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神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております   
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杉の落し板を切っています、片面が化粧となります

汚れや傷がある場合は可能な限り切落としていきます



仕事を簡単にする場合は模型で採寸します



それを実寸の板で測れば

壁に何枚の板が必要か間違う事無く済みます



確実に寸法と枚数が分かる所だけの板を切りました

残す一梱包は窓の上下、これは棟上後に切り落します



仕事が終わったので手道具の整理をします

大変お世話になった茱萸の毛引きたち

手に馴染んで少しずつ光沢が出てきます



今回の仕事は機械も使ったので叩き鑿の出番はありませんでした

構造材の杉も柔らかいので薄めの半叩きで刻みました

使う度に美しくなる道具たちはまさに時代の茶道具そのものです





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一人ぼっち刻みが無事に終わりました

とにかく木や道具にひたすら向き合う事が出来た二ヶ月



常に高い集中力を保ちながら仕事が出来ました



贅沢にも全ての継手や仕口を一人で熟しました



棟上げの日を待つばかりです



一番の功労者はやはり模型だと思います

棟上げの日にも現場に持っていこうと思います



間髪を容れずに次ぎの仕事を入れていきます

柱内に入る杉の落し板の手配をしていました



杉の一等材ですが化粧面はとても綺麗です



その寸法に切っていきます

棟上げ後の段取りも今の内にしておくと焦らずに済むのです





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風炉の茶花も終わりまして

照葉と椿が目立つようになってきました



浜梨の照葉




花梨の照葉



棗の照葉



空木の照葉



土佐水木の照葉



そして椿は西王母が咲き始めました



西王母と土佐水木を入れてみました





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先週は色々と忙しく半端になっていた

通し柱の墨付けと刻みの続きです



残す所、この二本となりました

五寸角ですが芯墨は二寸にしておきます



左右対称の通し柱なので一度に墨付けをすると捗ります



刻み後は鉋で仕上げます、通し柱の弱点は断面欠損の多さです

貫通すニ方のホゾは目一杯で交差させず間を残しています



養生紙を貼り付けて通し柱の刻みが完了

管柱はそれぞれと長さが違いますが

四本の通し柱は全ての長さが同じです





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先日は大阪まで足を伸ばしてお茶事に行ってきました

お茶事は実に久しぶりなので作法も覚束無いままでした

そんな不安な心をまずは山茶花が安んじてくれました



色の少ないこの季節は石蕗の黄色が良く目立ちます



門を潜ると山紅葉が半分ほど紅葉していました



外露地にはお茶の木の白い花が咲いていました



楓の木の隙間より見えるのは小間です



今回の舞台はここ汎庵

どんなお茶事になるか胸が膨らみます



関 南北東西活路通と言う一行があります

心の関所さえ通過すれば人は多くの人と関わる事が出来ます

これも茶の湯の醍醐味だと確信を持てるお茶事になりました

西日と紅葉、そして少し肌寒い風がとても気持ち良かったです





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通し柱に掛かる前の最後の余興

桁の上と大屋根に間に入る面戸板を仕上げました



ベランダの貫も仕上げました



全ての刻みが終わりこの通し柱にその全てを反映させます



まずは五寸の角物に木造をします

一面を水平にして差し金で直角にしていきます



胴差の寸法を柱に反映させ墨を付けます



落し板や床板の欠き取りもこの時に片付けます



土台部分は落し蟻にして基礎まで落ちてきます



差物が三方に入って来る通し柱が仕上がりました

残すは三本、しっかりと心に刻んでいきたいです





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仕事の休憩時間に竹の花入れを作っています



切残しは茶杓の材料になる予定です

胡麻と染みが景色となる様な茶杓を目指します



樋が深い竹を輪切りにするとハート型



ハート型は竹の落しになりました



天日に晒した後、陰干した竹で一重切りを作りました



横から見ると染みの斑点が出来ています

無双釘より花釘が似合いそうな花入れになりました



半枯れの一重切りは丈も花窓も長く作りました



大きな傷があるので花窓は小さくしてみました

小ぶりな椿の花が良く映りそうです





