神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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腰板の貼り方も北側の家の正面までやってきました
障害が重なると仕事が極端に難しくなります
上の水切りと中の下屋根と下のサッシ
障害が同時に三つ重なる難所です
ここからは玄関と下屋根が別々の道になります
玄関の方は付け柱までが単調な道
階段があるので二本の梁が外に飛び出していません
下屋の三方を残して、もう少しで一周です
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手間の掛かる南側の腰板が貼り終えました
常套手段が通用しない時は新たに再加工します
実の袖はバーナーで焼いて再び焼杉に戻します
二回目の曲がり角
サッシの戸袋を完全に取り付けました
東側は裏側と同じです
障害物が少ないので直ぐに貼り終えます
三回目の曲がり角まできました
ここを曲がれば再び難所となります
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焼杉の貼り方、南側半分が過ぎました
幾ら障害を越えても障害が迫ります
障害に目を背けると直ぐに苦渋を味わう事になります
ベランダの腰もしっかりと見なければいけません
南側の梁は全て乗り越える事が出来ました
寒さを乗り越え、現場の水仙が咲き始めました
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現場の片隅にある梅が咲きました
焼板の貼り方、角を曲がりました
梁が多くて手間の掛かる南側です
梁の溝に焼杉を入れるのは一苦労
半間置きに梁が干渉してきます
サッシの下端まで焼杉が伸びてきます
掃出し窓の上は腰まで伸びてきます
一日を掛けて南側半分ほど貼れました
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焼杉の貼り方、始まりの一枚
焼杉の上端は水切の溝に入ります
始まりの後は受け入れていくだけです
大梁の溝には焼杉が入ります
焼杉は水をはじきます
黒中梁一点
焼杉に干渉する障害物が少ないので良く進みました
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胴縁の取り付けが全て終わりました
焼板を首尾良く貼る為に長く手間を掛けました
ベランダは一階から床板に干渉せずに
腰まで焼板が伸びてきます
白い漆喰と黒い焼杉が良く映えそうです
梁が多い南側は焼板を貼るのが手間が掛かりそうです
下屋から続く西側は単調なのでここは疾走のポイント
一つの仕事は全ての仕事に通じます
腰板を貼る上で最も重要なのは胴縁の下地なのです
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ベランダの腰板を貼るのに足場が無いので
先行で床板を貼ってしまう事にしました
束が立っている所は柱を少し欠き取ります
二枚の床板を拝ませて入れると胴は簡単に付きます
貼り終いの一枚を貼ると番付けが隠れてしまいます
透かしは四分にして水を下に切り落します
床板は二間と一間半が交互に手違いになる様に斜めに継ぎました
探せば直ぐに見つかる追っ掛けの継手
梁の渡りを何処まで伸ばせば
見栄えが良いか悩んだ夏の記憶が残っています
九の番は外で残っていました
そのまま残すか削り去るか思案中です
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今日は五事式の茶事でした
廻り炭をして遊びます
懐石を頂いてる間に炭がいこってきます
主菓子は菫
春来草自生
席をあらためます
三月なので釣釜と徒然棚
みんなで花器を持ち寄って花寄せ
お香と濃茶が終わって
そのまま花月に連絡していきます
干菓子は蝶と花
春を感じる結構なお茶事でした
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間仕切りの壁を立ち上げる為に二階に戻って来ました
室内の壁は五分の目透しの杉板です
トイレも形が出来上がってきました
納戸はまだ左右に裾壁が立ち上がります
寒暖の差が激しくて体調が悪くても
悪いなりに形にするの現場に入る職人の心得
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茱萸の端材を鉈で割りました
薄皮を残しながら削って黒文字にします
綺麗に割れた物は香合にします
瓢箪の共箱を作っています
箱が小さいので真田紐は使いません
小さな共箱には小さな瓢箪の花入れが入ります
杉の白太だけで作る共箱も綺麗な物です
