神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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階段の手すりを付けました
踊り場を広く取る為に
笠木を開口に合わせて下げました
すると今度は手すりが短くなるので
引き戸の帆立部分まで伸ばして
90度に回転させて
何とか取付に成功しました
お施主さんの要望に
何とか答える事が出来てホッとしました
根太の補強、座板貼りも完了して
壁のプリント合板貼りの作業が
素早く出来そうです
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久しぶりに
近所の陶芸の先生の所へ遊びに行って来ました
工房にはさまざまな陶器があります
茶碗、花入れ、コップ、お皿
焼きの種類の方も
織部、瀬戸、丹波、備前と
暇があれば入門して
指導を乞いたいですが
未だ自分好みのものが分からないので
見てるだけにしています
織部の茶碗
三島の水差し
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2階にうつりまして
根太の補強をしています
2階は8畳の畳の部屋
畳屋とお施主さんと打ち合わせた所
床がふわふわして気持ち悪かったので
畳をあげると、なんと
根太が全く入って居らず
半間(1m)おきにか細い丸太がある程度のものでした
レベル(水平)もでたらめだったので
床板の総張替の形になりました
根太は芯持ちの桧2寸角、通常の根太の一回り大きいものです
座板は杉の7分板、通常の座板より一回り大きいものです
まず部屋の四方のレベルを合わせて
座板に全ての根太を絡ませて
その上で根太受けで根太を固定していきます
あとは成る様にして
丸太に端材をかましつつ
座板を並べて固定していきます
これできっちりした畳の部屋が出来上がります
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リフォームの現場から
内装の壁をめくると
古い松の丸太梁が見えてきました
播州の地松だと思うのですが
虫が沢山、木を食べています
夏目(柔らかい部分)をメインに食べています
夏目は夏に育つ部分で
日光をいっぱい浴びた木は沢山、成長します
座板の方も松の木で
これまた沢山食べられてます
交換出来る部分は出来るだけ
補強しなおします
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寒暖の差が激しい中
綺麗に花を付けてくれました
太郎冠者と古都の香
太郎冠者は別名有楽侘助
かの有名な織田信長の弟
織田有楽斎長益が愛した椿です
有楽斎の茶室如庵の庭には
この太郎冠者が沢山植えられてます
まだまだ寒い日が続くので
今少し、椿の花を楽しめそうです
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こざ板、敷居、フロア・・・階段と
仕事が難い所から段取りよく施行しています
今日は階段です
大概の階段は側板を柱に取り付けて
がっちり施工していきますが
今回は何かハシゴみたいな階段です
納屋の階段のみたいな感じです
取り付ける柱もあても無いので
フロアにホゾ穴を空けて取付ました
案外、全部組み立てるとしっかりします
手すりの笠木は
既存の台所の付棚の天板を
三つ割にして再利用しました
材が無ければ無いなりに
見立てて使うのも
リフォームの醍醐味でもあり
努力の一つでもあります
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今日は玄関のこざ板の取りつけをしました
お施主さん所有の古い松の床板を使って欲しいと
頼まれまして、3枚あったのですが
巾が足らないので2枚貼り合わせる事にしました
同じ木が偶然2枚あったの上手く
木目を合わせて、一枚板の様にしました
大変良く曲がっていたので、水平にするのに
木が薄くなってしまいましたが
根太の数を増やして努力しました
近くで見ると、分かりますが・・・・
とにもかくにも
お施主さんが大変よろこんでくれたので
良い仕事をしたと勝手に思ってます
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リフォームの現場から 台所の壁貼りが完了しました
老朽化で柱も傾いて とてもレベルを合わせるのにてこずりました
一番大きな壁を先に仕上げて
そこから寸法を測って
その他の壁を立ち上げていきました
これでシステムキッチンの施工は可能になりました
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今日は雪がちらつく中での仕事でした
先日、暖かかったので
現場の水仙や白梅、紅梅が咲いてます
昔、紅梅の枝を切った事があるのですが
切り口を見たら真赤です
ちなみに白梅の方は普通
いや切り口は白いのか
とにかく色なしです
そろそろ暖かくなってもらわないと
体調管理に困ります
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今日の稽古は
雲龍釜を使いまして
続きお薄のお点前をしました
ひさびさの続きお薄でした
思い出しながらの手探りなお点前でした
茶入れは肩付で萩、板倉新兵衛
薄茶器は吹雪で遠州好みの
七宝蒔絵でございます
寒い日には
温かいお茶がもってこいです
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良い鑿は中子が太い
今回の鑿は神戸橋本の鑿です
もう大分昔に廃業されてるので
あまり見かけるのも少ないと思います
今まで柄入れしてきた中で
一番、中子が太いと思われます
どれほどの切れ味か試すの楽しみです
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現場がかわりまして
フロアを貼り増しをしたり
キッチンの取り換えなのどリフォームをしています
既存のフロア材はボンド(接着剤)が切れて
乗るとふわふわしています
20~30年前のフロアは何処の家も大体
今頃になってこんな感じになっています
しっかり直すなら、フロアや根太を外して
新規に一回り大きい材を使って施工しますが
手間が大幅に増えるので経済的余裕があればお勧めします
古いフロアの上から貼る方法でもフロアが2重になって
上から乗ってもふわふわ感は無くなり、しっかりします