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柱の鉋掛けがそろそろ終わりとなりました

桧に香りに包まれながら気分良く仕事が出来ました



節が沢山とある柱は仕上げるのが難しいです

力を入れたりゆっくりと削ったりしながら逆目を調整していきます



養生紙を貼り付けて柱の刻みと仕上げが終わりました

建方の日までここでしばらく休んでもらいます



通し柱の墨付けに掛かる前に少し休憩がてらに

束の刻みと仕上げに取り掛かる事にしました



登り梁にかかる束は隣に既製品の窓が入ります

原寸図を書いて採寸していますが万が一の事を考えて

ホゾの巾を狭くして左右に逃げ切れる様にしています



意外に仕事が多いのはベランダの手摺の支柱です



貫穴を空けるのに予想以上に手間がかかります

貫が正味一寸なんで削り代をみると

一寸穴では如何ともし難く九分五厘穴を空けています





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建方の日まで時に余裕があるので

少し刻みのペースを落として仕上げの質を上げています



赤身がとにかく強い桧です



研いだばかりの鉋で削ると柱が一段と光っています



逆目も節も綺麗に仕上がります



一階の柱が黒い墨で二階の柱が朱の墨です



残る二階の管柱は12本です

これが終わると通し柱の墨付けに入ります





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今日はお施主さんが刻み風景を見に

作業場に来て下さったので小さな茶会をしました



無事に家が建つように思いを込めて一席を設けました



今回もこの木風炉を使いました

藁灰を整えて炭を入れるとまだまだ使えます



建築予定地には立派な柿の木がありましたが

建築物に被ってしまうので切り倒してしまいました

その柿の木の思い入れもあり木守りの棗を使いました



上から見ると茶道具は実に丸形が多いです



太陽の光が西へ傾く昼下がりには

竹木舞から差し込む光が一番綺麗に入ってきます

茶会で心が一新した後は刻みの最後の追い込みです





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今日も柱の削りです、とにかく遮二無二削っています

前回の自宅での柱の仕上げでは酷い労力を要しましたが

今回は四面加工された角物なんで鉋の掛かりも良く作業が捗ります



節が有ってもしっかりと削り上げます

職人としては非力な身体ですが節がある所は

鉋を柱に密着させながら力を入れて押えて削ります



削ると綺麗な赤身が見えてきます



目線を低くすると光沢が出ている事が良くわかります



一日掛けて一階の柱のほとんどが仕上がりました

仕上げられた柱は紙を貼り付けて養生します



単調な削り仕事ですが終わりが見えて来ました

残す所は二階の柱だけです





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日曜出勤した効果もあり手間の掛かる

管柱の刻みが全て終わりました



作業台が四頭空いたので通し柱を移動しました

通し柱の刻みは一番の楽しみとして最後にとっておきます



通し柱のあった高い方の作業台で柱を手鉋で仕上げていきます



一等材とは思えない綺麗な木目の吉野桧です



良く脂が乗っているので仕上げが簡単です



機械で仕上げた柱は艶が消えてしまいますが

手鉋で削った後は柱に艶が出来て光輝きます

手道具を扱う大工職人が建てる家とはこういう物です





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柱の刻み第二段回までやってきました

この段階が後半の要となります



厚みを揃えて巾を決めて込栓穴を空けます

今回は材同士を寄せる為の栓では無くて

ただホゾが抜けない程度に木に対して優しく入ります



柱と桁の胴付はどうしても気になる所です

平面になっている材で綺麗に刻めてるか確認します



壁になる杉の落し板の溝の加工は

図面を見ながら拵えていきます



基礎まで落ちて来る柱は落し蟻にしています



込栓はとりあえず200本用意しました

全ての柱の上下に差し込みます



柱は色々と仕事が多く作業が進みません

一本一本同じ様で場所が変われば加工も変わってきます

今日は一階の柱の全てが終わりました、残すは二階です





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かのんが神戸にやって来て二ヶ月が経ちました

怪我も病気も無く健やかに成長してる模様です



前足を伸ばしてみたり



寝ころんだり



お腹を見せるのは信頼の証



犬親方の方は冬に向けて冬毛を蓄えてます

紐が砥石に絡まって夜中の間に研ぎ場を荒らします

京都中山の砥石が気付けばこんな所にありました



叱ると拗ねて恨めしい目でこちらを見ます



二匹同時の散歩に挑戦してみました

