう切りで本勝手のお点前
初の試みでしたが、少し変化があるだけで
基本の所作は同じです
茶の湯は小習いの鍛錬に尽きます
茶器は吹雪、遠州好七宝蒔絵です
今月はお茶事があります
先生方の前で一手前披露は必定・・・・
どんなお点前を申し付けられるのか
今の所、ヒントも無いので怖いですね
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現場から、今日はプリント合板をはりました
一部屋、貼り終わるのに
結構、暇がかかります
板が反っていたり、ねじれてたり
ボンド(接着剤)を付けて、ピンネイルで止めていきますが
ねじれがきついので、ピンネイルでは役不足な時があります
そんな時はクランプなどで押えます
ボンドが乾くまでは、他の仕事をしたりと
どんな仕事でもそうですが臨機応変です
窓枠はケーシングを取りつけました
ケーシングだと後から取り付けるので
合板も色んな所で融通が効き、仕事に余裕が出来ます
一工夫で手間をどんどん省いていくのも
仕事の醍醐味の一つです
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先日の姥目樫を頭に
グミの柄を挿げてみました
頭の方も削らず、そのままの形で薄皮残して
柄も薄皮を残して仕上げました
削らずに仕上げるのには
ひつ穴を正確に空ける事です
ほとんど一発勝負なんで案外と難しいです
この後、両面を丸くヤスリでこすって完了です
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実家の姥目樫を切り取って
2年ほど日陰で乾燥させました
何に使うのかというとかけや(木鎚)の頭に使います
姥目樫は備長炭に使う木材で有名です
堅くて、粘りがあって
密度が高いせいか重みがあって
効きが良いのも特徴です
柄を付けたらまたアップしたいと思います
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寒い日が続きます
今日は風がきつくて
家の中で過ごしてました
余りの寒さ故、薄茶を点てました
茶碗は薩摩です
白い肌にシンプルな絵付けが特徴です
絵付けはなんでしょうか
桔梗、アジサイ、すすき、菜の花
美味しく頂きました
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明石淡交会の初釜茶会へ行ってきました
あまりの寒さが酷なのでお昼入りで
濃茶席は例年通り
真台子を使ったお点前
相変わらず、正客の席を巡って譲り合い
なかなかお手前が始められません
毎年の事なので事前に決めておけば良いと思いますけど
瀬戸焼きの茶入れや萩の茶碗が並びます
薄茶席では、今回は点茶盤を使ってました
干菓子も東京から取り寄せたり
随所にこだわりがありました
床の方は書が座亡斎
お花がげっかんと言う椿らしいです
香合ははまぐりです
初釜が終わってやっと正月が終わった感じです
今年も色々、活動していきたいです
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寒い日が続きます
今日はとくにさむかったですね
足の先も若干しもやけで痒いです(汗
乾燥もして、身体のあちこちが痒いです
うちの庭で育ててる茶椿が寒さで
あんまり咲きません
この時季、静謐な庭を飾るのは椿やサザンカですが
かなり開花が遅れてます
寒さでつぼみのまま終わりそうな椿(侘助)もちらほら
上の写真は加賀赤八朔と師人と言う名の侘助です
なんとか咲いた2つの侘助です
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今日のお点前は
長板を使った棚のお点前
茶碗は織部の筒茶碗
茶器は日の丸茶器
仕事が忙しかったので
風呂にも入らず、着替えて
直、お師匠の元へ
身体が冷え切ってたので
所作がガチガチ
まだまだ寒い日が続きそうなので
みなさんも風邪に気を付けて
のりきっていきましょう
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ドアと引き戸の出口が重なるため
ドアの開口時の巾を
出来るだけ抑えたいとの事で
こんなドアを取りつけました
初めて取りつけました
施工は戸惑いましたがうまくできました
で実際ひらくとこんな感じでオープンです
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苗代グミの小枝をうまく使って
柄にしてみました
薄皮を残して仕上げました
小さいダルマ玄翁です
小さい鑿を叩くのに良さそうです
持ち手の所は節が3つ重なって
で盛り上がってます
ちょうど握りやすいです
原木から切る時にあえて
小枝の重なる所が持ち手になるように
狙ってきります
注文通りのしあがりになりました
柄が左右に曲がっていても
芯が合っているので立ちます
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押し入れに使おうと残しておいた