既存の敷居は鑿で削いで
そのままフロア材を貼って、バリアフリーとします
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曇りの中、夙川へお茶事に行って来ました
今回は正午の茶事というものです
もう2月も終わりです
寄付き待合の床を見るに
お茶事の趣向は春のおとずれ
本席の道具は梅や新緑を表したものでした
初炭は姉さんにまかせて
茶懐石を腹7分ほどで、のんびり頂きます
主菓子残雪という名の白い美味しいお菓子でした
茶席を改めて、後入りします
釜は開口が広い姥口の釜
水差しは白薩摩、茶入れは古瀬戸
茶杓は大徳寺の誡堂、銘下萌
花入れは時代を感じる古い織部
花はさんしゅうと太郎冠者
濃茶、後炭と終わりまして
出番である薄茶へ
数時間正座のままだったので
さっさとお点前を進行いたしました
最後は師匠に薄茶を献上して退席いたしました
美女に囲まれながら
一足先に春を感じた一日でした
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以前、柄に使った芯去りの片割れを
同じく柄にしてみました
鉋で削っていると
なんと虫が出てきました・・・
鉄砲虫(カミキリ虫)やと思います
数年の間によくも沢山の穴をあけてくれました
柄尻の方がめっちゃ食われてるので
柄を切って使うか思案中です
しかし水中乾燥してもここまで食われるとは・・・
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大追の2分鑿の柄の入れ替えをしました
古い柄を木槌で叩いて分解した所
中子がガタガタでした
見えない部分ですが
中子がガタガタだと穴を上手く掘れません
上手く掘れないと、柄と穂先の密着度が無くなり
玄翁の叩く力が刃に上手く伝わりません・・・
鑿の形の精度を見るに
大概見えない所の手間も分かりますが・・・・
今度は度が過ぎるほどに
成りのままで作りました
柄は薄皮のままでヒツも角にせず、丸のままで
頭も皮を残したままで
何か箔が足りない気がします
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トマトベースのラーメン鍋をしました
具はラーメン、キャベツ、玉ねぎ、豚バラ、ニンジン、えのき
トマトが案外麺になじんで
結構、美味しかったです
鍋の色は真っ赤ですが・・・・
チーズを入れても美味しいです
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現場の方も大分すすみまして
中塗りも大方、乾いてきました
あと1週間ほどで仕上げが出来るのではないでしょうか
システムキッチンも首尾よく収まりました
一番、手間がかかる階段プリント貼りも終わって
一安心・・・残るは2階のプリント貼りを残すのみ
もう少しで終わりです
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未だにカケヤを作ってます
今回は姥目樫の皮が付いたままでの柄入れ
柄は苗代グミの芯去り材の大物
水中乾燥させました
色が少し悪いです、黄色の色素が抜けた感じです
水中乾燥させたに虫に食われました
柄入れは前回と異なり
上から落としていく感じです
落ちれば落ちるほど
ひつ穴と柄の密着度が増していきます
最終的にこんな感じになります
虫食いの道もあえて残して
滑り止めを演出
今回は趣にある柄入れになりました
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うまい具合で赤く錆びた鑿です
銘は大坪と打ってあります
左は叩き鑿の8分と9分です
右は半叩き鑿の寸4です
雨に晒しっぱなしだと
ただただ錆びるだけですけど
うまい具合に手入れすると
こんな風に赤く錆びる事があります
鑿の作りも丁寧で感じの良い鑿です
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豚足を生まれて始めて食べました
ちなみに前足です
ほとんど身がなくて皮ばかり食べてる感じです
味は特になくて、ゴム噛んでる感じです
ちょっと炙って食べると美味しいかもです
神戸の長田で買いました
ちなみに前足は150円、後足は130円
前足の方は発達してる分、大きくて高いです
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今日はお仕事が休みだったので
友人カップルと4人でランチへ行きました
久しぶりにしっかりとしたハンバーグ食べました
帰宅してからは茶入の鑑賞
九州の高取焼きで、作は喜恵さんです
形は文林、茄子、肩衝
喜恵さんの作品は何といってもラインがとても美しいです
女性の手のやさしさを感じますね
建築でも、ラインを要に置く建物が多々存在します
ほとんどが屋根の形状です
むくりとてり(反り)がバランス良く施された屋根は
まるで女性のくびれた腰やお尻のラインを創造します・・・
僕もまだまだ未熟者の部類ですが
色んな物を見たり、さわったり、感じたりと
勉強したい所ですね
話が大分、それましたが・・・・・
仕覆の種類が分かりません・・・・
どなたかご存じの方、教えてもらえないでしょうか
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寒い日になりました
現場のお寺でも本堂に庫裏と雪化粧です
紅葉の枝にも雪がのってます
梅の花がぽつぽつと咲き始めるこの頃
この寒さはこたえます
こちら南部では雪のちらほらも
風情の一つですが北部ではどうでしょう
過ぎたるはなお及ばざるが如し
という故事があるように
大雪は困りますね
お風邪にお気をつけて
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午前と午後の一服時に
休まず、ゴソゴソやり続けて
やっとこさ木鎚が出来ました
一つの姥目樫の枝を3つに区切りまして
グミの柄を挿げて
それぞれ趣の違う木鎚が出来上がりました
今回は薄皮や節のぼこぼこを
出来るだけ残して作成しました
グミの独特の曲がりや
姥目樫の微妙な曲がりも考慮して・・・・
なんといってもこの曲がり具合
昔は柄は真っ直ぐ挿げていた
自分に少しながら青さを感じたりと
色々、思いながらの柄入れでした
鑿を叩いたり、カンナを叩いたり
傷つけたく無い様な所に重宝しそうな感じですね
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