以外と喧嘩せずに散歩出来ます



犬親方と比べるとかのんが大きくなった事が分かります

これからどんどん寒くなってきます、冬かのんに乞うご期待





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柱の墨付けと刻みをしています

何かと仕事が多くて目に良く付くのが柱です



一階の柱の墨付けとホゾの厚みが終わりました



高低差の激しい二階は特に慎重に

長さを模型で確認しながら墨を付けていきます



四角の柱のどの面が良く目に付くのかは図面では無くて

模型を覗き込んで見え方を考慮して方向を決定します



節が有無よりも木目が綺麗な面を優先しています

木目が通っている木は曲がり難いので建具が入る所に据えます



通し柱を残して管柱の墨付けが終わりました



この後ホゾの厚みを揃えて巾を決めて

込栓穴や壁板の溝をあけていきます





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十月も中頃を過ぎると茶の湯も風炉から炉に変わります

お茶花も風炉の山野草に変わって椿が主花となってきます

椿では無いですがお茶の木の白い花が先駆けて咲きました



萩の花も最後まで頑張っています



藤袴も咲いています



今季の紫式部はあまり元気も無く身を少し付けただけでした



野牡丹も咲いています



先日の茶会で残った花を玄関の洞棚に置いてみました

何時も花を絶やす事の無いそんな人生を目指してみたいものです



お茶会で残ったお菓子を頂きます



のんびりと薄茶で頂きました

仕事が終わってこの一時がとても気持ち良いです





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竹木舞の新居を貸し切ってお茶会をしました

完成してしまえば二度と作る事が出来ない一期一会のお茶会です



僕が担当したのはこの杉の端材で作った木の風炉です

初の試みですので寸法を定めず鑿で遮二無二掘ってみました



そんな木の風炉は当然ながら火に弱いので工夫を凝らしました

底瓦には小皿を敷いて表面に見えている木口は全て灰で覆います

そしてその灰の上からさらに藁灰で覆って火の用心をしました



炭を置いて本当の木風炉が完成しました

前瓦は庭に転がって青味が帯びた小石を見立てました



竹の花入れは自作の一重切りです

花は杜鵑草、野菊、そして田圃の土手で見つけた名知らずの蔓物



一階の薄茶席の用意は全て完成しました

道具は孟宗竹で作った細水差しと建水、そして薄茶器です



一階薄茶席の前に二階の茶室にて濃茶を頂きました

竹木舞から気持ちの良い風が吹いて掛け軸を揺らします

そんな自然の音とお点前の音だけが茶室に響きます



薄茶席に降りて来る頃には炭もいこりまして

湯加減も良いあんばいになっていました



日も落ちて暗くなってきたので蝋燭に火を灯しました

暗闇の中での灯りがまるで夜咄の様な一席となりました

道具は消えてしまっても心にある物は消えません

みんなで作り上げるお茶会こそが心の宝となります





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作業場に柱が入って来ました

通し柱は五寸の角物です、管柱は四寸角です



横物が終わったので縦の柱の墨付けと刻みに入ります

吉野桧の一等材とは思えないほどの良材が入ってきました



等級は上小節や一面無節や二面無節も混じっています

不良在庫では無く在庫処分と言った感じでしょうか



木目の通った綺麗な桧です

節の多い杉と違い手鉋での仕上げが簡単になります



柱の墨付けこそがこの模型の一番の活躍所です

全ての柱に長さを書いてあります、ホゾの向きも簡単に確認出来ます



尺枝にその寸法を書いて柱に写すだけです



柱の刻みは三段階に分けてみたいと思います

番付けとホゾの厚み、ホゾの巾と壁の溝掘り

そして最後は手鉋での仕上げと養生紙を貼ります



柱の切り落しは床下の束にしたいと思います

無節も多いので和室の化粧束にも出来そうです





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仕事が一段落したので新居二階のお茶室に畳を入れています

未完成の和室やお茶室に畳を敷く事などまずありません



炉の尺四寸は人が立つ事は無いですが一先ず蓋をしました



亭主はこの位置より入室します

下地窓の前の畳が道具畳になります



竹木舞の下地から入って来る格子状の光と風が気持ち良いです



茶室へ行くまでの道筋には座板を貼りました



二階から一階の薄茶席を覗く事が出来るのも未完成の醍醐味です



一階の方は床に座板を貼り付けて茣蓙を敷きました



今回の薄茶席は杉の端材で作った木風炉を使います

名残の月だけに許された茶人の遊びの一席となります





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登り梁の刻みと仕上げもそろそろと終わりになりました