桧の2寸角の根太
久しぶりに手にとったら
めっちゃ曲がってました・・
右に左に上下
木ってこんなに曲がるですね
プロペラみたい
半間(1m)×4本に切って
そのまま根太に使いました
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山弘鑿こと
新潟三条市の名工岡山猛さんが鍛えた鑿です
数年前に某オークションで手に入れた鑿で
出品当初は柄も付いて無くて錆びだらけでした
ただしっかりと使い込んでる所から
良く切れるんだなと判断して落札しました
そこから柄をつけて、使い続けて数年
すごく砥ぎやすくて良く切れます
しっかりと鍛えてあるので鋼がまがったりもしません
ただ裏(写真右)に沢山、錆びがあって
砥ぎ進めて行くと途中で刃が欠けます
しかし使いがってが良いので
それでも大事に使っています
良く切れるだけに実に残念です
道具は大事にしながらも
とことん使い切ってこそやと思うんです
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今回の内装の壁はプリント仕上げです
一昔前に良く流行りました
僕が弟子入りしたての時に一件ほど
プリントを貼ったのを覚えてます
その時はひどく難しい仕事だなと
思っていた事を思い出しました
今日はトイレと洗面を片付けました
今は首尾良く簡単に貼る事が出来ます
それだけ成長したんだなと思いました
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今日はクロゼットを片付けました
一間半(3m)あります
ベニヤを隙間なく貼って壁は完成
枕棚もつくりました
幅は50センチほど
結構いろんなものが置けると思います
棚下には1本ステンレスのパイプを取りつけます
ハンガーで沢山、服をかけれると思います
施工中の間は僕の道具入れとさせて頂きます
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相変わらず、柄入れしています
今日は左端の一本を仕上げました
カンナで削って、ペーパーで仕上げてみると
何か色がおかしいです
写真で分かる様に
黄色の中に茶色が沢山混じっています
木口を見ても、冬目が茶色いです
本来のグミの木は下記の写真みたいに黄色
雑木林にグミ狩りを行った日々を思い出してみると
秋グミかな、と思ってみたり
数年前に秋グミを切った覚えはあるけど
でも何となく秋グミの年輪ではないし
この辺りではほとんどのグミが苗代グミで
秋グミ自体が少ないんです
切り旬がまずかって
水分が十分抜けずに乾燥されてしまったか
上記の写真のカケヤの柄は
半年、水中乾燥させた秋グミです
茶色になってます
やっぱり水と関係あるのでしょうか
本職の柄入れ屋さんなら
色の悪い柄は省かれてると思います
ある意味、貴重な柄ですね
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今日は足場を撤去してもらいました
外の仕事は電気、水道の引きこみ
犬走りやアプローチの左官仕事を残すのみとなりました
内装の方は7割といった所でしょうか
やはり土壁を乾かす分、工期が長くなりますね
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お施主さんからもらった
かりんとう饅頭、めっちゃ美味しいです
茶会などで美味しいお菓子を沢山、食べてますが
このお菓子、絶品です
食感がすごく良いんです
皮がかりんとうみたいで
是非、ご賞味あれ
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穴屋鑿と一般的に言われる鑿です
播州では普通に首長と言ってます
主に深いホゾ穴(通し柱や縁桁)を掘る時に使います
梁の仕口の加工にも稀に使います
一年に一回、使うか使わない程度の道具です
無かったら無かったで困りますし・・・
写真の鑿の形は寸4(42ミリ)と8分(24ミリ)です
多分、この2本があれば大体の作業は出来ます
左の鑿は錆び切っていた為、銘は分かりませんが
紙ヤスリで錆を落として砥ぎ直しをしてると
読めないが文字がありました
なんとなく古い鑿の様な感じがします
右は新潟の三条のものだと思います
柄は両方とも、数年乾燥させた苗代グミです
使い勝手はさほど使って無いので
いまいち確信が持てません
どんどん使う機会があればいいのですが
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以前、黒染めしておいた鑿を柄つけしてみました
錆びだらけだった鑿が綺麗に仕上がりました
今回は丸鑿です、丸太の加工や
石などのひかり付け加工などに重宝します
縁があって巡ってきた鑿
大事に使いたい所ですね
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