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雨が上がったので再び外に出ました
下屋根が干渉する所は鋼板を立ち上がりに
沿わして胴縁を取り付けていきます
外に飛び出した梁は溝を作って
腰板を差し込んで水を切り落します
昼からは中で間仕切り壁の仕事
長い間仕切り壁は上から貼ってます
間仕切りの壁が立ち上がってくると
部屋が出来上がってきます
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切り残しの竹を使って花入れを作りました
姿勢は其処に在る竹を受け入れるだけです
一重切り
寸切り
一重切り
初釜で使った長い一重切りの共箱も完成
油抜きした竹は天日に晒されています
少しずつ白くなってきました
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腰板を貼る為の段取り
鴨居と柱に見切りを取り付けました
腰板が簡単に貼れる様に見切りには溝を掘っています
杉の胴縁を横に取り付けていきます
手間の掛かる妻側の三角も野地板まで腰板を貼ります
構造材の割れから雨水が入って
内部へ浸入するのを防ぐ為に溝を掘っています
間、髪を容れず腰板となる焼杉を段取り
外での仕事の都合が良くない時は
内部の間仕切り壁を杉の五分板で貼ります
試しに少し様子を見ました
仕事は常に数箇所が同時進行です
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外壁の厚みが出て来るので付け柱をしました
化粧野地板の残りを利用しました
鴨居を取り付けます
ここはサッシでは無く木製の戸になります
腰板が入る溝穴は野地板の雌実をそのまま転用
溝は三つ、引違戸と網戸が入ります
鴨居上の小さな壁は漆喰になります
閉じれる所は全て閉じる事が出来たので
これから腰板となる焼杉を貼る段取りに入ります
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床板が貼れて落し板も全てが終わりました
自分なりに創意工夫した落し板の施工
手間の掛かる仕事を理解し分解して簡略しました
玄関土間の横は下駄箱になります
桧の柱と框
落し板の裏に貼る一寸板も全て貼れました
切残しや傷が付いて使えなくなった落し板は
全て裏板へ利用しました
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床板の貼り方の最終章は先ず妻壁の三角を閉じます
トイレの三角の壁は漆喰になります
お風呂の三角も閉じてしまいます
物が落ちて床板を傷付けない為の仕事です
洗面場と押し入れが貼り終えました
そのままトイレの方も突っ走ります
計算では首尾良く一枚板で終われるはずが
貼り終いは一分ほど残りました
長い間掛かった床板の貼り方も終わりました
終わりが来れば新しい段取りの始まりです
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蝋燭で曲げた茶杓達も紐で縛って二ヶ月ほどが経ちました
茶杓を削り出して仕上げるのは作業としては簡単です
難しいのは思いを込めるに値する物語に多く出会う事
思いと言う意識が有るのと無いのではまるで違います
共筒に合わせて蓋も削り出します
蓋が綺麗に収まって共筒も完成です
突き動かされた思いをしっかりと受け止めて
残すは作業は筆を入れるだけです
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床板も玄関や水周りの平屋までやってきました
玄関は赤身で色を揃えました
玄関の框と柱が干渉する所は手間を掛けて丁寧にします
此処からは土足厳禁になります
玄関が過ぎると床板の貼り方もほぼ終わりです
床板や落し板の施工が終わって家の全体が見えてきました
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追加のサッシを取り付けます
落し板が入っているので仕事が少し難しくなります
先に窓枠を組んで現場でサッシを合わせておきます
落し板に干渉する部分を削げば
それはまるで炉縁の様です
サッシを取り付けて窓枠を入れてみました
先行で合わせているので不備がある道理は無し
小さな窓から外を見れば大きな世界
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杏子の新芽が芽吹いて来ました
雛の節句も過ぎ去って春が近づいて来ました
竹木舞のまま放置で半年間
雨風に晒された半年間
色が落ち着いてきました
縄で編まれた割竹と間渡し
土の匂いがし始めました
そろそろ竹木舞から土壁になります
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