今週は色々と忙しく仕事だけに集中する事が出来ませんでした



木目がぼんやりしている柔らかい杉は仕上げ難く

脂がしっかりと乗っている固い杉は仕上げ易いです



10組の20本の登り梁の刻みが終わりました

合掌の胴付の加減で芯墨が大きく変わってしまので

とにかく尺枝で確認しながら地道に刻みました



追っ掛け継の長材は相変わらず組んだままにしています

乾燥に伴う反りを心配していますが何とか持ちそうな感じです



横架材の刻みが全て完了しました、残るは柱の束だけとなりました

先月より独りで刻んでやっとさ此処まで来ました、もう一踏ん張りです





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今日は大阪へ藁灰の稽古に出掛けていました

偶然にも秋の山野草展をしていたので思わず見入ってしまいました



見た事も無い花もありました、恒春葛というようです



可愛らしい河原撫子も咲いていました



銀水引、白い花が咲いています



桃色の段菊を発見しました、三段目まで咲いています



そして藁灰の稽古です、塩水に漬けて一晩乾燥させた藁を使います

藁の掃除をしましてほうろくで蒸し焼きにします

数時間掛けて出来上がった藁灰を並べます



駐車場の片隅にもホトドキスです



秋明菊も沢山と咲いていました

日中はまだまだ暑いですが花は正直です





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ほとんどの構造の刻みと仕上げが終わって

とうとう難関の登り梁に辿り着きました



原寸図を起したベニヤ板で寸法を再度確認します



数が多いので上手に熟せば手間は大幅に省く事が可能です

軒先の削ぎを真っ先に20本全て登り梁に施しました



棟木の上の落とし込みは一寸のメチを作って

登り梁がお互いにずれない様にします



桁に掛かる部分は勾配になっているだけで普通の相欠きです

上部の欠き取りは面戸板を落とし込みます



仮合わせをして最終寸法チェックをします

原寸図を書いて、現物に墨を付けて刻んでも誤差が出てきます

その誤差を何処で発見するのか何処で手直しするのかで

最終の仕上がりが大きく変わってきます



二分弱の誤差を確認しました

片方で二分弱の誤差が両方となるとほぼ五分の誤差になります



少しずつ手直しをして桁の芯墨を再度確認します

二間半(15尺)の芯墨がきっちり出てきました

大工職人の仕事は時には大胆になり時には繊細にもなります

対極を持ち合わせその技術を使い熟す、それが醍醐味なのです





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今年の長引く暑させいで茶花の成長が芳しくありません

暑いので良く水撒きをしていたせいか

水腐れに弱い椿の数本は枯れてしまいました

そんな厳しい一時を乗り切っても茶花は咲いてきます



遅れながらホトドキスの花が咲きました



水引は今年も大量に咲いています



昨年、近所の田圃の土手で見つけた野菊



擬宝珠は満開です



段菊は今の所、三段目まで咲きました



少ないながらも大毛蓼も頑張っています



現場の近所の発見した大毛蓼です

ここまで大きくなる物なんですね





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リビングの梁の仕上げが全て終わりました

乗っている短い二本は階段があるので半間ほど短くなっています



続いて下屋の棟木と桁、棟木は大梁に掛かります

もう少し長ければ梁を貫いて鼻栓で収めたかったですが

短かったので大入れの蟻で落とす事にしました



縦の大梁は二本並べて一気に刻みます

追っ掛け付の大梁のホゾは下でこの大梁はホゾが上です

墨付けと刻みをシンプルにすると手間も間違いも少なくなります



大梁の仕上げは二面、片面は外になり腰板によって隠れてしまいます



主要な構造材の刻みと仕上げが終わりました

峠を越えて坂道も怪我無く丈夫に下れたと思います

棟上げの時までしばらく休憩してもらいます



残すはこの辺りの登り梁と繋ぎ梁、そして柱です



繋ぎ梁は馬を精一杯広げてまとめて刻みます

一つ道具を持てばその道具で出来る事を全て一気に熟します





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久しぶりにお茶の稽古に行ってきました

季節が過ぎるのは早い物で名残月となりました



名残月は風炉釜が中置になって水指の位置も大きさも変わります

釜がお客さんの方へ少しずつ近くなりまして11月には炉となります



吟風一様松、風に吟ず 一様の松



今日の花

ススキ、吾亦紅、彼岸花、秋明菊、大毛蓼



玄関の方には自作の花入れを使って下さってます

今年も色々な花入れを制作して来ました

最近は仕事が多忙な為、満足に制作出来てませんが

暇を見つけてどんどん制作していきたいと思います





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