神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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天井が出来てきたので床を貼り始めます
赤身勝ちの荒野地板を寄り分けて床板に加工しました
死節は切って継いでいけば上手に使えます
床全体の姿が見えてきました
柱を痛める首切りなどはせずに床板がそのまま取っ付きます
柱の面が大きい場合もいちいち床板をその形に切り込みます
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床の畳寄を取り付けました
床の近くにある下地窓から面白い光が入り込みます
壁に軸を掛ければ字が照らしだされます
床の中にも短い時間ではあるけど入り込みます
下座に花器を置けば花が白く輝きます
時が来れば床から離れていきます
太陽が下地窓の正面に来ると光も下地窓と同じ寸法になります
昼頃には形も変わってやがて消え去ります
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畳の間の押し入れの仕事です
天井は荒野地板の白太を集めます
天井裏への点検口を施しておきます
点検口へ入る天井板は釘を打たずに置いてるだけです
残った野地板は床に貼ります
奥の壁は土の大壁になります
畳の間での仕事もこれで一段落となりました
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踏石では無い庭石を半分に割り踏石にしました
大体の現場に置いて高さや向きを決めます
下駄箱の柱石も仕込んでおきます
モルタルで三和土の下地を作ります
玄関土間も三和土です
下駄箱の柱石も綺麗におさまりました
水分を含むと青くなります
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徳島の那賀町へ行って来ました
山林は殆どが杉の木です
山道には青石が沢山と転がっています
大きな木を伐採しました
葉が枯れるまで数ヶ月の間、自然乾燥をします
芯が腐っている木もあります
下流へ運ばれた木は製材をします
自然乾燥された木は特に木目の色が綺麗になります
角材に製材された木は均等に桟積みされます
さらに数ヶ月、自然乾燥されて出来上がるわけです
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二皮を剥いた藁を適当な長さに切り揃えます
割竹の上に敷いていきます
次は左官の出番です
藁の上に土を押さえながら被せていきます
この天井は全て天然素材の土と藁と竹と木で出来上がっています
茶道口からの眺め
労して出来上がった天井は一木一草の空間です
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道具畳と貴人畳の畳寄せから三尺一寸五分の交点は外隅です
尺四寸角の仮の炉縁を外隅に合わせます
その仮の炉縁の芯が蛭釘に掛ける鎖の落し所です
凡その位置に仮に付けてみます
下げ振りで様子を見ながら炉縁の芯に先を合わせます
良い按排になった所で蛭釘を固定します
屋根裏に登って補強を施したら再度確認して完了です
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畳の間も形が見えてきたので金物を付けていきます
床の間の天井は先行で浮造の杉板を貼ります
花蛭釘も先に付けておきます
そのまま押し込んで床の間に取り付けます
中釘だけの場合
花釘と軸の場合
花蛭釘と軸の場合
軸が長い場合は上座の狭い壁を壁床に見立てます
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割竹の天井も凡そが出来がってきました
天井に登り易い所を貼り終いとします
天井裏に登って最後の数枚を釘で打ち付けます
綺麗に出来上がりました
天井の高さは少し低めにしています
次の仕事は割竹の上に藁と土を敷いていきます
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作るはずの無かった後付けの床の間はあるだけで十分足りてます
床框は高価な銘木なんて使わず質素な間伐材の足場丸太を使います
畳寄せの上に乗せて取り付けます
床框は袖壁の向こうの柱に付けます
柱付けまで延びた床框の面に土壁が乗ってきます
畳の間の押入れは茶道具の収納場所
入口は茶道口も兼ねるので半畳だけ畳を敷きます
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四畳半の畳の間をすすめています
廻り縁の欠き取りは柱の欠損を少なくします
杉の廻り縁を取り付けます
足場丸太の柱もきっちり合わせます
差し鴨居の上の煤竹の欄間が廻り縁を干渉します
土壁でさっぱりと閉じてしまいました
反対側のリビングには溢れ出た土がそのまま仕上げになります
畳寄せも同時に取り付けました
畳の間は壁を大切に生かしたいので幅木コンセントにしました
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野間さんの個展に行ってきました
椅子
椅子
スツール
今回の主力は椅子でした
木地の茶箱もあります
ギャラリーの古民家も楽しいです
壁は藁が沢山入った土壁です
囲炉裏があります
天井は割竹の上に藁を乗せてさらに土を敷いています
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ベランダの内側は板貼りです
荒野地板の白太を寄り分けていました
綺麗な杉の白い木目で揃いました
入隅は拝ませてはめ込みます
下端は雨水が流れる様に透かすしています
階段を上がると見えるのがベランダです
洗濯物が良く乾きそうです
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二階の押入れの外部に野地板を貼りました
雨が良く当たり過ぎるの所なので土壁を諦めました
瓦からの跳ね返しの雨が酷い所です
台風の吹き戻しの際に良く雨が当たる所です
反対側は余り雨が当たりません
心配なのは下端がから一階に漏れる事です
室内の押し入れは後々に水屋になると思います
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リビングの天井のラス地を全て貼りました
梁の上端の丸みが良い塩梅で見える高さを天井と決めます
起くりがほぼ無しの四方水平の天井です
名栗仕上げの松の梁が際立つ様に天井は土を塗ります
風が良く通るので裏返しの荒壁が乾いてきました
廊下の天井は白太の穴開きの野地板を貼りました
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荒壁の裏返し塗りをしました
二階にあるリビング
階段と廊下まわり
土壁が地震の揺れを優しく吸収してくれます
寝室になるであろう畳の間
名栗仕上げの松の梁を一本通しています
土壁がそのまま人に無害な天然素材の断熱材になります
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腰板で赤身を使ったので白太が沢山と余りました
杉の白太は天井板に使います
柱を欠き取りたくないので廻り縁は無しです
壁は漆喰で天井板まで立ち上がってきます
玄関も全部白太を使います
廊下もそのまま貼ってきます
天井が全て貼れたら床の施工です
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リビングキッチンの天井下地が出来上がりました
キッチンとカップボードのスペース
スペースが狭いので壁内に色々と棚を仕込んでいます
化粧で見えるのは樅の木の梁
天井は少し起くらせています
白い漆喰に梁一本が良く映りそうです
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