神戸の片田舎で職人やってます、お茶漬けな人生を送っております
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台風による暴風雨の中でのお茶会です
お客さんが多いので茶碗を重ねてみました
花入れは半枯れの孟宗竹を切りました
鬼桶を模した水指は信楽で作りました
建水は孟宗竹の切りっぱなしに漆を塗りました
茶杓は竹木舞の壁下地である割竹で作りました
軸は放下着の字
お茶会が終わった頃には台風も過ぎ去っていきました
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ポニーあずきちゃんの現場です
夏の日差しの暑さから逃れる様に中での仕事をしています
家屋の中心に古材の欅を大黒柱として据えました
仕事は常に補強を兼ねながら動いています
北山杉の名栗を柱は腰掛待合の袖柱にします
六角の芯を決めて起ちを整えます
袖壁の下地で柱を固めます
雨晒の味わいがこの現場に良く似合っています
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現場が変わりましてポニーが居る改修現場に入りました
解体すべき部分は凡そ取り除いています
先ずは建増しの刻みから開始です
柱を起して桁を差し込みます
繋ぎ梁を入れると間取りが出来上がってきます
傾きを起こして込栓で固めていきます
垂木をながします
雨や日差しの事を考えて軒は長くしています
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障子に丸打掛釘を取り付けました
片方の障子に干渉しないように内に収まる様に取り付けます
本式の躙口なら戸板に付ける金物ですが障子を転用しました
桧の端材をサッシの溝型に加工しました
躙り易い様に段差が解消しました
動かない様にきっちり収めています
反対側の側面に取り外しの穴を施しています
茶会や茶事の準備はととのいました
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躙口の次は露地作りです
沓脱石は赤ポストの台座石を転用
飛石が定まったら真砂土を敷いて固めます
排水桝の上は延石を設置しました
他の飛石は全て家にあった物を使いました
躙口からのこんな感じで見えます
そこにある物を転用して簡易の露地が出来上がりました
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今秋のお茶事に向けての改修工事です
既存のサッシを取り外します
躙って入れる様にサッシとの段差は予め解消しておきます
障子は残したまま新しいサッシを取り付けました
サッシ付きの簡易の躙口が出来上がりました
炉縁と畳の段差も解消しておきます
畳が二寸で炉縁の寸が二寸二分五厘です
その差を炉壇の所で解消しておきます
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杉の木を削っています
鉋を研いで刃を付けます
小屋の桁を削ります
なかなか艶が出ない人工乾燥の杉
化粧野地板は一寸の杉板です
板材は機械で削ります
自然乾燥の板材は艶が良く出ています
柔らかい白太と硬い節刻み屋での仕事はこれで終わりました
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箪笥の仕事は仕上げの工程に入ります
木の表面をブラシで擦ります
冬目が浮き立った木肌になります
荏油を木目に染み込ませて色を調和させます
古色の引手を付けます
現場に据えおきます
漆喰壁の前にしっかりと座りました
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箪笥を組み立てました
一昼夜寝かせて外枠が出来上がりました
飛び出した木口は手鉋で面を整えます
前板には一寸の柾目板を半分に割ります
前板を現場に合わせて全体の様子をみます
良く脂がのった所は切り落します
抽斗は良く入る様に事前に長さを確認しておきます
同じ作業を繰り返して箱は全て揃いました
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新居で使う箪笥を作っています
材は目の細かい栂椹です
巾が足らない所は継いで一枚の板にします
朱墨で材に墨を付けます
穴の掘方は墨を少し残して刻みます
組立ては全て同時進行するのでいちいち仕事を確認します
加工は固過ぎず甘過ぎずの紙一重の仕事になってきます
一つ一つの正確を積み重ねて全ての材料の加工が終わりました
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新居に障子が入りました
障子を入れる事で光は優しくなります
リビングの掛け障子
障子の裏側
茶室の掛け障子
押入れから照明を当てると下地窓の影が写ります
障子の桟や枠は鴨居の巾に合わせて小さくしました
太陽が西に傾く頃には格子の影が写ります
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新居の玄関建具が揃いました
根石の一つに注目してみました
玄関戸を開けて網戸を閉じた時の表情
玄関戸と編戸を片方に寄せた時の表情
上からの表情
網戸を閉めて内から見える表情
編戸を開けて床から見える表情
戸を全て閉めきっても西側の根石の一部は顔を出しています
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小屋の刻み後半に入ってきました
桁を刻みは渡り顎にしました
桁の木口は割れが深いので黒檀で千切りをしました
桁を二本並べて登り梁の調子の確認をします
床束を刻みます
コンクリートで出来た束石で小屋を建てます
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所用があって改修の現場に行ってきました
野外階段を上ると片引きの戸があります
踊り場からの景色は緑がいっぱい
玄関からは風が良く入ってきます
玄関の側面には下駄箱と飾り棚
玄関の隣には洗面所と脱衣場
振り返って見ると無垢の杉の木の建具
横を見ると白漆喰の壁
上を見ると宍粟杉の野地板
下を見ると吉野杉の床板
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刃物を研いで小屋の刻み開始です
登り梁の刻み
人工乾燥の杉材です
繋ぎ梁の刻み
ホゾは二枚にしました
柱の刻み
繋ぎ梁と柱を仮組をしてみました
一本ずつ仮組をする事で棟上げが首尾良くいきます
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瓦屋さんから古瓦を貰いました
庭造りの材の一部として使わせてもらいます
玄関前にある排水升を瓦で囲います
瓦の固定は土壁の残りを使います
青い玉石を敷き詰めて排水升が隠れました
母屋との取り合いの坪庭
川石の柱石
下駄箱の青い柱石
押入れの下の升は形を少し変えてみました
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小屋の材である岡山生まれ岡山育ちの杉が刻み屋に入ってきました
墨差しを持って材に墨を付けていきます
こっちに曲がった木があればあっちに曲がった木もあります
身近に見える繋ぎ梁は表情が豊かな木目が目に入る様に墨を付けます
勾配がある登り梁は原寸図を書いて確実に長さを求めます
その長さを現物である材に写します
生き節が沢山とある頑丈な桧は柱になります
柱の切残しは無駄にする事無く床束になります
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